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中山間地域ふるさと探訪(平成25年度春)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年6月22日更新

6月

北黒岩すみれ会が伝承芸能「広大寺踊り」を老人会で披露(柿崎区北黒岩集落)

 6月26日(水曜日)、柿崎区北黒岩会館で集落の踊りの会「すみれ会」の皆さんが、老人会の皆さんを招いて伝承芸能「広大寺踊り」を披露する会を開催しました。

 当日は、春から練習を重ねてきた広大寺踊りや柿崎ふれあい音頭を揃いの着物姿で披露しました。
 広大寺踊りは、おけさ、追分け、松阪につぐ四大民謡のひとつとされ、全国的に分布している踊り歌です。
 発祥は、上越市の隣の十日町市下条村にある新保広大寺にまつわるとの説があります。
 十日町市を含む魚沼地方には米山薬師の信仰が大変強く、その魚沼地域の人々が米山に参拝した際、北黒岩集落に宿をとり、伝えられたといわれています。
 この伝承から約300年が経過しました。すみれの会の皆さんも高齢化してきており、どうやって「広大寺踊り」を伝承していくかが今後の課題です。
(柿崎区担当:武田推進員)

北黒岩すみれ会の広大寺踊りの様子

楞厳寺(りょうごんじ)の夏越の祓え(なごしのはらえ)行事「茅の輪くぐり」(柿崎区芋島集落)

 6月30日(日曜日)、柿崎区の曹洞宗大佛山楞厳寺で、夏越の祓え行事「茅の輪くぐり」が行われました。
 本来は神社で行われる夏越の祓え行事ですが、芋島集落では珍しくお寺で行われているため、柿崎地区公民館黒川分館の事業である「黒川・黒岩いいとこ発見クラブ」で参加者を募りました。
 茅の輪は、茅(かや)を丸く編んだ輪のことです。

山門とお堂前鳥居に作られた茅の輪

 茅の輪くぐりの作法は、左回り、右回り、左回りと、8の字を書くように三度くぐり抜けます。そして拝殿に向かって進みます。

参加者の茅の輪くぐりの様子

 この行事は、自分の身に付いた半年間の罪や穢れを祓うことができるとされる一種の呪術です。
 これから本格的な夏の暑さを迎えますが、衛生環境が良くなった現代では、疫病などが流行ることも少なくなりましたが、かつて夏は蚊や蝿など病気を媒介する害虫が多くなり、水も澱み、食品は腐りやすく、暑気あたりなどもあって何かと体調を崩し、病に臥す人たちも多い季節でした。
 夏越の祓えは、このような暑気あたりや疫病などにかからないようにするための祈願でもあったといわれています。
 参拝後、本堂で住職から楞厳寺の歴史等について説明を受けてから、開山堂の見学や裏山にある柿崎和泉守景家の墓、石仏、西国三十三観音を巡拝しました。
 楞厳寺の壇家さんでもあまり知られていない発見をした、まさに「黒川・黒岩いいとこ発見」の企画だったと思います。
 この「黒川・黒岩いいとこ発見クラブ」は、平成25年度にあと2回計画しています。お楽しみに。
(柿崎区担当:武田推進員)

楞厳寺の本堂と柿崎和泉守景家の墓の様子

「吉川区中山間地域農業振興会」懇談会・全体会が開催されました(吉川区源地域)

 6月27日(木曜日)午後6時30分から、吉川地区公民館源分館にて吉川区中山間地域農業振興会の懇談会及び全体会が開催されました。
 この吉川区中山間地域農業振興会は、中山間地域の農業や農村を維持継続するために集落を超えて連携し、地域課題に取組むため、平成25年3月5日に設立された地域マネジメント組織です。
 当日は、源地区の集落協定の代表者や各集落の町内会長など13名が出席しました。
 懇談会では、市から集落間連携支援モデル事業、庭先集荷サービスモデル事業など地域マネジメント組織に関する事業について説明が行われました。
 その後、全体会として、吉川区中山間地域農業振興会の平成25年度事業計画案、平成25年度予算案などについて、協議し決定されました。
 今後は、中山間地域元気な農業・農村づくり支援事業を活用した地域の状況に応じた取組みなど、源地域の元気な農業・農村づくりが期待されます。
(吉川区担当:秋山推進員)

吉川区中山間地域農業振興会の話し合いの様子です

 「川谷もより会」全体会が開催されました(吉川区川谷地域)

 平成24年度に上越市で行った中山間地域の活性化方策に関する調査研究のモデル集落・地区の1つとなった吉川区川谷地域(上川谷、下川谷、石谷、名木山の4集落)では、4月30日に「川谷もよりの将来をみんなで考える会」を設立しました。
 この「川谷もより会」(略称)は、集落の枠を越えた新しい地域づくりに取り組むことにより、川谷地域の再生を目指しています。
 設立後は、川谷地域の当面の課題を確認するため、7人の役員で何度か協議を重ねました。
 そして6月3日(月曜日)午後6時から、吉川地区公民館川谷分館で、第2回目となる川谷もより会全体会を開催しました。
 当日は、17人の皆さんが参加され、川谷地域の課題を解決するための一助となる「地域おこし協力隊」の円滑な導入に向けて、熱心な話し合いが行われました。
 皆さんの集落維持や活性化に対する意気込みが強く感じられた川谷もより会全体会でした。
(吉川区担当:秋山推進員)

 川谷もより会全体会では、地域おこし協力隊の導入に向けて前向きな議論が行われました

5月

集落づくりアドバイザー事業「明日を創る座談会2」を開催(名立区)

 5月31日(金曜日)、牧区ふれあい体験交流施設において、名立加工グループが牧区のよもぎの会との交流を行う「明日を創る座談会2」が開催されました。
 今回の集落づくりアドバイザー事業は、この3月に実施した同事業での「加工グループとして見聞を広め知識を吸収するため、他地域との交流や研修を行っていきたい」という結論を受けて実施したものです。
 まず、よもぎの会小林理事長から歓迎の挨拶をいただき、つづいて牧区の紹介とよもぎの会の活動についてお話しいただきました。
 その後、牧区の田舎料理作りを名立加工グループも一緒に行いました。
 メニューは山菜の粕汁やワラビの塩麹漬、さわ菜のツナ和えなど、春の山の幸を使った名立加工グループにとってはどれも珍しいものばかりでした。
 出来上がった料理は、お皿の代わりにホウの葉に乗せていただきました。
 名立区と牧区は地域性が異なるため、牧区独自の食材や調理方法を学ぶことができました。
 また、よもぎの会では、越後田舎体験事業で首都圏の小中学生の体験教室の受入れを行っているため、地域の外からの人々をもてなす術が大変優れています。
 そのため、料理を通じて人の交流と、もてなし方の体得ができたことも、成果の一つではないかと思います。
 今回のアドバイザー事業を受け、秋には開催地を名立区に移して同様の交流会を実施する予定です。
(名立区担当:小日向推進員)

名立加工グループと牧よもぎの会の交流会では、牧の春の山の幸を使った田舎料理作りを行いました。

豊作を祈願、大池弁天様祭り開催(板倉区寺野地区) 

 5月1日(水曜日)、板倉区寺野地区にある大池で、「大池弁天様祭り」が行われました。
 この大池弁天様祭りは、大池用水を使って農業などを行う寺野地区の皆さんが、豊富な大池用水が途絶えることなく供給されるよう池の神様に祈願するものです。
 当日はあいにくの空模様でしたが、寺野地区のひとつである東山寺集落の宮司にお越しいただき、祭事が執り行われました。
 祭事の締めくくりでは、宮司と地区の代表者が池に向かい今年の豊作を祈願しました。
 中山間地域では、実りの秋を迎えるために、水の神様へのお祈りは欠かせないものです。
  (板倉区担当:池田推進員) 

大池用水の水の神様に豊作を祈願する大池弁天様祭りの様子です

 伝統の地蔵祭りを開催(板倉区機織集落)

 5月8日(水曜日)、板倉区機織(はたおり)集落の集落公民館で、恒例の地蔵祭りが行われました。
 板倉区山部集落の住職にお越しいただき、現在では8戸となってしまった集落の全戸が参加し、厳かに祭りが執り行われました。
 地蔵祭りということで、地蔵菩薩の掛け軸を中央に安置し、太鼓、鐘で始まるお経をあげていただきました。
 約1時間ほどで読経は終了し、地蔵菩薩にお供えしたお酒、手作り料理を下げ、住職を中心にして、参加者全員で年に1度のお祭りの会話を楽しみました。

 集落全戸の皆さんが集まった機会ですので、地蔵祭りのいわれをうかがいました。
 まず、機織集落の歴史は古く、大昔に山寺三千坊という寺院群があった頃、その僧侶たちの衣装がこの地で織られていたことから「機織」という名称がつけられ、現在に至っているということです。
 しかし、機織集落がある場所は典型的な地すべり地域で、下方にある大熊川に向かって度重なる地すべり災害に見舞われてきました。
 そのため、集落が地すべりの度に上の方に移り、最終的に現在の場所に再形成されました。
 これらのことから、先人達が地すべり災害の防止を願って地蔵菩薩(夜泣き地蔵)を建立し、山の神様に大地の安静をお祈りしてきたとのことです。

 機織集落は、戸数が少なく、また高齢化も進んでいるため、お祭りや共同作業などの運営が大変な面もありますが、日常生活はお互いに助け合い、寄り添っている集落です。
 皆さんのすこやかな暮らしのお手伝いを集落づくり推進員も続けていきたいと思います。
(板倉区担当:池田推進員)

機織集落の地蔵祭りでは、住職からお経をいただきました

「大賀米作り隊」の田植え体験が行われました(吉川区大賀集落)

 好天に恵まれた5月25日(土曜日)、吉川区の大賀集落に「大賀米作り隊」の皆さん9人が田植え体験に訪れました。
 この大賀集落は、4月から集落づくり推進員が新しく担当することとなった集落です。
 大賀米作り隊は、5年前から東京都在住の方の呼びかけで始まりました。
 内容は、大賀集落の集会場に一泊二日で泊まり込み、農業体験と集落の方々との交流会を行います。田植えから稲刈りまで年間5回程度実施しており、初回から参加している方もいます。
 また特に昨年からは、草刈り応援隊として大賀集落に貢献しようとの思いも込めて、活動されています。

 初日は、田植えと草刈りを体験する人に分かれて、農業体験を行いました。
 慣れない手での田植え作業に悪戦苦闘していましたが、休憩時には、町内会長の奥さん手作りの朴の葉に包んだ赤飯を味わい、作業に精を出しました。
 夕方からは地元の方々と交流会を開催し、親交をより一層深めた一日でした。
 翌日は、大賀集落の散策を行ったり、山菜採りを楽しんだりと、現地集合現地解散方式で実施しているため、各々の時間の許す限り集落周辺の自然を満喫しました。
 人口の減少と高齢化が進む大賀集落にとって、交流で賑わいが生まれ、元気が出ると、秋まで続く活動をお互いに楽しみにしている大賀米作り隊と集落の皆さんです。
(吉川区担当:秋山推進員)

大賀集落では、大賀米作り隊が田植え体験や草刈りを行いました

4月

吉川三大しだれ桜(吉川区源地域)

 吉川区には、いずれも樹齢300年を超えるしだれ桜の大木3本があります。
 尾神集落、稲場集落の報恩寺、村屋集落の村松家の三大しだれ桜はいずれも、4月18日前後に満開を迎え、遠くは長岡市からも見物客が訪れるほどその眺めは雄大です。
 その中でも村屋集落にある村松家のしだれ桜は、満開の間ライトアップされ、集落内外の人々が夜桜を楽しみました。
 また尾神集落では、4月20日(土曜日)に毎年恒例となった「尾神のしだれ桜まつり」を行いました。
 この「尾神のしだれ桜まつり」では、会場近くのスカイトピア遊ランドのスタッフや集落の方々が協力して、今年初めて「剣舞・太鼓演奏」を行ったほか、野点茶会や露店でお花見弁当、お花見団子、名物のそば饅頭などの販売も行われました。最後はビンゴゲームでしめくくったこの「尾神のしだれ桜まつり」には、集落内外から多くの方々が訪れました。
 今年はもう新緑が美しい季節へと移り変わってしまいましたが、来年の桜が美しい時期にはぜひ吉川三大しだれ桜を観に訪れてみてください。
(吉川区担当:秋山推進員)

吉川三大しだれ桜が満開に咲き誇っている様子です

 古くから伝わる祭りの儀式(柿崎区城腰集落)

 柿崎区城腰(じょうのこし)集落は、65歳以上の住民が50%以上を占め、世帯数も今ではごくわずかとなってしまった集落です。
 今回は、この城腰集落に古くから伝わる「祭り」の儀式を紹介します。
 まず、儀式を行う神社に行くためには、130段余りもある階段を登らないとたどり着くことができません。集落づくり推進員の私でも登るのが大変なこの階段、集落の長老の方が朝から3回も登ったと伺い、大変驚きました。80歳を過ぎてもとてもお元気です。
 階段を登った先の神社では、柿崎区内の神社から神主さんを呼び、祝詞(のりと)をあげていただきました。その後、神主さんと町内会長が、祝酒を酌み交わしました。この儀式は、神主さんの神社で代々行われているものと同じものだと聞いています。
 この伝統ある祭りの儀式も、集落の高齢化や人口減少が進んだことにより、このままでは維持が困難となってしまいます。後世に何とか残していけるよう、今現在集落にお住まいの方だけでなく、集落を出てしまった方々とも協力していくためのお手伝いを行っていきたいと考えています。
(柿崎区担当:武田推進員)

130段の石段を登った先の神社で神主さんの祝詞や祝酒を酌み交す伝統の祭りの儀式が行われました

 後生寺サロン「ほほえみ巡り旅。上越」(吉川区後生寺集落)

 4月23日(火曜日)午後1時30分から、吉川区後生寺町内会で恒例のサロンが開催されました。
 このサロンは、集落の高齢者の方々の心と身体の健康づくりを目的に、4年前から毎月1回実施されています。
 今回は、公益財団法人雪だるま財団が実施している「ほほえみ巡り旅。上越」との合同事業として、集落外から希望者を募集し、地元の方と交流をする予定でしたが、残念ながら応募はなく、通常どおり集落のみなさんでの実施となりました。

 当日は集落の方8人が参加され、代表者挨拶の後、上越市社会福祉協議会吉川支所の職員から健康に関するお話をいただきました。
 また軽体操で身体をリラックスするとともに、茶話会で身の回りの出来事や昔の思い出などを話し合い、交流を深めた楽しいサロンとなりました。
(吉川区担当:秋山推進員)

4月の後生寺サロンでは軽体操を行ったり健康替え歌を合唱したりしました

 小さくても元気なモデル集落が活動開始(清里区梨窪集落)

 平成24年度に上越市で行った中山間地域の活性化方策に関する調査研究のモデル集落となった清里区梨窪集落で4月28日(日曜日)午前8時から春普請が行われました。
 春普請とは、春に行う集落の共同作業で、集落内の道路や田んぼなどの整備を行います。
 梨窪集落では、駒池(集落内の用水池)や用水路、農道の草刈り等を行います。
 当日は天候に恵まれ、現在集落に住んでいる方だけでなく、集落出身者の方も集まり、合計19名で作業を行いました。
 草刈りなどの作業はほとんどが午前中に終了し、午後からはサルビア、ベゴニア、マリーゴールドの植え付けを行い、きれいな花壇が出来上がりました。
 また午後3時30分からは、地蔵様祭りを行いました。
 この地蔵様祭りは、かつて梨窪集落が度重なる地すべり災害に悩まされてきたことから、集落の安泰を願い、先人達がお地蔵様を安置し、お参りしてきたことに由来します。
 現在では、集落内に安置されている2体のお地蔵様の前に集落の方々が集合し、住民の代表の方が読経を行っています。

 地蔵様祭りの後は集会場に集まり、「あじさいクラブ」の設立総会を行いました。
 このあじさいクラブは、梨窪集落の高齢者を中心とした新しい仲間づくりの会です。
 年間計画には、毎月のお茶のみ会のほか、集落内の除雪、雪処理体制の構築、農村サポーターの募集など、梨窪集落の方々が梨窪集落に住んでいてよかったと思えるような活動が盛り込まれています。
 設立総会の後は、春普請の慰労会、地蔵様祭り、駒池祭りの3つを兼ねた直会(なおらい)が開催されました。
 直会では、梨窪集落で採れた山菜の手作り料理や草もちなどが用意され、梨窪集落の住民が心を一つに通わせることのできる楽しいひと時となりました。
(清里区担当:池田推進員)

清里区の梨窪集落では、春普請にあわせ、地蔵様祭り、あじさいクラブの設立式を行いました