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「第7回信越県境地域づくり交流会」を開催しました

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印刷用ページを表示する 掲載日:2021年2月1日更新

第7回信越県境地域づくり交流会チラシ表紙(画像)信越県境地域づくり交流会(愛称:はしっコア)は、地域づくりの学びと交流を深める会です。

「はしっこ」だけど、実は「まんなか(コア)」 
長野県と新潟県の県境、「信越県境」をはさむ国内有数の豪雪地域は、中山間地域や地方都市ならではの共通課題を数多く抱えていますが、魅力的な地域資源や意欲的な地域づくりの取組みも数多く存在します。

そんな地域で開催する「地域づくり交流会」のキャッチフレーズは、「まなぶ、つながる、はじまる」。地域づくりに取り組む人々が集い、この地域の素晴らしさを再発見できたり、自らの活動のモチベーションが高まったり、あるいは情報交換や切磋琢磨できる友人関係や地域づくりの新たなパートナーが生まれたり、そんなきっかけになればと考え、2016年から開催してきました。

これまでの開催経過はこちらをご覧ください。

日々暮らす地域のお隣にあって、知っているようで意外と知らない地域。境を越えてみると、結構似ているなあ、頑張っている人がいるなと共感できたり、ちょっぴり違うことから学びを得られたり、様々な発見があるかもしれません。休日にふらっと遊びに行ける、会いたいときに会える、そんなほどよいサイズ感を、皆さんとともに実感できれば幸いです。

第7回は「ミュージアムと地域づくり」をメインテーマに、新潟県上越市で開催しました。

この地域には、博物館、美術館、水族館、科学館などの多種多様で魅力的なミュージアムが存在します。ミュージアムは、私たちの趣味や余暇活動の場を提供するだけでなく、人々が集い交流し、賑わいをもたらし、知識や感性を育むなど、これからの地域づくりにおいて大切な役割を果たすと考えています。このことは、図書館についても同様のことが言えます。
この会では、地域づくりの視点からミュージアムや図書館の魅力と可能性を学びつつ、私たちがこれらをどのように活用し育んでいくことができるか、皆さんとともに考える機会にしたいと思います。

交流会チラシ(A4版) [PDFファイル/895KB]

日時

平成30年12月7日(金曜日) 午後2時30分~

平成30年12月8日(土曜日) 午前9時30分~

会場

市民交流施設高田公園オーレンプラザ(新潟県上越市本城町8番1号)

プログラム 

12月7日(金曜日)

午後2時30分~2時50分 開会あいさつ・趣旨説明

午後2時50分~3時50分 基調講演「ミュージアムと地域づくり」

ミュージアムの持つ魅力やそれらを活かした地域づくりの可能性について学びます。

(講 師)

  • 長野県立歴史館館長・信州大学名誉教授 笹本 正治さん

午後4時~6時 トークセッション「ミュージアムを活かした地域づくり」

(パネリスト) 

  • 野尻湖ナウマンゾウ博物館 館長 近藤 洋一さん(長野県信濃町)
  • 水野美術館 学芸員 高田 紫帆さん(長野県長野市)
  • 十日町情報館 主査 高橋 由美子さん(新潟県十日町市)
  • 上越市立水族博物館うみがたり 館長 櫻 健太郎さん(新潟県上越市)

(特別ゲスト)

  • 国際日本文化研究センター 国際交流基金フェロー キャロリン・ワグーラさん

(進行役)

  • 長野県立歴史館館長・信州大学名誉教授 笹本 正治さん

午後6時10分~6時20分 閉会

午後6時30分~8時 情報交換会   

地元の料理や地酒などを囲みながら、立食形式にて登壇者や参加者の皆さんと交流を深めます。

12月8日(土曜日)

午前9時30分~午後0時20分 ディスカッション「ミュージアムを活かした信越県境地域づくり」

この地域にあるミュージアムを地域づくりに活かすアイディアについて、皆さんと一緒に考えます。

午後0時30分~4時 エクスカーション

今年度リニューアルオープンした上越市立歴史博物館と水族博物館を訪問し、解説を聞きながら館内を見学します。

登壇者紹介

基調講演講師・進行役

長野県立歴史館長・信州大学名誉教授 笹本 正治さん

笹本さん(写真)1951年山梨県生まれ。名古屋大学文学部助手、信州大学人文学部助教授、教授、信州大学地域戦略センター長、副学長などを歴任し、2016年から現職。
この間、戦国大名武田氏や真田氏などの実態解明、職人史・商人史、災害史など、日本の戦国時代を中心にして多方面から研究を実施。「歴史学」は人類がよりよい未来を構築していくために必須の学問との考えから、歴史館長としての業務のほか、歴史や地域づくりに関する講演活動、県内各地の自治体史の編纂委員や各種審議会委員などを務める。著書は「甲信の戦国史」、「修験の里を歩く北信濃小菅」、など多数。趣味は旅行。

パネリスト

野尻湖ナウマンゾウ博物館 館長 近藤 洋一さん(長野県信濃町)

1955年東京都生まれ。信州大学大学院博士課程修了(理学博士)。近藤さん(写真)
学生時代から野尻湖発掘に携わり、1984年野尻湖ナウマンゾウ博物館の開館当時から学芸員として勤務。2016年野尻湖ナウマンゾウ博物館館長に就任。野尻湖発掘調査団の事務局も担当する。
専門は、古脊椎動物学、第四紀学、日本各地のナウマンゾウの研究や古型マンモスの研究も進めている。
共著に「最終氷期の自然と人類」、「一万人の野尻湖発掘」、「野尻湖のナウマンゾウ」などがある。

水野美術館 学芸員 高田 紫帆さん(長野県長野市)

1977年宮城県仙台市生まれ。大学時代は西洋美術史を専攻。高田さん(写真)
安曇野市田淵行男記念館の入職を機に2009年から長野県へ移住。その後、長野県信濃美術館東山魁夷館の学芸員を経て、2015年から現職にいたる。学芸員歴、長野歴ともに9年。
近年の主な担当展覧会は「横山大観 菱田春草展」、「上村松園展」など。今気になっている作家は長野県中野市出身の日本画家・菊池契月。
好きな信州の方言は「とびっくら」「もうらしい」。いつか「信濃の国」を歌えるようになりたい。

十日町情報館 主査 高橋 由美子さん(新潟県十日町市)

十日町市生まれ。専修大学文学部卒(村落社会学)。高橋さん(写真)
1986年十日町市役所入庁後、十日町市博物館では学芸員として重要有形民俗文化財「十日町の積雪期用具」の申請業務を担当、その後、十日町市石彫シンポジウムや、第1回目の大地の芸術祭などに携わる。十日町情報館では、被災した古文書・古写真などの収集・保存・活用を市民ボランティアと協働で実施し、「新潟県中越大震災と資料整理」を執筆(第10回新潟県出版文化賞記録紙部門賞受賞)。十日町市史・上越市史・湯沢町史の民俗部会調査員。

上越市立水族博物館うみがたり 館長 櫻 健太郎さん(新潟県上越市)

1971年宮城県仙台市生まれ。早稲田大学教育学部生物学専修卒。1996年株式会社横浜八景島入社。
櫻さん(写真)入社当時は、シロイルカやペンギン、ホッキョクグマなど海獣類の飼育担当として入社。その後、企画担当、教育普及担当、ショートレーナー、運営担当など水族館運営に係る様々な業務を経験。2015年4月から株式会社横浜八景島が上越市立水族博物館の指定管理者を受託するにあたり上越市に赴任。旧水族博物館の時代から館長を務めている。楽しく学べる施設づくりを目指す。

特別ゲスト

国際日本文化研究センター 国際交流基金フェロー キャロリン・ワグーラさん

キャロリンワグーラさん(写真)1990年アメリカ生まれ。ピッツバーグ大学博士後期課程在学中。専門は日本美術史。国際交流基金日本研究フェローとして2018年8月に来日。現在、国際日本文化研究センター(日文研)にて「仏陀の具体化:中世日本の繍仏における女性の存在」をテーマに研究活動中。以前には皇學館大学に留学し、沖縄県と宮城県仙台市にも住んでいた。2015年文化庁「海外日本美術資料専門家の招聘・研修・交流事業」の参加者として東京・京都・奈良・博多での博物館で研修も行い、海外での日本資料情報提供やアクセスにも関与。趣味はランニング。

主催等

(主催)上越市創造行政研究所、信越県境地域づくり交流会実行委員会

(共催)一般社団法人雪国観光圏、信越9市町村広域観光連携会議(信越自然郷)

(後援)新潟県、地域づくりネットワーク長野県協議会、一般社団法人信州いいやま観光局、公益財団法人八十二文化財団、信州大学学術研究・産学官連携推進機構、愛知大学三遠南信地域連携研究センター 

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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