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中山間地域ふるさと探訪(平成25年度秋)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年6月22日更新

11月

集落づくりアドバイザー事業「船倉地区集落づくり懇談会」を開催(安塚区船倉地区)

 10月29日(火曜日)、11月7日(木曜日)の2回、安塚区船倉地区で、高齢化や人口減少が進む中山間地域の課題解決のきっかけづくりとするため、集落づくりアドバイザー事業「船倉地区集落づくり懇談会」を開催しました。
 長岡造形大学の澤田准教授を講師に招き、冬になると雪が多く降る地でこれからも暮らし続けて行くために、今改めて考えなくてはならないこと、知っておいたほうが良いことを、講師にヒントをいただきながら一緒に考えました。
 また、愛着のある地域を守るということ、安全安心に集落で暮らし続けていくために用意しておくべきことを話し合いました。

 まず1回目の懇談会では、参加者が船倉地区を構成する上船、中船、樽田川の各集落に分かれ、雪が降った時に気になることや危ない場所を住宅地図に書き込みながら、危険箇所の情報などの課題を共有しました。

 2回目の懇談会では、1回目に書き込まれた課題に漏れ落ちがないか精査した後、その課題を「いつ」「誰が」「どのように」解決していくのかを話し合いました。
 この時、持続可能な対応策とするため、日常生活で少し工夫すればできそうな案を出してもらいました。1回目の話し合いの後、すでに対応策について話し合った集落もあり、「集落内に融雪剤置き場を新たに作り、集落の住民各々が近くを通った際に撒く」など具体的な案が多く出ました。
 春になったら今回決めた対応策の振り返りを行い、またやって来る来年の降雪期に向けて、同様の話し合いを実施する予定です。

 「地域のことは地域の皆さんが一番よく知っている」という言葉を投げかけ開催した今回の懇談会でしたが、想像以上に参加者の皆さんが関心を持ち、自分たちの地域について考え直す場になったと感じました。
(安塚区担当:藤田推進員)

船倉地区集落づくり懇談会の様子(写真)

集落づくりアドバイザー事業「牧区よもぎの会と名立加工グループの交流会」を開催(牧区)

 11月11日(月曜日)、名立区不動地域生涯学習センターで、集落づくりアドバイザー事業「牧よもぎの会と名立加工グループの交流会」を開催しました。
 この交流会は、牧区と名立区で活動する団体が、「食」を通して交流し見聞を広め、お互いの地域を知るとともに自身が住む地域の特性を見つめ直し、地域活性化に向けた自信と方法を体得することを目的としています。5月の牧区での交流会に引き続き、2回目の開催でした。

 当日は、名立川さけ漁業組合の斎京さんを講師に招き、講話の後、朝に捕まえたばかりのさけを使って、さばき方や下処理の方法を伝授していただきました。
 「捕ったさけはすぐに食べることはできない。凍らせるか、塩水に24時間以上漬けた後、流水で塩抜きして加工する必要がある」や「皮が硬くなるので、イクラは絶対に真水で洗わない」など、下処理について丁寧に教えていただきました。
 参加者の皆さんは、非常に興味深く説明に聞き入り、たくさんの質問が出ました。

 その後の会食では、名立加工グループの皆さんの手料理が披露され、お互いの山菜の保存方法や郷土料理の作り方、その文化などの情報交換を行いました。
 来年以降も引き続き交流を重ね、海と山の食文化を学び合う予定です。
(牧区担当:松本推進員)

牧区よもぎの会と名立加工グループの交流会(写真)

田んぼで活躍したアイガモと新米を味わう会(吉川区下川谷集落)

 11月16日(土曜日)、17日(日曜日)に移住希望者サポート団体「上越やまざと暮らし応援団」主催の移住体験ツアーが開催されました。
 平成24年3月に設立した上越やまざと暮らし応援団にとって、今回が初めての移住体験ツアーの実施です。

 当日は晴天に恵まれ、17人の参加者が、アイガモをさばくという体験をした後、川谷地域で作った新米と一緒に味わいました。
 このアイガモは、上越やまざと暮らし応援団の天明事務局長が経営する星の谷ファームのアイガモ農法を行っている田んぼで1年間活躍したものです。

 参加者の皆さんは、都会では体験できない自然の中での生活と、命をいただきながら「食」が成り立っていることに感謝するとともに、地域の物を最大限に利用する山里での暮らしを実感することのできた移住体験ツアーでした。
 今後も上越やまざと暮らし応援団では、上越市の中山間地域に移住を希望する方や山里暮らしを体感してみたい方を対象とした移住体験ツアーを実施する予定です。
(吉川区担当:秋山推進員)

10月

 川谷もより会全体会・地域おこし協力隊員歓迎会の開催(吉川区川谷地域)

 10月17日(木曜日)、川谷もより会の全体会と、10月1日から川谷地域に着任した石川地域おこし協力隊員の歓迎会が開催されました。 
 会場は当初、川谷地域の中心にある集会所を予定していましたが、もより会の皆さんの希望もあり、石川協力隊員の住居で行いました。
 石川協力隊員の住居は、川谷地域で最も上手に位置する上川谷集落にあります。
 当日は、その上川谷集落の皆さん全員と、川谷地域の他の集落の皆さんも含め22人が出席しました。
 川谷もより会全体会では、協力隊員の仕事の内容や夏に実施した全住民アンケートの集計結果の説明がありました。
 その後の歓迎会では、川谷もより会のお母さん達が手作り料理を持ち寄り、和やかな雰囲気の中、石川協力隊員との交流を深めました。

 集落の方にうかがったお話によると、上川谷集落で川谷地域全体の集会を行ったのは四半世紀ぶりとのことです。
 石川協力隊員が上川谷集落に住むこと自体が、集落の皆さんの元気づくりのきっかけになっていると感じました。
(吉川区担当:秋山推進員)

 川谷もより会全体会と協力隊員歓迎会(写真)

中郷南部地区体育祭の開催(中郷区南部地区)

 秋の収穫が一段落した10月20日(日曜日)、中郷区片貝生涯学習センター(旧片貝小学校)で、中郷区南部地区体育祭が開催されました。
 中郷区南部地区は、集落づくり推進員が担当する五反田及び宮野原を含む7集落で構成されています。
 旧片貝小学校区である中郷区南部地区では、小学校統合後も地区のつながりと団結を持ち続けようと、南部地区協議会を設置し、体育祭やそば祭り等のイベントを積極的に開催しています。

 体育祭当日はあいにくの雨模様となりましたが、保育園児から高齢者まで幅広い世代の方々約150名が集まりました。
 開会式、優勝杯返還、選手宣誓などのセレモニーの後、全員参加のラジオ体操で体をほぐしました。
 またパン食いレース、玉入れ、大縄跳びなどの競技を行い、南部地区に昔から伝わる松ケ峯音頭で締めくくりました。
 熱の入った応援など、大変にぎやかで元気の出る体育祭となりました。
 このような地域行事を核として、南部地区が今後も活気に満ちていくことを期待します。
(中郷区担当:池田推進員)

中郷南部地区体育祭(写真)

元気な農業・農村づくり事業を活用した柿崎を食べる会の干し柿づくり(柿崎区東横山集落)

 10月23日(水曜日)、柿崎区東横山集落で、柿崎を食べる会の皆さんが八珍柿の収穫を行いました。
 柿崎を食べる会が募集した柿の木オーナーの一人でもある山岸町内会長の指導の下、高枝ばさみとのこぎりを使って収穫しました。
 約10人で半日作業を行い、1,000個余りの柿を収穫しました。

 収穫から2日後の10月25日(金曜日)には、上越農業普及センターとJAえちご上越から講師を招き、柿の木の植付け、植付け後の管理や越冬準備、枝の剪定方法などを学びました。
 柿崎を食べる会や、柿の木オーナーとなった柿崎区内の中山間地域の皆さんは、熱心に聞き入っていました。
 その後、収穫した柿を使い、柿崎を食べる会の皆さんが柿の木オーナーの手ほどきを受け、慣れない手つきで干し柿づくりを行いました。

 この干し柿づくりは、平成25年度から市で実施している元気な農業・農村づくり事業を活用して実施されました。
 元気な農業・農村づくり事業では、柿崎を食べる会のような地域マネジメント組織の機能強化と充実、中山間地域の農業・農村の活性化を目的としています。
 集落づくり推進が担当する集落の皆さんの暮らしは農業と切り離せないものですが、後継者不足や高齢化の進行のため、単独では営農の継続が困難になってきている集落もあります。
 複数の集落が連携して、一体的に農業・農村の活性化を進める取組を今後も支援したいと思います。
(柿崎区担当:武田推進員)

柿崎を食べる会の干し柿づくり(写真)

 柿崎を食べる会が稲刈りを実施(柿崎区東横山集落)

 10月4日(金曜日)、柿崎を食べる会の会員とその支援者15人が、東横山集落の水田で稲刈りを行いました。
 柿崎を食べる会は、区内の若手農業者7人で結成した組織です。
 昨年から地元の酒造会社と提携し、東横山集落にある耕作放棄の進んだ農地約70アールを借りて、酒造好適米「越淡麗」の作付けを行いました。平成20年に環境省による平成の名水百選に選ばれた大出口泉水で育った酒米は、大出口泉水で醸造され、日本酒に姿を変え、販売されます。

 黄金色に実った稲は輝かしく大変見事なのですが、地面が軟らかくコンバインでの刈取りがとても大変でした。
 コンバインでの作業が不可能なほど軟らかい場所は、昔ながらののこぎり鎌を使って、手で稲刈りを行います。
 普段農業に従事している柿崎を食べる会の皆さんも、手刈りは慣れていないため一苦労です。
 しかし、そこはさすが若手農業者、楽しんで作業していました。
 自分たちで育てた酒米を使ったおいしいお酒が今年も飲めそうですね。
(柿崎区担当:武田推進員)

柿崎を食べる会の酒米の稲刈り(写真)

中山間地域へ移住して2年目の稲刈り(吉川区石谷集落)

 昨年春に千葉県から吉川区石谷集落へIターンされた鴫谷(しぎたに)さんが、10月5日(土曜日)に稲刈りを行いました。
 今回は、首都圏から訪れた友人と隣り集落の星の谷ファームに来ているボランティア・アルバイトも手伝いに来て、賑やかな雰囲気の中で行われました。

 友人の皆さんは慣れない手刈りと束ね作業に悪戦苦闘していましたが、鴫谷さんとボランティア・アルバイトの2人は、普段から作業をしているだけあり、手際良く作業を進めていました。
 刈り取りした稲は、はさ掛けにして乾燥し、鴫谷さんの飯米にするほか、今回手伝いをした友人にプレゼントする予定だそうです。

 米作り3年目となる来年は、研修を終え、一人立ちする鴫谷さん。
 この石谷集落で、どんな農業者になっていくのか今後が楽しみです。
(吉川区担当:秋山推進員)

移住者鴫谷さんと友人の稲刈り(写真)

水稲の採種を行う水田(清里区青柳集落)

 食用ではないお米を作っている水田があることをご存知ですか。
 普段見ている水田の中には、水稲の採種を行う(稲の種子を採る)ためのものがあります。

 清里区櫛池地区の最も奥に位置し、標高430メートル程度の青柳集落も水稲採種を行う水田を持つひとつです。
 青柳集落には、清里水稲採種組合の支部組織である青柳水稲採種組合が組織されています。
 この組合では、22.1ヘクタールで稲の種子を栽培しています。
 その過程は、春先の育苗ハウス設置場所の除雪に始まり、育苗、田植、草刈など通常の水稲栽培と変わりないように見えますが、次の年においしいお米をつくる優良な水稲種子を生産するため、日々努力しています。

 10月の中下旬には、採種用水稲の収穫、乾燥、選別等の作業が盛んに行われています。
 選別された優良な水稲種子は、県や農協等の検査を受けた後、11月から12月にかけて県内各地に出荷されます。
(清里区担当:池田推進員)

清里区青柳集落の水稲採種(写真)

柿崎地区公民館黒川分館の自然探訪「きのこ学習会」(柿崎区)

 10月14(月曜日)、柿崎区米山寺にある密藏院で、柿崎地区公民館黒川分館事業のきのこ学習会が開催されました。
 当日は、黒川・黒岩地区の住民の皆さんで作る「16ピース」と「米山と密藏院を結ぶふれあいパークの会」の2つも同じ場所で米山古道散策と遺跡めぐりを開催し、3つのイベントが重なったため、密藏院境内は大賑わいとなりました。

 きのこ狩りの前に柿崎地区公民館小山サポーターと地元講師の横田さんから注意事項を聞き、密藏院の裏山で約1時間楽しく散策しました。

 その後、参加者の皆さんが取ってきたきのこを机に並べ、講師の横田さんからきのこの名前や種類、食べられるものかどうか、教えてもらいました。
 取ってきたきのこには、毒きのこの代表「ツキヨタケ」や数年前から食用が禁止されている「スギヒラタケ」など食べることができないものが多くあり、参加者の皆さんはとても残念そうでした。

 きのこ狩りの季節となり、毒キノコによる食中毒の発生が心配されます。
 食用と正確に判別されないキノコは絶対に「採らない」、「食べない」、「人にあげない」ようにしましょう。
(柿崎区担当:武田推進員)

柿崎地区公民館黒川分館のきのこ学習会(写真)

柿崎区黒川・黒岩・下黒川地区芸能発表会(柿崎区)

 10月19日(日曜日)、柿崎区黒川・黒岩・下黒川地区の芸能発表会が、下黒川小学校で開催されました。この4月に黒川小学校が下黒川小学校に統合されたことに伴い、初めて3地区合同で開催しました。

 まず芸能発表会は、樽太鼓・黒川樽ばやし保存会の子どもたちによる勇壮な樽太鼓で幕を開けました。
 その後、黒岩地区の北黒岩「すみれ会」の皆さんが、300年前に十日町からの米山参拝者により伝えられたと言われている「広大寺踊り」を、黒川地区の芋島舞踊会の皆さんが舞踊「流れて津軽」を披露しました。

柿崎区黒川・黒岩・下黒川地区芸能発表会(写真)

 この芸能発表会と同時に黒川・黒岩・下黒川地区展覧会も行われ、多くの作品が地区内及び地区外からも集まり、芸能発表会に彩りをそえていました。
(柿崎区担当:武田推進員)

黒川・黒岩・下黒川地区展覧会(写真) 

9月

秋の中山間地域の風景(柿崎区)

水野集落と南黒岩集落の秋の田(写真) 柿崎区の中山間地域にある田畑の秋の様子をお届けします。

 9月17日(火曜日)、水野集落の棚田の様子です。
 水野集落は、日本三大薬師である米山の登山口に位置し、見事な棚田が整備されています。
 しかし、前日に通過した台風の影響で田んぼの稲が倒れてしまいました。
 倒れてしまった稲の刈り取りは、コンバインでも一苦労です。

 翌日には、南黒岩集落で一足早く稲刈りが始まりました。
 町内会長が巧みにコンバインを操作し、棚田のコシヒカリを刈り取っていました。

 柿崎区高畑集落ではそばの花が満開です(写真)また高畑集落では、一斉にそばの花が咲きました。
 このそばは、高畑集落を含む黒川・黒岩地区の皆さんで構成する16ピースと黒川樽太鼓保存会で作付したものです。
 集落の皆さんは、収穫後の11月に開催予定のそば打ちイベントを今から楽しみにしています。
 今回は、黒川・黒岩地区の芸能サークル発表会と合わせて実施する予定のため、例年以上の盛り上がりが期待されます。
(柿崎区担当:武田推進員)

中山間地域農業における鳥獣害対策(板倉区柄山集落)

 特に標高の高い板倉区柄山集落では、あきたこまちやそば等が栽培されていますが、収穫期を前に野生動物とのせめぎ合いが続いています。

 柄山集落にある田畑では、柄山集落を含む久々野地区だけでなく、久々野地区から板倉区内の平場に他出した方たち12名程度で組織している柄山そば生産組合が水稲やそば等を栽培しています。
 この生産組合では、遊休農地や耕作放棄地の発生を防止しつつ、特に標高の高い農地での中山間地域農業の維持、継続を目指しています。

ソーラー発電装置と電気柵が取り付けられたそば畑(写真) しかし、数年前からイノシシやたぬきなどの野生動物が農作物を荒らし、農家の方たちを悩ませるようになってきました。
 その中でも特にイノシシの被害が大きいため、平成22年度に上越市鳥獣被害防止対策協議会が実施する電気柵導入事業と中山間地域直接支払交付金を活用し、ソーラーシステムによる電気柵を設置しました。 
 この対策は、イノシシ被害の防止に多大な成果を上げています。

 中山間地域農業は、担い手の不足や高齢化が進んでいることも事実ですが、柄山集落では、その結束は強く、毎年そば祭りなどを開催し、地域ぐるみで活性化に努めています。
(板倉区担当:池田推進員)