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村山市長記者懇談会(平成26年3月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年5月30日更新

開催日:平成26年3月27日(木曜日)


(市長)
 
平成25年度、一年間大変ありがとうございました。昨日、3月市議会が終わり、補正予算と当初予算が成立しました。補正予算はすぐに取りかかることができますので、87億円規模の経済対策を早く地域に届けたいという思いがあります。職員は少しバタバタしていますけれども、急いで取りかかってもらいたいと思っています。
 4月4日からは(高田城100万人)観桜会ということで、周りがざわざわしてくるというか、わくわくしてくるというか、そんなときを迎えています。7月には高田開府400年祭、来年の1月には合併10年、3月には新幹線とスケジュールがきちんと決まっていますので、それに向けてしっかりと取り組んでいかなくてはいけないと思っています。
 それから地域防災計画で津波災害対策編ができました。あわせて、市民の皆さんに安心していただくためのハザードマップを早く届けなくてはいけないということで暫定版を出しましたが、県の中小河川の遡上解析状況を踏まえ、本格的なものは8月頃までには届けたいと思っています。これについても職員には急いでと指示をしています。
 それから人事異動で新しい副市長に関原さんから就いてもらうことになっています。分掌は今までの山岸副市長と同じような担当で取り組んでもらおうと思っています。彼の得意分野は県庁でのキャリアを見ますと、人事、財政、それから福祉分野にノウハウといいますか知見を持っていると思いますので、そういうものも新しくこの上越の中に取り込みたいと思っています。
 また、総合計画を含めてたくさんの計画作りがありますが、これも大きな取り組みですし、これらが市の大きな方向性を決めることに間違いないですのでしっかりと作っていく作業が出てきます。平成26年度は私が市長に就任して5回目の予算を作ったのですが、予算を含めて一番忙しい年になるというか、厳しい年になるというのか、大切な年になると感じています。  是非、新しい年度もよろしくお願いします。

関原副市長について

(記者)
 
昨日、関原新副市長が議会で承認されました。今ほど新副市長のキャリアについても少し触れていただきましたが、市長としてどういうところが副市長として適任だと思われたのか、どういうところで活躍してほしいのか。分掌も山岸副市長の分掌というお話しですが、改めて教えていただけますか。

(市長)
 
県の企画課の中に調査研究班ができ、私が40歳でその班長になったときに彼が30歳ちょっと過ぎで入って、彼とは2年間そこで仕事しています。ですから、彼の性格も仕事の仕方もわかっていまして、企画的なアイデアを持っている人間だと思っていました。私のところから人事課へ行って、人事課から財政課へ、また財政課から人事課へ行って人事課の課長補佐までしていると思います。
 そのように、総務畑、企画畑が長かったと思いますが、そのあと福祉保健部で福祉の仕事をして、企画主幹もしたと思います。一番新しいところでは柏崎の健康福祉部長をしました。その後、人事委員会の総務課長もしたのではないかと思います。その後、児童家庭課長、それから法務ということで、彼自身はゼネラリストというかオールマイティーの仕事をできるタイプですので、担当でなくても持っている力を折に触れて出してもらうことができると思っています。

(記者)
 
隣の妙高市出身ということは特段気にはならないということですか。

(市長)
 
妙高市出身ですが、高田高校ですから。
 県職員の集まりに「妙高会」があって年に1回上越出身者が集まるのですが、彼は今までその会長だったと思います。今回上越市に来たので会長は誰かに譲ると思いますが、この地域についても知っています。多分、彼は新採用が人事委員会じゃなかったかと思います。人事委員会の後、上越土木事務所に来たのではなかったかな。そのあと、東京の企業に研修に行っているはずです。研修から帰ってきたときに私と一緒になったのです。平成元年じゃないかな。上越土木から1年東京へ企業研修に行って、帰ってきたら私の係に入ってきたということになる。2人とも若かったです、25年も前ですから。

危機管理監について

(記者)
 
同じ人事の件で、橋本前上越警察署長の危機管理監の人事ですが、計画も最終段階に入って、お話にもあったとおり、その知見を持つ方に是非ということで声掛けされたと思うのですが、どういうところで期待されていますか。

(市長)
 防災計画は原子力編を含め、全部が今回完成版になりましたが、これから出てくる避難計画、避難所の設置などを考えると、警察や自衛隊の皆さんが持っている専門的なノウハウがないと対外的な交渉も難しいですし、いろいろなことが出てくると想定されます。上越市が具体的に原子力災害に係る広域避難計画を考える場合にどういうものが必要なのか。橋本署長は交通規制、運行事業者というかバス会社を含めた専門的なものを持っておられます。確か私が県にいたときに警備課にいたと思うので、警備的なことの専門だと思います。そういう面では全体を見て何かをすることには非常にノウハウを持っていると思います。私も県で仕事をしていたときに、一緒に出たり入ったりすることもありましたから、それもあってお声を掛けて承諾してくれるかと思ったのです。力を貸してもらいたいと思っています。

中心市街地の活性化について

(記者)
 
高田の中心市街地活性化ですが、イレブンプラザができて明日で1年になると思います。あすとぴあ、それからイレブンプラザには市が約10億円の補助を出しておられると思いますが、去年市でまとめられた歩行者交通量の調査で目標に届かなかったり、現在もあすとぴあ・イレブンプラザそれぞれまだ空き店舗が残っている状況かと思います。市として考えていた投資の効果があったかどうかということを含めて、現状をどう把握しているのか。今後活性化に向けて、市として商店街の方々、地元の方々にどういったことを望まれるかというのを含めてお聞かせ願えますか。

(市長)
 
今おっしゃったようにイレブンプラザは一角が空いていますし、あすとぴあ高田は2階フロアが全部空いています。これは当初の目論見と少し違っていると思いますし、進出してくる事業者の皆さんがコストを含めいろいろなこと考えて二の足を踏んでいるのだろうと思っています。
 イレブンプラザについては、個人的に出たいという人が見に来ているとか、案外話が詰まっているということも聞いていますが、あすとぴあはあれだけの面積ですので、なかなか難しいと思っています。
 当初目論んだ中心市街地の活性化は全国的に難しい状況ですが、案外コンパクトに繋がっている2核1モールですから、設えた中にある商店街を含めて、物を含めて、お互い力を出せば何かできると思っています。ですから、例えばSAKE祭りであるとか、いろいろなイベントをやると人が出るのですね。だからそうしたイベントは間断なくやっていかなくてはいけないと、いずれはそういうことになるのですが、やはり、まちの設えとか、あそこに行ったときに何か買い回りができるとか、商店街の皆さんにもそういう取り組みを工夫してもらうとありがたいと思っています。
 常々私は言っているのですが、商店街というのは1つの店で成り立つわけではなくて、お菓子屋さんもあれば靴屋さんもあり、本屋さんもあるということですから、買い回りをしてまちを楽しみながらいろいろなものを買えるということは、大きな量販店に行くのとまた違う楽しみがあると思います。そういうものを、事業者の皆さんや商店街の皆さんを含めて提案するという取り組みが必要だと思います。
 観光のルートづくりとよく言われますが、同じようにあそこのお肉屋さんのコロッケがうまいとか、あそこのお菓子屋さんのカステラは最高にいいだとか、あそこの美容院はやっぱり違うよね、昔からある美容院だよねとか、あの本屋は…という商店街として一つ一つの個店が持っている力を、商店街に来れば歩きながら買い物ができますよということも工夫していくというか、ルートづくりをしていくことが必要だと思います。
 また、大町には朝市が立ちますが、出ている人たちの年齢は60歳を超えているということです。その60歳を超えた皆さんが朝市のときに本町に行ってお店を覗けるような工夫づくりをするのはずっと必要だと思っていて、おばあちゃんの仲間がネギ持って仲町まで行ってお昼を食べるとか、そういう物語というかルートを提案して、朝市の日は仲町のランチが2割安いとか、朝市の日は本町のコロッケが少し安いとか、自分の店だけでなく横の関連性を含めて何かうまい取り組みをしていただくと、そこに何か興味が出るのかなと感じます。そこに足を運ぶことで何か楽しみになるような仕掛け作りも、商店街の皆さんには工夫をお願いしたいと思います。我々も提案するのですが、本町は本町、大町の朝市は朝市、仲町の食堂は食堂でなくて、相互に乗り入れるような取り組みをお願いしたいというか、そういうことをやっていくのも一つの有り様だと思っているのです。
 商店街であそこのお煎餅がうまいとか、あそこであのコロッケがいいとか、あっちのコロッケとこっちのコロッケもおもしろいとか、何かそういういろいろな工夫で買い回りができればと思います。それが、確かに朝市の日は賑わう、大町だけでなくて本町にもすごく人が出ているという話になれば、若い人たちはいかないかもしれないけれども、朝市で買う人たちの年齢である60歳台にターゲットに本町の個店も仕組みを作れば、その人たちが足を運んでくれるのではないかと思っています。
なかなか思うようには進まないですが、大体の設えができたので、今度はアイデアと工夫でそれを生かしていく必要があると思っています。
 私もこの間、少し時間があるからあすとぴあのミュゼ雪小町へ上がったら、相当の学生さんが静かに勉強していました。そういうことも含めて賑わいで、そんなこともいいかなと思っています。

(記者)
 
効果としてはまだ少し物足りない、もう少し賑わってもらいたいということでしょうか。

(市長)
 
商店街のトップの方は行政にまだ何かしてほしい、旧第四銀行高田支店にもう1核、核を3つにしてほしいというのですが、何かしてほしいでなくて自分たちがあそこをこうやって使いたいとか、こんなふうに使うと使いやすいという話になるように我々は語りかける必要があると思っています。

新幹線開業1年前イベント「めざせ!2015人 人文字を描こう!!」について

(記者)
 
新幹線の人文字のイベントが延期して4月12日となります。桜の時期と重なると思うのですが、観光客の誘導といいますか、その辺のお考えがありましたら教えていただけますか。

(市長)
 
今の予定ですと佐渡市長さんがお花見にお見えになる日ですが、上越妙高駅に行ってまず人文字を書いて、新幹線に対する思いを持った皆さんにお花見会場に来ていただけるという形になれば一番いいと思います。佐渡の皆さんが桜を見る前に我々と人文字の中に入るということになるかもしれませんし、そのようにやっていければと思います。

(記者)
 
シャトルバスを出すとかそういうお考えはありますか?

(市長)
 
日程は聞きましたが、シャトルバスの話は具体的にどうするかはまだ聞いていません。前回予定していた3月21日と比べて違う形になるのかどうか、そういう話もまだ聞いていません。

(記者)
 
シャトルバスは難しいと聞きましたが。

(市長)
 
花見にはシャトルバスが出ます。シャトルバスで観桜会場に来ていただくような仕組みというのは最初から設えるわけではなく、いくつかあるものを少し間引きして、うまく回せるように工夫してもらいたいと思っています。もしそうであれば、担当にその辺のことは話をしようと思っています。

(記者)
 
市長からもシャトルバスが上越妙高駅に少し行けるように求めていくということですか。

(市長)
 
一時ですからね。人文字に参加される人は2,000人ですが、地元和田地区の人は1,000人くらいおられます。外から来られて人文字を書く人たちは、東京から来られる方もおられるし、群馬から来られる方もおられますが、そういう人たちに来てもらうというメッセージは大事だと思います。

中心市街地の活性化について

(記者)
 
先ほどの中心市街地の話ですが、私が高田に行くのは取材か飲み会で、先日、直江津の人と話しても上越インターの近くにたくさん店があるから足を運ばないと言っていました。せっかく作ったけれども、なかなか高田に足を運ばないという現状があるのかなという印象ですがいかがでしょうか。

(市長)
 
私も高田は本屋さんや仕事で行くくらいでプライベートでは時間もないため行かないのですが、大潟に住んでいる私の親父とおふくろが物を買うときには、自分が以前高田へ住んでいたためか高田へ行きます。年寄りだから運転は止めなさいって言うのですが、イレブンプラザの裏にできた広い駐車場へ車を入れれば町をぶらぶらと歩けるし、自分が育ったわけだから、親父は懐かしいと言っています。
 いろいろな世代の人たちにというのは特別なイベントでもなければ難しいかもしれませんが、高田に思いがあってあそこの何がほしいとか何を買いたいという人は少なくないと思うのです。さっきお話ししたように4・9の朝市、2・7の朝市の時間帯、午前中にあれだけの人が出るわけです。そういう人たちだけにでも本町に回ってもらってにぎわいをつくるというのは多分あるのだろうと思うし、確かに下門前を含めて新しいものができてくると、逆に土日は渋滞するからいやだという人も出てくるかもしれないし、そういういろいろな問題が出てきています。中心市街地のことだけでいえば、あそこの町に足を運びたいという人たちをどうやって作っていくかですね。高田で一番古いとか、一番おいしいとか商店街の皆さんが自分たちの物語を作って、さっきお話ししたように、この日には少しサービスがありますとか、お年寄りにはこんなサービスがありますよ、道路に少し椅子置いてゆっくり休んでくださいということもあるでしょうし、買い物に来たら写真1枚とってプレゼントするとか、いろいろな工夫があると思っています。今度お孫さんを連れて来てくださいとおばあちゃんの写真を撮って差し上げたら、その写真をお孫さんが見てどこで撮ってもらったのっていう話になって、お孫さんが車で連れてきてくれてそこでまた何か買うかとか、そういうことってあるのかなと思っています。少し工夫というか発想を変えて取り組めばと思っています。

消費税の増税について

(記者)
 
4月1日から消費税が増税となります。それに向けた補正や当初予算もありますが、想像している以外の部分、想像以上のことも当然見込まれるかと思いますし、まだわからない部分もあると思うのですが、4月1日以降に何かしらの対応が必要になってくるとお考えだったり、準備していることはありますか。

(市長)
 
多分、気分的にはその事柄で買い控えは出てくると思います。実際にティッシュ1つ2円、3円上がるという値段ではなくて、気分として高くなるから今買っておこうと。ティッシュペーパーを買ったり、缶詰を買ったりしてどれだけの金額に換算できるかわからないけれども、気分が買い控えに向かっていくと少し怖いと思います。それも、ある程度の時間があれば収まると思います。
 大衆消費財というか大きな電化製品だとか車は大体もう終わったでしょうから、そういう大きな金額の売り上げは、多分相当落ちると思うのですが、レストランとか食堂、小売店にどういう影響があるかというと、日用製品はそんなに大きな影響はないと思います。車、家具、電化製品は多分もう先取りしているものもあると思いますから、回復まで少し時間がかかると感じています。来年の10月にもう2%上がるわけですから、来年買い換えようと思っていたものを早く換えたということになると、その分というのは相当引っ張るという気はします。

(記者)
 
実際見るとティッシュペーパーも売り場から無くなったり、買いだめできるものはかなり買いだめされているようで、人によるとそれこそオイルショックの頃のようにティッシュペーパーがないという状況もあるみたいです。4月以降どこまで買い控えが進むのか、なったところで何ができるかというのは難しいと思いますが。

(市長)
 
日用品の買い控えや買いだめは気分の問題でしょうから、自ずから回復の時間というのは短いのではないかと思います。車、家具、電化製品、テレビ、ラジオを含めて金額が張るものは1年半、2年先のものを求められている方がいると落ち込みが大きいので、そのことを心配しているのだと思うのです。経済的に大きなマクロでみると、日用品の買い控えを心配しているわけではないのでないかなと。
 ですから、気分の問題で先にいっぱい買ってあるからといって、皆さんが一年もそれでやっていけるわけではないでしょうから回復は案外早いかもしれないけれども、マクロで金額的なものを見たら相当落ちると思います。

(記者)
 
買い控えの玉突きという感じで、市内の企業、中小・零細企業が、あってほしくはないですけれども、倒産なども少なからず考えられると思うのですが、それに向けた対応策もあるでしょうし、そうならないための対応策も商工会議所と連携してあると思うのですが、どうお考えになっていますか。

(市長)
 
発注がなくて生産しても赤字になる、生産量は上がるけれども価格に転嫁できなくてなかなか厳しい、量をこなしながらも利益になかなか繋がらずという企業は多分出てくると思います。この4月からは上越市のガス料金も上がります。電気料はすでに上がりました。そして、消費税が3%上がることを考えると、きちんと転嫁して納められればよいですが転嫁できない力関係があって、それを政府はきちんと監視するのでしょうけれども、そうなったときに転嫁できても量がなくてだめになるものもあるでしょうし、量をたくさん作っても転嫁できないなどいろいろな形態があると思います。上越市の場合、特に製造業は下請けが多いですから、製品までできません。製品の部品を納めるものだから、転嫁が非常に難しい業種になっている地域ではないかと思いますので、その部分についての内容をよく見なくてはいけないし、金融の状況を少し整理しながら、金融的に支援できるものは支援していく、セーフティーネットといいますか、そういうものはきちんと見ていく必要があると思っています。

老朽危険空き家への対応について

(記者)
 
空き家条例の関連で今回議会の委員会で中間報告が出されています。市長は以前、空き家条例については今のところ必要ないというお話でしたが。

(市長)
 
議会で議論されるのは大事なことですが、実際にできた条例が理念で皆さんにきちんと訴えて対応できる条例かどうかということになると、作る、作らないは同じだと思うのです。その方がおられない、資力がない、そのことをほったらかしにしておく、それを代執行する、代執行したけれどもお金はもらえない、という話になるので、結果的には条例の有る無しにかかわらず代執行できるかできないかの問題になります。条例に代執行と書けばすぐに代執行できることではなく、相当数の法的な手続きが必要となるわけです。
 ですから、除却する資産、資力を持っていても対応しない人がほとんどで、本当に一握りの人たちが経済的に苦しいからできないという状況なら別ですが、総じてみるとやはり経済的に苦しいからできない人たちが多くて、条例があったとして名前が公表されても仕方がないとか、こちらに住んでいないとか、相続がうまくいかなくてその財産を持ちたくないなど、条例ができて名前を公表するといったら、では私は壊しますという話にはならないと私は思っています。ですから、条例を制定する意味はあると思いますが、実態としてその条例を動かしていく際に非常にネックになる代執行がある。代執行を掲げたことで自主的に除却するという方がどれだけいるかということで、我々は補助を出して一人一人丁寧に話しながら近所の皆さんのことも話して理解してやってもらっていくということで、前へ進んでいきたいと思っています。
 条例で罰則を付けるとか付けないとか言っていますが、まさにそこに住んでおられる方だとか、困っている方が地域のコミュニティの中におられるわけですし、地域のコミュニティがガタガタするのもどうかと思いますので、その辺がそれぞれの判断だと思います。
 私は条例を作って解決することはそんなに大きくないから、条例を作らずに補助金を出して、一定の資力のある人には是非お願いしますという職員とのフェース・トゥ・フェースできちんとお願いしていくという地道な取り組みがそれを解決していく一番の近道ではないかと思っています。

上越科学館(環境エネルギー学習施設)の展示更新について

(記者)
 
昨日、リニューアルする科学館の内覧会があったのですが、エネルギー関連企業から4千数百万円の寄付もいただいてトータル1億1千万円の最新鋭の展示とお聴きしましたが。

(市長)
 
実際には、電力会社がエネルギーについて市民の皆さんにわかってもらうための取り組みをしようと考えていたものを、我々が整備することになったということです。エネルギーを子どもの時から考えてもらえるという環境を作っていくことも大事だし、今エネルギーがこれだけ議論されている中で、市民の皆さんに、また外から来た人たちにエネルギーを考えてもらう環境を整えたということです。
 昭和60年前後に整備した施設の中で、あのフロアに何か手を入れてリニューアルをしなければいけないと思っていたところに、ちょうどお願いすることになったのです。

(記者)
 
議会で今検討を進めている乾杯条例についてはどう思いますか。

(市長)
 
お酒は嗜好品ですから、議会でまとめられてというのはあると思いますが、行政が出す条例ではないと思っていますし、全国的に出てくるのは議会提案の条例だと思います。上越市の場合は、川上善兵衛さんのワインも日本で古い方に属するとか、どぶろくもあるわけですし、日本酒ももちろんありますから、何をもって乾杯するかというときにワインでやるか日本酒でやるかというところでなかなか決め切れないところではないですか。地酒で乾杯はどこかであるでしょう、糸魚川は地酒で乾杯宣言をしたのかな。

(記者)
 
条例では少し固いということがあると伺いました。

(市長)
 
最初の時の発信力っていうのは、何かなという食い付きがあっておもしろいかもしれないけれども、三番煎じ、五番煎じになるとどうなのかという感じもしないでもない。同じものなのに、一番にやるところはすごく発想がユニークだ、いろいろなこと考えているというイメージで捉えるのだけれども、それが10番目や11番目くらいになると、なんだろうかと思ってしまう私が悪いのでしょうか。
 去年佐賀県に行ったら、乾杯条例がありますとおっしゃっていました。京都にもありますよね。

観桜会における陸上自衛隊高田駐屯地のパレードについて

(記者)
 
観桜会のパンフレットで、自衛隊のパレードは今年もされるのですか。

(市長)
 
自衛隊のパレードは関係団体から私のところに要望があったものですから、やるという方向で(観桜会を主催する)上越商工会議所と上越観光コンベンション協会、市が陸上自衛隊高田駐屯地司令にお願いしているのです。音楽隊を相当増やして、もちろん市民の皆さんを威圧するようなことはないようにというお願いをしています。

(記者)
 
銃は持つのですか?

(市長)
 
弾を入れないで銃を持つのではないかな。関係する団体からの要望もあったので、自衛隊にはパレードのときには市民から危惧のある威圧することがないようにということと、災害の救援車両の展示、銃には弾を込めないということでお願いしました。

(広報対話課長)
 
威圧感を与えないように小銃等の携行は控えてほしいという市民からの要望に対して、自衛隊からは小銃は部隊の服装基準に定めるものであり携行するが弾薬を入れず、車両等には銃器を取りつけないということで回答を得ています。

(市長)
 
いろいろ心配な向きがあったので、そういうことでどうかと考えています。新発田は随分続けているようですよね。

(記者)
 
いろいろな意見があったみたいですが、一般の方の中には銃を持っていれば弾が入っていてなくても威圧的だと意見もありますが。

(記者)
 
かっこいいと感じる人たちも多いですが、何で観桜会というところはある。桜のストーリーはわかりますが、わざわざ観桜会のイベントで行う必要はあるのですか。

(市長)
 
合併するまでずっとやっていたのですよ。

(記者)
 
昔みたいに、商店街でやればいいじゃないですか。

(市長)
 
商店街ではレルヒ祭の時にやりました。スキー発祥100周年の時に昔の銃を持って、商店街の真ん中を明治の時の第13師団のような格好をして歩いたこともあったのではないですか。
 時代ですから多分いろいろな捉え方があるのでしょうが、自衛隊が駐屯したことによって桜の花見ができるようになったこともあって、高田と直江津が合併するまでは本町でずっとやっていて、合併によって中断したのだと思います。それを上越市全体になったこの機会にということと、レルヒ祭の時の旧軍のパレードもあったということで関係する団体からも是非花見の時期にしてもらえないかという話があったので自衛隊に話をしたら、ではやりましょうということになりました。それから自衛隊も災害とかいろいろなことで隊員の士気を高めるため、自分たちが頑張っているところを見てもらいたいという思いもあって、この両方が重なりあった中で去年実施し、今年もお願いしたということです。

(記者)
 
市長は特に問題はないとお考えですか。

(市長)
 
銃を持っているから威圧的だということについては、去年もいろいろな団体の皆さんが市役所へおいでなったこともありましたが、よかった、見たいという人たちもおられて、結果的に去年沿道でご覧になった方が3,500人いらしたことを考えると今年もその形でやってもらえないかというお願いをしたことです。

(記者)
 
問題ないということですか。

(市長)
 
去年と同じように楽しんでもらいたいと思っています。