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村山市長記者懇談会(平成29年3月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年4月11日更新

開催日:平成29年3月30日(木曜日)


(市長)年度末の非常に忙しい、そしてまた、この上越で痛ましい事件が起きており、皆さんお忙しい中、お集まりいただきまして、ありがとうございました。

 3月議会も終わり、当初予算や地方創生を中心とする補正予算、オーレンプラザ条例の制定、その他すべての案件に承認、同意をいただきました。4月早々から子育て支援や中山間地の振興、新水族博物館を始めとする施設を核とした地域の活性化などに取り組んでいきたいと思っています。

 2点目は1日から高田城百万人観桜会が始まります。今回は中学生が休憩所を設置して来場者をもてなすとか、上越青年会議所が桜の咲く時期を少しずらした雪月花プロジェクトという趣向を凝らした取組を実施されるとお聞きしています。上越の春、我々が待ち望んだ春をみんなで楽しみ、一緒に過ごせればと思っています。

 また、人事異動の内示を発表しました。職員採用のなかった世代がちょうど端境期を迎えているところであり、若手や女性を積極的に登用いたしました。新しいまちづくり、上越市の行政の良さを発揮してもらえるような取組を、職員一人一人にお願いしたいという思いを込めました。

 最後にごみ袋の不具合品に関する職員の処分について、私自身も含め、議会や記者会見の中でお話をしました。いずれにしても、起きた事象をすぐに改善して元に戻すことと、どうしてそのような不手際になったのか、検証が必要であります。 

 今回の対応については、現品のある皆さんには期限を設けず交換するとともに、ご負担をいただいた市民の皆さんについては子育て支援の中でお願いしたいと議会で説明しながら進めてきたところであります。今後は問題が起きたことの原因、責任の所在をしっかりと総括する必要があり、不具合品が発生したときにどういう対応をしたのか、また、このような状況をどうして作ってしまったのか、品物を受けるときの検収はどうであったのかなど、さらに、報告体制や上司との方針協議をどのようにしたのか、人事課を中心に聞き取りを始めているところでありまして、その内容をまとめて市民の皆さんに最終的な報告をしたいと思っているところであります。

 4月がスタートいたします。記者の皆さん方には引き続きよろしくお願いいたします。

観桜会場でのボートの貸し出しについて

(記者)4月1日から始まる高田城百万人観桜会において、今年もボートの貸し出しが行われる予定ですが、去年と比べ、安全対策の強化について、具体的にどのような取組みを行う予定ですか。

(市長)観桜会実行組織打ち合せ会議の中でも話があったと思いますが、最終的に警察の調査では、市や事業者の責任を問えないという形になったと思います。

 そうした中、ボートに乗る人数、ライフジャケットの着用、小さい子どもさんを単独でボートに乗せないなど、昨年とは違う対応を協議し、事業者との間で約束されました。

 また、事業者が監視を常時行うことも義務付けたところでありますので、ボートに乗ったときには騒いだりせずに、安全にご利用いただきたいと思います。

(記者)ボートに乗る人数は、3人まででよかったでしょうか。

(市長)そうであったと思います。

(記者)上越市としては職員を派遣してチェックすることはあるのでしょうか。

(市長)それはボートだけでなく、観桜会の期間中のトラブルに備えて、消防や警察、我々も折に触れて状況を見ていきたいと思います。

(記者)ボートの営業時間を教えてください。

(総務管理部長)日没までです。

(記者)昨年のような夜の営業は、行わない予定ですか。

(市長)日没で終了します。具体の内容は、観光振興課と上越観光コンベンション協会で整理していますので、そちらにご確認ください。

(記者)今年、ボートの貸し出しが行われることについて、市長のコメントをお願いします。

(市長)長い間、上越市の桜を楽しむための一つのツールとして親しまれてきたと思います。安全対策を徹底し、安全に事故のないように、水面からの桜を楽しんでいただきたいと思います。

南新町の市営住宅で発生した事件について

(記者)23日の現場確認の際、市役所の職員も立ち会ったということですが、市長がお聞きしている範囲でどのような状況であったか、この事件に関して思うことがあればお願いします。

(市長)調査中でもあり、職員からは文書でしか報告がありませんので、具体的には聞いていません。いずれにしても市が管理する市営住宅での痛ましい事件であり、非常に残念に思っています。

 今朝、マスコミの皆さんが近隣の住民の方々に取材をかけていることで、住民の方々が非常に困惑しており、警察からも適切な取材についてお願いしているという文書を見ました。

 それだけ関心のある事件であり、住民の方々も驚かれていると思います。マスコミの皆さんも取材で大変だと思いますが、私自身は、早く解決してほしいと望んでいるところであります。

(記者)上越市として地域の安全安心を啓蒙するために、住民の方への説明会や防犯体制の強化など、何かアクションを起こす方針はあるのでしょうか。 

(市長)今の時点では、事件性があって現場検証も続いていますので、この段階で地域の皆さんの安全安心に市が何を言えるのか、市が情報を持ち得ていない状況において、一番、安堵されるのは、事件が解決されることだと思います。

 事件が解決した後、その内容を踏まえて、町内会に周知をしていくことはあると思いますが、今はまだ、地域の皆さんに安心してくださいというのは、あまり説得力がないと思います。我々と住民の方々が非常に動揺されている中、1日も早い事件の解決が、市民の安心につながるものと思っています。

(記者)警察の調査に対し、市としては、全面的に協力しておられるのでしょうか。

(市長)現場検証が続いていますので、協力しながら調べてもらっているところだと思います。警察が調査中ですので、具体の話がつぶさに提供されることはあまりないと思っています。

(記者)市の管理施設でありますけれども、亡くなられた方の情報は持っていないのですか。

(市長)入居するときの届け出などの情報はあると思いますけれども、個人情報ですので、私のところへ上がってきません。

(記者)家賃の関係で滞納はなかったのでしょうか。

(市長)私は聞いていません。新聞では自治会の会計をされていたという話が出ていましたが、自治会の話は我々とは別であり、市の施設であってもそこまで干渉することはできないと思います。

市長選挙の公約について

(記者)議会で答弁されていますが、市長選の公約について、後日というお話でしたけれども、いつ頃を目処に考えておられますか。

(市長)あまり遅くならないうちに整理をしたいと思っておりますが、事務所の設置など、いろいろなことがあります。私自身がまとめあげることはほとんどできているのですが、もう少し吟味しながら、そして、私だけではなく支援いただく後援会の皆さんからもご意見をいただくことがあるので、もう少し時間がかかると思います。

(記者)政党への支援などはいつ頃になりますか。

(市長)今は、事務所がなく、後援会があるだけですから、選挙事務所がきちんと立ち上がった段階でお願いすることになると思います。お願いするやり方についても、前回、前々回の選挙とどのように絡むか、そのようなことも整理しなくてはならないと思います。

 いずれにしても市長としてこれまで務めてきたわけですから、横断的にお願いして、ご理解をいただく中で対応していくことになるかと思いますが、今のところ関係する皆さんとは具体的な審議はしておりません。

雁木の難燃化について

(記者)糸魚川市では、雁木の難燃化を進めようという話が出ているようです。上越市でも南本町の火事で3軒、4軒の延焼があり、雁木で軒が接している近くの住民の方々からも木造で大丈夫かという不安の声が聞こえました。全部を一気に変えることは、相当な予算が必要ですし、雁木は私有のものでもあると思いますので難しいとは思いますが、市長のお考えをお聞かせください。

(市長)今回の南本町の火事もそうですが、火は横にいくよりも上へ上がります。ですから、雁木の高さから入るのではなくて、軒の中に上がった火が連坦しているところに延焼したものだと思います。雁木そのものが大きな大火につながるということは、風の通りになればそういうことになるのかもしれませんが、そのことで延焼が続いたとは思っていません。糸魚川の場合がそうであったのかはわかりませんが、少し研究してみなくてはならないと思います。

(記者)今回の糸魚川の場合は風が強く、関係ないという感じでした。

(市長)燃えている火の粉そのものが、50メートル、30メートル飛んでいったということです。今日の新聞にも出ていましたが、新潟、長岡、上越で水利をどう確保するか、川の水を水利にしたいということで、我々はすぐに予算化しましたが、新潟も長岡も同じように考えたということです。

 上越の場合は、先日、消防団を含めて儀明川で放水訓練をしているところを皆さんにご紹介をさせていただいたと思いますが、糸魚川の火事、雁木の話については、消防の専門に聞いてみて、火事の類型もいろいろな例があると思いますので、少し研究してみたいと思います。

 糸魚川の話をお聞きしますと、アンケートでは元に戻りたいという方々が案外少なく、復興復旧は難しいと改めて思いました。上越市からも土地区画整理とか、市街地の開発を手掛けた職員を糸魚川市に派遣するのですが、4万平方メートルとも3万平方メートルともいわれる延焼エリアをどう開発していくのか、元通りの復旧、まちづくりは難しいと思っています。外から見ていて自分の街だったら、どうするか悩ましいと思っています。糸魚川市長さんは復興に向けて本当に頑張っておられますけれども、市民のアンケートをまとめた段階で、悩まれるところがあると思っており、自分のこととして考えると本当につらいことだと感じています。

糸魚川市への職員派遣について

(記者)糸魚川市への職員の派遣について、新年記者会見時に糸魚川市に対して、土地区画整理の経験者としてお知恵を貸すことができるとおっしゃっていましたが、それが実現した形でしょうか。

(市長)上越市では、この地域には土地区画整理や市街地開発に携わった高度な技術をもっている業者がいることもわかっていましたし、市にも経験を積んだ職員が何人もいますので、そのような技術的な支援ができると瞬間的に思いました。それをお話したところ、結果的に糸魚川市長さんからオファーがありました。

(記者)糸魚川市からオファーがあってということですが、期間的にはどのくらいになりますか。

(市長)とりあえずは1年というスパンになるかと思っています。

日米共同訓練に対する要望活動について

(記者)日米共同訓練で妙高市とともに随分と訓練に対する要望活動をされたと記憶しております。その肝は情報公開をということでお願いをされていたかと思います。訓練が終わって情報公開が十分になされたのかどうか、市長のお考えなどお聞かせいただきたいと思います。

(市長)相手方には、我々にきちんと連絡してください、我々も市民に周知しますからというお願いをしてきました。

 具体的には、夜間の飛行の問題だとか、子供さんが通学している時や集まっているところではこうしてくださいとか、前回は油の流出がありましたのでしっかり対応してください、また、流出があった場合はすぐに周知してくださいと、3回要望しました。

 訓練そのものは日米の国家間の協議で実施するので、訓練の内容を開示してほしいという要望ではありませんでしたが、市民が不安に思うような訓練、生活している人に影響があるようなものについては、不安を与えることのないよう情報をくださいとお話させていただきました。

 そうした中、例えば今日はオスプレイのほか、どのような航空機が来るか教えてほしいという情報については、事前にはなかなか難しいということでした。

 我々が要望したことによって地元に連絡所も設置されましたし、連絡を密にしたことで、前日にはきちんと情報が入ってきておりました。そういう意味では、上越市も妙高市も、ある程度お願いしたことはできたと思っています。

(記者)結果として、住民の不安が増すようなことはなかったということでよろしいでしょうか。

(市長)訓練に反対されている方々は、それもまた一つだと思いますが、地域の住民の皆さんから、飛行機の音がしたとか、相当の轟音だったという話はありましたが、私が聞いている中では、中郷区総合事務所や総務管理課には電話も含めて連絡はなかったと聞いています。

(総務管理部長)今日はオスプレイが飛ぶのですかという一部の問い合わせはありましたが、苦情的なものは一切ありませんでした。

(記者)今のお答えの中で地域の方々から相当の轟音があったという声は、直接市長に入ったのでしょうか。

(市長)私はテレビで見ましたが、中郷の方でしょうか。年配の方がインタビューされていて、怖いので来てほしくないとか、音がしたという話を聞きました。

 私は現場に行く機会がありませんでしたが、中郷区総合事務所長が現場に行って、普通のヘリコプターとは音が違うという話も聞きました。地元の皆さんの驚きはあったと思います。

(記者)市民からそのような声が直接、あったというわけではないのですか。

(市長)そうです。テレビで見たことと所長の話を重ねてお話したものです。