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村山市長記者懇談会(平成27年4月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年5月27日更新

開催日:平成27年4月23日(木曜日)


(市長)
 
新年度に入り、気付いたことがいくつかあります。一つは山間部の雪が非常に多かったので融雪、河川の増水のことです。避難準備情報の発令がありました。また、最近も発令するような状況となり、雪国の春は、このような心配があるということと、その雪が硬いことから、春の農作業のために農道や林道、苗代、田面の除雪が必要ということです。国の補助、県の補助を受けながらも2,500万円ほどの事業費が必要であると、一昨日、報告を受けました。早急に対応しないと大変なことになるというのが実感です。
 北陸新幹線開業から1か月が過ぎましたけれども、これは一過性のものではなくスタートしたわけですので、きちんとした評価や課題の整理、これからどうやっていくか、違う視点からも見直しをするなど、知恵を出し合いながら取り組んでいく必要があると思っています。そうした中、4月21日には、佐渡航路に「あかね」が就航しました。当日は団体だけでも大勢の人が乗船されたと聞いていますので、これが連休以降、どのように新幹線の利用につながっていくのか、また、広域観光ルートの中で上越を選んでもらえるよう、市の役割を果たしていければと思っています。
 観桜会について触れますと、発表では133万2千人の入込ということですが、17日間の会期のうち、天気が良い日は4日ほどしかなく、天候には恵まれませんでした。そうした中、過去最高の人出となりましたことは、新幹線効果やブルーインパルスの模擬飛行などがあり、夜桜を含めて楽しんでもらえたのではないかと思っています。高田を知り、上越を知ってもらう大きな機会になったと思いますので、さらに観桜会が生まれ変われるよう取り組んでいけたらと感じています。第90回の観桜会については、過去最高の人出となったという点では良かったと思います。
 4月29日は、合併10周年という節目を迎えます。市民とともにまちのあり方、それぞれの地域が持っている価値を見つめ直しながら、次の時代につなげていく一つの節目にしたいと思っています。多くの人にお出でいただき、新たに上越市がスタートするということを、感じてもらいたいと思います。
 同じく29日は高校野球の予選がスタートいたしますが、上越の野球ファンの皆さんには、改修が済んだ高田公園野球場で地元の高校野球選手が頑張る姿を見ていただきたいと思います。また、5月5日、6日はドリームベースボールということで、金田さん、張本さん、谷沢さん、往年の名プレイヤーが来られ、地元の小中学生の指導や抽選会、地元チームとの対抗戦もイベントとして予定されています。リフォームされた新しい野球場に花を添えてもらえたらと思います。入場券も相当数を配布してあるということですので、天候に恵まれ多くの人に楽しんでもらえたらと思っています。
 また、4月以降、新しい計画を含めて地方創生と言われておりますが、昨年度から比べると公共事業がほとんどないという状況ですので、上越の経済が足踏みしていると感じています。企業の皆さんは大変な状況になっていると心配していますが、全国1,700を超える自治体の中で人口が3,000人、5,000人という小さな地域と何十万という人口を抱えている地域がある中で、地方創生も一律にはいかないはずですので、それを踏まえたうえで、職員とともに知恵を出し合い、強い意識を持って取り組んでいきたいと思っています。私からは以上です。

上越妙高駅の利用者数等について

(記者)
 
北陸新幹線について、1か月が過ぎ評価はこれからということですが、平均乗客数は1,700人、2,300人ということです。市長はどのように見ていらっしゃいますか。

(市長)
 
当初は3,000人、3,500人という数十年前に掲げた数値がありました。それはそれとして、この時期に1,700人がいいのか、2,300人がいいかという根拠は誰もわからないと思います。例えばJRのDC(デスティネーションキャンペーン)は、金沢へ移っているわけですから、新潟を選んでもらうのは難しいと思います。今までは、金沢方面から山形・秋田・尾瀬・新潟方面に相当の旅行ツアーがありました。「はくたか」を利用し、直江津からバスで北へ向かったのです。これが現在、北陸新幹線のお客さんは、金沢、富山、北陸方面へという動きになっていると思うのです。このことからすると、上越市に北陸新幹線の開業がどのような効果があるかは、最初の1年、少なくても2か月、5か月、半年くらいはつかめない部分があると思います。
 2,300人、1,700人という数字が出ましたが、これは1日の数字ですから、新幹線の利用としては少なくないと私は思っています。どのような行動、範囲で皆さんのニーズがあるか、ビジネスなのか旅行なのか、また、通勤・通学なのかということも含めて分析し、上越妙高駅がどのように利用されていくのか見ていく必要があると思っています。

(記者)
 
列車によっては乗客が少ないこともあるでしょうけど、トータルで何人利用したかというところが大事なのではないでしょうか。

(市長)
 
そのとおりだと思います。上越妙高駅の駅長さんと話すのですが、4月以降定期券で乗っている方がどれくらいかとお聞きすると、60~70人おられるそうです。

(記者)
 
行先はわからないのですか。

(市長)
 
行先は長野が6割、7割近くとお聞きしました。どこまで行かれるかという詳細は、なかなか教えてもらえませんが、60~70人近くは定期の利用があると聞いていますし、市の駐車場の定期契約も20人、30人とおられますので、その方々が関わってくると思っています。この方々は、日常生活の中で新幹線を利用されているので、ビジネスといいますか、生活利用というのは、当初、考えていたことが市民の行動の中にも表れていると思っています。

高田城百万人観桜会のインバウンド対応について

(記者) 長野に関しては圧倒的に通勤の利用が増えているようです。続けて、観桜会についてですが、桜が散った18日に初めて夜桜の花見に行きましたが、アジア人がすごく多いと感じました。16日はアルペンルートの「雪の大谷の開通」で取材に行きましたが、そこもアジア人が多く、この地域の傾向だと思うのです。
 特にアジアの方は、この時期では自国で見られないものが見られる。そういうチャンスを今後の観桜会で、どういかしていくかがポイントになると思います。担当課長もそれをすごく感じたということです。しかし、アジアの団体の皆さんは素通りしてしまうので、お金がなかなか落ちないということも聞きました。市長、いかがですか。

(市長)
 
旅行者の皆さんがこの地域にある珍しいもの、自国にないものを見聞きされるのは非常に大事なことだと思います。そこに足を運んでもらえるルートを作った旅行社には、地域性、国柄というものの心情をしっかりと取り込んでもらえたと思います。しかし、雪や桜とか風情を大事にされたと思いますが、食を考えますと少し難しいところがありますので、やはりニーズをきちんと捉えながら、何が必要なのか、相手が何を求めているのか、我々も理解し提案するという動きがなければ、言葉では「おもてなし」と言っても全く観光に結びつかないと思います。
 これからのインバウントについては、旅行社の皆さんから勉強会をしていただくとか、何が一番好まれているのかニーズをしっかり押さえ、受け皿としての準備をする必要があると思います。

佐渡の広域観光について

(記者)
 
21日に佐渡汽船の「あかね」が就航し、村山市長が散策して食事をしてもらえるよう、広域観光ルートにしたいとおっしゃっていました。市としてどんなことができるか、いつまでに、このようなことを考えたいとか、セールスをプロモートすることなど予定はあるのですか。

(市長)
 
新幹線でお出でになる方を前提とすると、シャトルバスで直江津港へ直接行かれるのです。佐渡へ行くことを目的にしておられるので、その方向しかありません。早く佐渡へ渡りたいという皆さんに、そのサービスを提供するのが地元の対応だと思います。その上で佐渡から戻ってきたときに、新幹線に乗られるまでの間、どのように受け皿を作るかということが、旅行社の工夫になるのでしょうし、我々も提案をしていく必要があると思います。
 戻ってこられた時間によっては上越に1泊し、ゆっくりと散策してもらえる。泊まらなくても2時間は食事をしながら過ごしてもらえる。そのときの受け皿として、どうやって街を歩いてもらうかという対応があると思います。また、佐渡が平成29年、30年に世界遺産に登録になったとすると、また違うことも起きるでしょう。そのときの受け皿をどうするか、旅館やお土産など観光関係者を含めて本気になって勉強会をしながら、ブラッシュアップしていく必要があると思っています。
 私個人としては夜の美術館とか水族館がどうかと思いますが、新幹線の最終便が20時までなら、その待ち時間を利用し、「地元の水族館を見てください」とか「美術館はこういう企画展をやっています」と案内する。そのような中で地元のお弁当を食べる機会を作り、食を提供する。観光というものは、そのように観光客を滞留させて、地元の施設などを見て驚いてもらい、再びこの地を選んでもらう。職員もそうですが、そのようなアイディアを関係する皆さんからも声をあげてもらい、市民一人一人がそういう環境を作っていくことが必要だと思っています。

(記者)
 
この夏は佐渡へ行かれる人が多くなると思いますが、それまでに何かしらのアイディアを出して詰めていくという、スケジュールを考えていますか。それとももう少し長い目、1年間のスパンとかになりますか。

(市長)
 
佐渡のお寺や金山を見たいとか、そういうことを目的に来た人に上越を感じてもらうためには仕掛けが必要であり、時間的なものも必要だと思います。現在は総論で語る時代ではなくなっています。佐渡にこれだけのフェリーやバスで向かうのですから、そのツアーの中身をしっかりと把握しながら、隙間といいますか、空いているところに我々がどうやって提案できるかということだと思っています。
 夏くらいまでは試行錯誤するでしょうし、逆にそのようなことをしっかりと捉えながらリサーチし、関係する業界の皆さんに情報提供しながら、手をあげてもらい頑張ってもらうしかないと思っています。

地方創生及び公の施設の再配置について

(記者)
 
新年度が始まり、合併10周年や新たな総合計画、財政計画が動き出し、リスタートを迎えたと言えます。市民サービスから見ると「公の施設の再配置」に象徴するように、市民にとって痛みを伴うような変更点も、まさにこれから市民との議論をしていくということになると思います。
 これから先も見据え、均衡ある財政収支と市民サービスを維持するためのバランスですが、長期的なスパンで、市長としてどのように取り組んでいくお考えなのか、今一度ご説明いただけますか。

(市長)
 
地方創生と言われる取組は、痛みも含めてのことだという国のメッセージなのです。この地方創生というのは、地方で知恵を出し、良い取組があれば、それに対して補助金を交付するというものです。このようなことは市町村合併も含めて、昔からあったわけです。国も一千兆円もの借財がある中で、豊かなことは言っていられません。地方創生を謳っておきながらも公共の予算は圧倒的に減っているわけです。このような状況が変わらない限り、公共予算は確実に縮小していきます。こうした中、地域が自らで選択し、やっていこうとするのが地方創生であり、これを市民の皆さんがどう捉えるかです。
 これまで総合計画、財政計画も含めて公の施設の統廃合など、様々な計画を整備しましたが、それに対する考え方、見方は多分変わってくるだろうと思います。逆に言えば、我々は先取りしなければいけないことに取り組んできたと思っています。これをしていかなければ国から面倒をみてはもらえない。学校を統合しなければ、補助金は出さないということです。ある学校が古くなったから、新しい学校に作り替えたとしても補助金は出さない。効率的に縮小していくこと、人口減少に対して対応すること、そのことを進めていくには、どこかできちんと整理する必要があります。その整理に対して知恵を出し、地域の中で議論しながら選択していこうとするのが地方創生だと思います。これまで取り組んできたことを、これから着実に進めていく。そのときに市民の皆さんに丁寧に説明しながら、理解をいただきたいと思っています。それが地方創生の一つの形であると考えています。

(記者)
 
国の方針として、そのような前提条件があるとしても、結局は対市民としての形では基礎自治体の存在が大きいわけで、基礎自治体がどういうメッセージを発するかというのが大きいわけです。施設の統廃合については、どうしても総論賛成、各論反対になってしまいます。今回の市議会でも議論がありました。繰り返しの話になっていくと思いますけれども、結局、市としては丁寧に繰り返し説明していくということに尽きるのでしょうか。

(市長)
 
例えば学校の議論では、昔は地域の長が様々に議論をしたのでしょうけれども、子供たちの学びの環境をどのように作っていくかという議論には、若いお父さんやお母さんがその中に入っていくべきだと思うのです。それを「自分がいたときの学校がなくなる」ということになると、子供はどこかに置かれてしまい、学びの環境をどうやって作っていくかという議論が成立しなくなってしまいます。
 今回、県会議員の選挙の投票率を見てもわかるように、関心がある人とない人がはっきりと分類されています。このような中、絶えず議論の中で痛みがあるとか市民の負担がかかると言いますが、そのマイノリティがどれだけの意見を吸い上げるかということだと思うのです。いろいろな面で確実にマジョリティの話がたくさん出てきますけれども、それは本当のマジョリティかというと若干違うのではないかと思います。今回の選挙の投票率は、そのように見ると何も変わらないと思われるのではなく、今、責任ある方々が声を出せば変わるとか、自分のことを言わないと子供たちの将来はなかなか難しいという議論を、議会を含めてしていくべきだと私は思っています。
 それをしない限り、子供がいない、孫も離れていない中で、お爺ちゃんが「俺の学校だ」という議論では、本当に子供の将来のことを考えたときにそれでいいかということです。いろいろな人が参加するステージをどうやって作っていくかということが、行政の中で大事だと思います。それには時間がかかると思いますし、少し予定が遅れたとしても、その話を粘り強くしていき、理解を得ながら、断続性、柔軟性をもって対応していくしかないと思っています。

新幹線開業に伴う長野県自治体との連携について

(記者)
 
日曜日に上田の真田まつりに行かれるという日程が入っていまして、市長が行かれるのは初めてだと聞きましたけれども、あえて行かれる理由というのを伺いたいと思います。また、新幹線開業を機に長野県の自治体との今後の連携について、どう考えていらっしゃるか教えていただけますか。

(市長)
 
上越市と上田市は観光の協定を結んでいますけれども、上越市と同様に城下町があるということ、今回、真田丸(NHK大河ドラマ)が始まるわけで上杉の話も出てくると思いますから、そういうお互いのパートナーの話が上手くかみ合っていると感じています。29日(上越市合併10周年記念式典)は上田市長が来て挨拶してくれることにもなっています。友好協定を結んでいる市長さんの中から上田市長に挨拶してもらうことになっており、仲良くさせてもらっています。そのような間柄ですので今回初めて寄せてもらうのですが、今おっしゃった新幹線開業後の連携、そのこともお話できればと思っています。

水難事故防止の対応について

(記者)
 
連休に入りますが、昨年の柿崎区上下浜の痛ましい事故から5月4日で1年になります。この間も連絡調整会議が上越地域振興局でございました。市として安全や水難事故防止等、どのようにお考えでしょうか。

(市長)
 
1秒間に5m、10mも引っ張られるという、あれだけの波が引いていくというのですから、小さな子供さんはあっという間なのかと思います。私も小さいときから、「大潟の向こうで泳いじゃダメだ」とよく言われたものです。先人はそういうことがわかっていたと思います。魚釣りをするくらいで、泳ぐということはほとんどない。地元の人は海水浴場でないということもありますけれども、泳ぐということはしません。
 長野の皆さんには、これからも海水浴に来てくださいとPRをしていきますが、あそこで泳いではだめだという話をしっかり伝えることと、学校や地元の方々にもあのような惨事が起こらないよう徹底してPRをしています。また、協議会、連絡会も海上保安庁が中心に頑張っていただいていますので、そのことも含めてしっかり対応していく必要があると思っています。

(記者)
 
いつもより波打ち際が奥まできていて、まさかさらわれると思っていなかった。引き波も強く、あっという間にさらわれてしまいどうしようもなかったと。

(市長)
 
大潟もそうですが、水深が深いのです。ちょっと先に行くと背が立たなくなりますから。

(記者)
 
あのような地形のところに起きやすいのでしょうか。

(市長)
 
起きやすいですね。直江津の海岸と違って水深が本当に深いです。長野の皆さんには徹底してPRします。

北陸新幹線の利用促進について

(記者)
 
新幹線の件ですが、先ほど平日の臨時便の話がありました。1年を通して来年のダイヤ改正も一つのリミットといいますか、その前の12月頃にJRが内部で決めると思うのですが、利用促進の面でどのように新幹線を積極的に使っていったらいいか、難しいこともあるかと思いますが、対応を考えていらっしゃるのか。
 また6月頃に利用促進フォーラムが予定されていたと思うのですが、それが新たなスタート地点となり得るのか市の構想はありますか。

(市長)
 
新幹線の利用促進というのは、能動的なのか受動的なのかはわかりませんが、新幹線ができて本当に便利になったという皆さんがたくさんおられます。新幹線が出来たので、金沢へ行ってみよう、富山に行ってみようという方がお出でです。しかし、一時的に利用が伸びるのですが、生活の中に入ってくるまでには少し時間がかかると思います。日常的にそれが当たり前のこととなったときに、どれだけ新幹線を利用するかということでしょう。この間もお話したように、時間のある方は北越急行に乗って湯沢から東京へ行く人もおられます。
 国交省へ派遣している職員がいるのですけれども、この間、「毎週、帰ってきます」と話を聞きました。新幹線が出来たから便利かと聞くと「出身が青野ですから湯沢経由で帰ります」と言っていました。同じように東頸城地域の皆さんはそちらの方が便利なのかもしれない。いろいろな選択肢がありますが、それを踏まえながら、新幹線を利用する機会を作る。また、新幹線に乗り、旅をしてもらう。そんなことを仕掛けていくことも必要かと思っています。また、金沢からの各駅に、どのくらいの乗車があるのかと思っているのですが、担当課の職員には、長野県の駅を含めて実際に見て、評価し課題を整理してほしいと指示したところです。
 この間、名古屋からきた中部電力の幹部の皆さんは、長野から20分、乗ったらあっという間に上越に着いたと言っていました。今までとは感覚的に全然違うということです。

(記者)
 
松本でもそのようです。東京まで1時間かかるのですけど、30~40分で上越に来られる。日本海が近くなったという人たちがいます。

(市長)
 
本当にそうだと思います。名古屋まで3時間ほどかかりますが、今まで4時間、5時間くらいかかったのですから、そう実感されているようです。
 課題としては駅の駐車場とか切符の買い方とかいろいろなことがありますが、それをどうやって整理をしていくか。昨日、夕方の電車で直江津駅から家へ帰ったのですが、みどりの窓口、切符を買うところにずっと人が並んでいるのです。私は自動販売機で切符を買いましが、相当並んでいました。ただ、直江津駅の売店、待合室は人が少なくなりました。人の流れが新幹線でずいぶん変わったと思います。
 この間、新幹線で帰ってきて7時16分に上越妙高駅に着いたのですが、在来線が7時40分頃までありません。トキめき鉄道の駅の待合室に何人かと一緒にいましたけど、シャッターが降りて窓口が閉まっていました。在来線の上越妙高駅でもそのような感じですから、雰囲気、イメージを少し変えなきゃいけないとも思います。
 切符の購入は、お年寄りの皆さんからすると、案外、在来線の方が大変かもしれません。現在は画面に駅の名前が出るようになりましたから、最初の頃と比べると、お年寄りでも簡単に購入することができるようになり、よかったと思っています。

謙信公祭について

(記者)
 
観桜会が終わりました。次は夏祭りかと思いますが、今年の謙信公祭は何か企画があるのか。進捗があれば知りたいのですが。

(市長)
 
今、謙信公祭実行委員会でその話を詰めていると思います。私は実行委員会に入っていませんが、新幹線開業後の謙信公祭をどうするか、また、本来の歴史ある祭りをどうするか、観桜会と同じく今年が90回の節目ですから、そのことをきちんと整理しながら取組を進めていると思います。

(記者)
 
ガクトさんは来るのですか。

(市長)
 
90回ですから、どうなりますでしょうか。

上越妙高駅駐車場の課題及び対応について

(記者)
 
上越妙高駅の駐車場なのですが、空いていると言えば空いており、適正な台数かとも思うのですが、どのようにお考えですか。

(市長)
 
駐車場の台数は、先ほどお話した乗車数3,000人とか3,500人という議論から、そのボリュームで作ったのですが、1時間以内に出て行かれる人が8割くらいいるのです。瞬間的には約300台の駐車場が一杯になるのですが、それをうまく融通していくということも必要かと思います。
 また、路上駐車がある中で事故があったとすると、横断歩道の位置が悪いとか問題が起こり得るところがあり、駐車場についても東口に入ったときに左へ曲がろうとしても曲がれないという使いにくさがあります。直角に曲がろうとしても曲がれないため、障害となっていたポールを切断したこともありました。スムーズに上手く回転できる駐車場にしないと、そのようなところで混雑感が出てきますから、少し工夫しなければいけないと思っています。
 担当部長からは、民間の皆さんから土日だけ解放してもらう駐車場を用意いただくと聞いています。

(記者)
 
その民間駐車場の料金が500円です。路上駐車している人は、警察に捕まらないと思っていますから、駐車場が空いていても使いません。警察が1回でも指導をやりだしたらわかりませんが、500円では停めないと思います。

(市長)
 
東口のロータリーは電車から降りてくる人を迎えにくる人がいます。駐車場に入れて待ってくれず、路上駐車して降りてくる人を拾いますから直江津駅の前のようなものです。それもまた混雑感があるという気がします。
 東口ロータリーの駐車場は、1時間は料金がかからないので、利用してくれればいいのですが、迎えにきたときに、そこからロータリーに行くにはどうやって横断歩道を渡ったらよいか、それがまた難しいのです。ロータリーへ行くためにロータリーを回ってくる人と駐車場へ行く人とが事故になったら大変です。これはおかしいと思っておりますし、工夫しなければならないと考えています。

(記者)
 
民間で駐車場を用意いただくのは有難いのですが、500円ではそこに停めずに路上駐車すると思います。あの辺はたくさん土地がありますから。

(市長)
 
直江津駅は500円で1日停められますから、東京へ行く人は1日500円ですからね。

(記者)
 
直江津駅は朝から夕方までですが、あそこは一瞬でも停めれば500円です。ですから停めないと思います。

(市長)
 
今、利用はありませんか。

(記者)
 
初日の利用はあまりなかったと思います。

(市長)
 
SAKURAプラザに入っている従業員の駐車場も確保しなきゃいけませんからね。どこか借りているとは思いますが。

(記者)
 
市の駐車場を工夫しなければいけないというお話がありましたが、それは運用面を何とかするということですか。

(市長)
 
東口ロータリーの駐車場がありますが、駅を降りてきた人が、渡ろうとするときにロータリーをどこかで横切るわけです。横切るところは降りてきたところから遠くへ行って横切らなければならない。

(記者)
 
ぐるりと回らないと横断歩道がないですね。

(市長)
 
その横断歩道がいいかどうかも含めて、お年寄りだとか、車イスの人たちがずっと先に行って、左回りしなければならないというのはどうかということです。そこは工夫をすることですぐに渡れるようにしたい。人の導線を考えながら、混雑感がなく事故の心配のない駐車場、効率のよい駐車場を考えていく必要があると思っています。

(記者)
 
ハード面で手を付ける可能性もあるのですか。

(市長)
 
駐車場の思想、設計者が都会の人なのでしょう。効率的に角を入れたと思うのですが、先ほどの話のように車が曲がりにくいわけです。もう一つは西口の突当りに障害者の駐車場がありますが、雪が降ったときにロータリーの中を融雪するだけの設備であるため、車イスのマークはついていますが、駐車場を探しにくい、また、入ってしまうと雪が障害になって出にくいなど、停める人の思いが考えられていない。

(記者)
 
車両を誘導する矢印もないですね。この間、最終便で帰ってきたら、駐車場が少し渋滞していたのですが、本当は左に曲がればいいものを右から割り込んでくる人がいて、何とかしてほしいと思いました。

(市長)
 
右側から出るときに直角に曲がらなければいけないので、全部、左側通行で回ってくれればいいのですが。矢印は下にあるのですけども、夜なので見えなかったのだと思います。

(記者)
 
最後に出るところが本当に難しいのです。

(市長)
 
自分も車を乗入れてわかったことがありました。

(記者)
 
今後も改善点が見つかれば改善していくというお考えですか。

(市長)
 
現場を見て、自分自身が難しいと思うところは考えていきたいと思います。