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この阿吽一対の狛犬は、ともに像高24センチで、ヒノキ材を用いた一木造で、頭部から尾部までを一材から彫り出しており、わずかに表面に漆が残っています。阿形像は目を見開いて口を開き、髪を肩に垂らして耳を立てていますが、右耳と上顎部が欠失しています。吽形像は目を見開いて耳を立て、口を結んで上の牙を出しています。両像とも彫刻の手法などから、鎌倉時代の制作と考えられています。