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木造大日如来坐像

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印刷用ページを表示する 掲載日:2021年3月9日更新

木造大日如来坐像(画像)
智拳印を結ぶ金剛界大日如来像

  • 名称:木造大日如来坐像
  • (名称ふりがな)もくぞうだいにちにょらいざぞう
  • 指定:国指定文化財
  • 指定年月日:明治39年4月14日
  • 種別:彫刻
  • 地域:合併前上越市(直江津区)
  • 所在地:上越市五智国分2111
  • 所有者等:国分寺(管理 明静院)

微証・伝来

 国分寺奥の院の岩殿山大日堂に安置されているこの像は、左手の人差し指を右手の掌で覆う智拳印(ちけんいん)を結ぶので、金剛界大日如来(こんごうかいだいにちにょらい)であることがわかります。

 像高145センチメートルで、頭部と体部は一木から造り、膝の前の部分と両手は別に造って組み合わせています。材質は榧(かや)と考えられています。
 当初は、木彫の表面に麻布を貼り、黒い漆を塗って磨いたあと、金箔を押す、漆箔像(しっぱくぞう)だったと考えられていますが、現在は金箔が失われています。
 頭上には宝冠をのせ、瓔珞(ようらく)(首飾り)臂釧(ひせん)(上腕につける飾り)・腕釧(わんせん)(ブレスレット)といった装身具を身に着けています。

 細くしまった腰や横に広くて薄い膝張り、全体的に穏やかな容姿など、平安時代後期(12世紀後半)の特色が見られます。大変美しい仕上がりで、中央(京)の仏師によって制作され、この地に運ばれてきたものと考えられています。

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