ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

上越市

サイトマップ

背景色を変える

文字の大きさ

キーワードで探す

現在地トップページ > 上越市の文化財 > 岩乃原葡萄園第二號石蔵

岩乃原葡萄園第二號石蔵

<外部リンク>
印刷用ページを表示する 掲載日:2023年6月1日更新

岩乃原葡萄園第二號石蔵(画像)

  • 名称:岩乃原葡萄園第二號石蔵
  • (名称ふりがな)いわのはらぶどうえんだいにごういしぐら
  • 指定:市指定文化財
  • 指定年月日:平成2年3月5日
  • 種別:建造物
  • 地域:合併前上越市(高士区)
  • 所在地:上越市北方1223
  • 所有者等:株式会社 岩の原葡萄園

徴証・伝来

 日本におけるワイン醸造の基礎を築いた川上善兵衛が、ワインの醸造と貯蔵のために自ら研究を重ねて設計した石蔵です。明治31年(1898年)に完成しました。
 石蔵の隣には、雪室(ゆきむろ)を設け、室からの冷気で石蔵内の温度を一定に保つよう工夫されています。また、8月から10月までの仕込み時期には発酵樽のまわりに雪柱を用いて発酵温度の一定化にも成功しています。これにより良質なワインの醸造が可能となりました。

 川上善兵衛は、明治23年(1890年)に自宅の庭にぶどうを植え、ワインの醸造に取り組みました。
 当時、日本のワイン醸造技術は手探りの状況で、いくつものワイン会社が醸造に失敗しましたが、善兵衛は、欧米の専門書をもとに、雪室を利用した石蔵によって、ワイン醸造を成功に導きました。

関連リンク

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

ページの先頭へ