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銅造十一面観音像懸仏

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印刷用ページを表示する 掲載日:2023年6月16日更新

銅造十一面観音像懸仏(画像)

  • 名称:銅造十一面観音像懸仏
  • (名称ふりがな)どうぞうじゅいちめんかんのんぞうかけぼとけ
  • 指定:市指定文化財
  • 指定年月日:平成19年6月1日
  • 種別:彫刻
  • 地域:浦川原区
  • 所在地:上越市浦川原区有島188番地
  • 所有者等:大日庵

徴証・伝来

 この懸仏は、像高26センチで、室町時代の制作と考えられています。台座も含めて一鋳で造られています。像は正面だけをあらわし、背面は空洞になっており、本来備わっていた鏡板は失われています。

 この十一面観音像は、頭上の仏面が二段であらわされており、上段三面、下段七面の計十面をいただきます(本面と合わせて十一面)。頭髪は細く耳にかかり、面長で引き締まった表情をしています。仏の身体的特徴の一つである三道(首の三本のしわ)をあらわし、条帛(じょうはく)と呼ばれる、肩からわき腹にかけて斜めに幅の細い布をかけています。
 衣文(えもん)にくらべると顔は丁寧に彫られ、左手はひじを曲げて胸の前に花瓶(けびょう)をもち、右手はひざの上にのせて数珠をもつ姿であらわされています。

 昭和62年6月11日に旧大島村の文化財に、平成19年6月1日に上越市文化財に指定されています。

 なお、大日庵はもとは大島区菖蒲にありましたが、平成23年7月1日に浦川原区有島に移っています。

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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