近年、老朽化した空き家の放置が全国で問題になっています。老朽化した空き家の放置は、倒壊の危険など、周囲に悪影響を及ぼす恐れがあります。
上越市議会では、平成24年からは総務常任委員会において、平成26年からは政策形成会議において条例制定に向けた研究を重ね、平成27年3月定例会で議員発議によって条例を制定しました。
平成27年第1回(3月)上越市議会定例会で、上越市空き家等の適正管理及び活用促進に関する条例を全会一致をもって可決しました。
市民の皆さんから条例(案)に対する意見を募りました。
3人の方から17件の意見をお寄せいただきました。
政策形成会議としての条例(案)がまとまり、議長に答申しました。
政策形成会議でまとめた条例(素案)について、市民の皆さんからの意見を聴く会を市内6会場で開催しました。
延べ80人の方から参加いただき、91件のご意見をいただきました。
総務常任委員会からの報告を受け、課題調整会議で今後の対応を協議した結果、政策形成会議の設置が決まりました。
6月18日に議長からの諮問を受け、上越市議会で初となる政策形成会議がスタートしました。
総務常任委員会としての条例(案)を議長に報告するとともに、現委員の任期後も条例制定に向けて議会として取り組むよう要望しました。
前回開催した所管事務調査で協議した内容について最終的な協議を行い、議長への中間報告(案)と条例(案)を固めました。
これまで総務常任委員会では勉強会を開催し、条例(案)を協議してきました。
このたび、所管事務調査を開催して条例(案)の確認を行うとともに、議長に中間報告を行うこととし、その案文を協議しました。
総務常任委員会として条例制定に向けて取り組むことを決定し、議長に報告しました。
報告を受け、課題調整会議で協議した結果、総務常任委員会で条例制定に向けて検討するよう決定しました。
議会として老朽危険空き家対策及び条例制定の必要性を検討すること、並びにそのための検討組織を指定することを議長に提言しました。
提言を受け、課題調整会議で協議した結果、委員会でさらに検討するよう決定しました。