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上越市への先輩移住者の声(小林夏季さん)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年12月3日更新

小林夏季さん(写真)

プロフィール 

 平成25年、神奈川県横浜市から吉川区高沢入集落へご主人と2人で移住。
 小林夏季さんは上越市出身、ご主人は神奈川県横浜市出身。降雪前は米と無農薬の野菜をつくり、農閑期は農産加工品の販売などを行っています。

移住体験談 

不安を抱えながらの地方移住

夕日(写真) 平成25年の冬、農業をやるため出身地である上越市へ移住した小林さん。しかし、当初は地方へ移住する気はありませんでした。

 小林さんのご主人は、東日本大震災のボランティアでがれき撤去の活動に参加。人生を考え直すきっかけとなり、幸せな暮らしについて考え、自然環境が豊かなところで農業をやりたいと思うようになりました。その後、福島県での農業体験を通じて農業のよさを確信し、農業をやりたいこと、二人の未来についての考えを打ち明けられた小林さんは「移住することで、大きな環境の変化や、友人と離れたり、趣味を続けられなくなったりすることに対して、不安や葛藤がありましたが、主人の熱い思いを聞いて、これを機に新しい世界に飛び込むのも面白いかもしれないと思いました」と移住して農業をやることを決意したと言います。

友人、恩人との出会い

農業研修(写真)

 東京の友人と離れてしまった小林さんですが、移住した冬に始めたスキー場での住み込みのアルバイトでは、多くの仲間に出会えたそう。「家族の支えや新たにできた友人のおかげで移住前から抱えていた不安から救われました。また、遊び方も都会にいたときと変わり、自然派なアウトドアが増えました」と新たな楽しみを満喫しています。

 雪が解け、農業研修がスタート。初めは園芸農家で研修を受けていましたが、小林さんのご主人が稲作をやりたいとのことから、吉川区の生産組合へ移りました。小林さんは地域になじもうと、生産組合で行われる田植えに参加。田植え機で植えられない角に苗を植える作業を担い、そこでペアになった平山さんは、都会から移住してきた小林さんを優しく迎え入れてくれたそう。「「よそ者」である私たちは、平場の田んぼを借りることに苦戦しましたが、平山さんのお父さんが田んぼを貸してくださいました。また、農協にも頼られる平山さんの下で、露地栽培による少量多品種の野菜づくりを学ばせていただいたり、食事に招いてくださったりと、平山さんは農業や暮らしの恩人です。平山さんがいたから、農業を続けることができました」。

新たな挑戦

野菜の収穫(写真)

 農業を始めて5年。小林さんは農業が自分に合っていると言います。「都会での仕事は屋内で行うことが多いと思いますが、農業をしていると、自然のよい景色を見ながら季節を直に感じることができます。また、農作業で体を動かし、安心安全な野菜やお米が食べられ、とても健康になりました」と農業のよさを話す一方で、「夏の猛暑日の中での作業は辛いです」と苦笑い。「でも、農業は私たちに合っていると感じるので、農業が嫌になったり、やめたいと思ったりしたことは無いです」と続けます。

 冬の農閑期は妙高市で働いている小林さん。収入について「春から秋は、米づくりと野菜の出荷で収入を稼いでいますが、これらだけでは生活は厳しいです。なので、冬はスキー場やホテルのアルバイトをしたりしていました。グリーンシーズンとウィンターシーズンで新たな感覚で仕事ができるのは楽しいです」と話します。6次産業化を目指す小林さんご夫妻は、今年の冬、自家栽培の野菜を使った豚汁やサツマイモのパウンドケーキ、お米などを販売し、新たな挑戦へ歩を進めています。

住めば都

畑(写真)尾神岳からの景色(写真)

 東京にいた頃とは、180度生活が変わった小林さん。吉川区での暮らしを、今ではとても気に入っていると話します。「鳥たちの声で朝がはじまり、山に居ながら日本海を望め、沈む夕陽は美しく、湧き水汲みや山菜採りなどのアクティビティを楽しめるなど、自然とともに生活を送っています。冬季の除雪は苦労しますが、自分たちらしく生きることができる今の暮らしは充実感があり、幸せです。地方へ移住することに不安を持っていましたが、「住めば都」ですね」。

 農業次世代人材投資資金(農林水産省・外部リンク)の受給終了が近づき、節目を迎えている小林さんは、農家として独り立ちするため、日々いそしんでいます。

(参考)農業次世代人材投資資金について
 次世代を担う農業者となることを志向する者に対し、就農前の研修を後押しする資金(準備型(2年以内))及び就農直後の経営確立を支援する資金(経営開始型(5年以内))を交付するものです。