ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

上越市

サイトマップ

背景色を変える

文字の大きさ

キーワードで探す

現在地トップページ > 上越市の文化財 > 銅造薬師如来懸仏

銅造薬師如来懸仏

<外部リンク>
印刷用ページを表示する 掲載日:2022年10月27日更新

銅造薬師如来懸仏(画像)
吉川区の真言宗寺院報恩寺に伝わる銅造薬師如来懸仏  

  • 名称:銅造薬師如来懸仏
  • (名称ふりがな)どうぞうやくしにょらいかけぼとけ
  • 指定:県指定文化財
  • 指定年月日:昭和39年3月31日
  • 種別:工芸品
  • 地域:合併前上越市(直江津区)
  • 所在地:上越市西本町4-6-5(泉蔵院)
  • 所有者等:報恩寺

微証・伝来

 この懸仏は、吉川区山直海の報恩寺に伝わるもので、現在は住職を兼務する直江津の泉蔵院で保管されています。報恩寺は天平宝字2年(758年)に鑑真により開かれたと伝わる真言宗寺院で、もとは尾神岳山麓の神社「大神社」の別当寺院でもありました。この懸仏は、昭和27年に報恩寺境内の薬師堂取り壊しの際、偶然発見されたものと伝えられています。

 直径約31センチメートル、厚さ約1.5センチメートルの鏡板に、薄い銅板からレリーフ状に鎚で打ち出された尊像と台座、光背が留められています。像高は、台座を含めて約19.5センチメートルです。本像は、左の手の平に薬壺をのせ、右手は施無畏(せむい)印を結び、蓮華の上に座った姿であらわされています。線刻された衣文や連弁は繊細で美しく、丸顔で大きな目鼻と小さな口のおっとりとした表情、ふくよかな体つきでゆったりと座る様子は、平安時代後期らしいおおらかな雰囲気をただよわせています。

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

ページの先頭へ