長野県と新潟県の境界を囲むエリアは、国内有数の豪雪地帯であり、中山間地域や地方都市ならではの共通課題を数多く抱えています。一方、魅力的な地域資源や地域づくりの実践者も数多く存在します。そこで、このエリアにおいて地域づくりに関心を寄せ、あるいは実践する方々からお集まりいただき、学び合いと交流を深める会を開催しました。
この会をきっかけとして、このエリア一帯に存在する地域資源や取組の素晴らしさを再発見したり、今後の活動への意欲向上につながったり、あるいは意外と知らなかった隣の地域の人たちと情報交換や切磋琢磨できる関係が生まれ、やがて地域づくりのパートナーへと発展していくことを願っています。
案内チラシ [PDFファイル/3.35MB]
当日配布資料1 [PDFファイル/4.6MB]
当日配布資料2 [PDFファイル/355KB]
150人を超える参加申込をいただき、急遽会場を変更して行いました。上越市民のほか、新潟県内から約30人、長野県内からも30人近い参加者がありました。
2つの会場において、「地域資源の発掘と魅力発信」、「グリーンツーリズム」、「田舎ならではの魅力的なライフスタイル」、「観光分野における新たな組織経営」の4テーマを設定し、トークセッションを行いました。この地域で活躍されている登壇者からの活動紹介とディスカッションにより、多くの学習や交流の機会となり、今後の連携に向けたきっかけづくりの場ともなりました。また、トークセッション終了後に交流会を開催しました。
この地域には、この地ならではの豊かな自然環境や歴史・文化が存在します。これらの地域資源にフォーカスし、現代の暮らしと融合させ、その魅力を発信していく取組みから、地域づくりのポイントを学びました。
(スピーカー)
(モデレータ)
この地域では、グリーンツーリズム(農山村での体験型旅行)を都会の人々に提供する取組みが様々な方法で行われてきました。これらの実績から地域づくりのポイントを学ぶとともに、全国的にも取組みが進む中での将来像を考える機会としました。
(スピーカー)
(モデレータ)
この地域には、積極的に田舎暮らしを選択し、魅力的なライフスタイルを実践し、発信する人々が増えています。このような人々の思いや取組に学びつつ、この動きを持続可能な地域づくりにつなげていく方法を考える機会としました。
(スピーカー)
(モデレータ)
この地域では、観光振興や交流促進のために民間的要素と行政的要素を兼ね備えた組織づくりが行われてきました。民間と行政の特性を理解し、経営と地域づくりを両立させ、人材の確保や育成につなげていくためのポイントを学びました。
(スピーカー)
(モデレータ)
翌日も40人近い方々からご参加をいただき、グループに分かれ、和やかな雰囲気の中で熱い意見交換が行われました。アドバイザーとしてお越しいただいた愛知大学戸田先生をはじめ、参加者の方々から多くの前向きなコメントをいただきました。
(アドバイザー)
ニュースレターNo.34 活動報告 (概要のみ)