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信越県境地域の地域づくりに資する交流・連携ネットワークの形成に向けた研究

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年12月14日更新

「第2回信越県境地域づくり交流会」開催報告

 長野県と新潟県の境界をはさむ国内有数の豪雪地帯は、中山間地域や地方都市ならではの共通課題を数多く抱えていますが、魅力的な地域資源や意欲的に地域づくりに取り組む人々も数多く存在します。この地域が将来にわたり豊かであり続けるためには、歴史的にもつながりの深かった近隣市町村の人々がお互いに関心を持ち、境界を越えて交流・連携することが大切と考えています。チラシ表紙(画像)

 そこで本年2月、信越県境に近い各地域において地域づくりを実践する方々を中心にお集まりいただき、学びと交流を深める会を新潟県上越市で開催しました。

 おかげさまで多くの参加者からご好評いただいたことから、第2回を長野県飯山市で開催しました。テーマには、食文化や観光(インバウンド)を取り上げ、この地域の過去・現在・未来を考えました。

 この会をきっかけとして、このエリア一帯に存在する地域資源や取組の素晴らしさを再発見できたり、今後の活動へのモチベーションにつながったり、あるいは情報交換や切磋琢磨できる関係が生まれ、未来の地域づくりのパートナーが生まれるきっかけになれば幸いです。

案内チラシ(A3版) [PDFファイル/2.86MB]

案内チラシ(A4版) [PDFファイル/3.04MB]

開催概要

  • 日時:平成28年12月11日(日曜日) 10時~17時30分
  • 会場:飯山市文化交流館「なちゅら」 小ホール・多目的ホール 
  • 主催:上越市創造行政研究所
  • 共催:信越自然郷(信越9市町村広域観光連携会議)、(一社)雪国観光圏
  • 後援:飯山市公民館、(一社)信州いいやま観光局、地域づくりネットワーク長野県協議会、(公財)八十二文化財団、信州大学学術研究・産学官連携推進機構、愛知大学三遠南信地域連携研究センター
  • 参加人数:約120人

プログラム

10時~ 開会

 本交流会の趣旨説明を行いました。

10時30分~ トークセッション第1部 「未来へつなごう雪国の食文化」

 この地域には多様な自然環境が育む雪国ならではの豊かな食文化とともに、地域で連携してそれらを掘り起し、地域づくりに活かす様々な取組があります。これらの魅力的な地域資源や取組について学び合うとともに、次世代につないでいくためのポイントや、この地域内での交流・連携の可能性などについて、皆さんと共に考えました。

(パネリスト)

  • 坂原 シモさん(長野県飯山市) 一般社団法人いいやま食文化の会会長
  • 柳 一成さん(新潟県十日町市) 松之山温泉合同会社まんま代表、ひなの宿ちとせ専務
  • 野口 孝則さん(新潟県上越市) 上越教育大学大学院学校教育研究科臨床・健康教育学系教授
  • 片桐 健策さん(長野県野沢温泉村) ホテル ハウスサンアントンシェフ

(進行役)

  • 山口 美緒さん(長野県長野市) 編集室いとぐち代表、食農連携コーディネーター
12時30分~ 昼食・交流タイム

 食事を取りながら交流しました。

14時~ トークセッション第2部 「さらなるインバウンドの可能性 世界に誇れる信越県境地域へ」

 豪雪地帯ならではの魅力を有するこのエリアには、冬期間を中心に一部地域へ多くの外国人が来訪していますが、年間を通じたエリア全体としての誘客は発展途上の状況にあります。すでに行われているインバウンドの取組に学びあい、2020年までに訪日客数4000万人を目標とする国家的戦略も踏まえつつ、地域資源の磨き上げや発信方法、公共交通機関の活用方法、広域的な連携のあり方などについて、皆さんと共に考えました。

(パネリスト)

  • 北村 明史さん(長野県飯山市) North Nagano Outdoor Sports代表
  • 石坂 大輔さん(長野県山ノ内町) 株式会社ヤドロク代表
  • ウィリアム・ロスさん(新潟県妙高市) 株式会社Dancing Snow代表
  • フジノ ケンさん(新潟県津南町) 株式会社4CYCLE クリエイティブディレクター

(進行役)

  • 井口 智裕さん(新潟県湯沢町) 越後湯澤HATAGO井仙代表取締役
16時~ 閉会

 本交流会の総括を行いました。

16時30分~17時30分 交流タイム

 地域食材を使ったオードブルを食べながら交流しました。

「第1回信越県境地域づくり交流会」開催報告

 長野県と新潟県の境界を囲むエリアは、国内有数の豪雪地帯であり、中山間地域や地方都市ならではの共通課題を数多く抱えています。一方、魅力的な地域資源や地域づくりの実践者も数多く存在します。そこで、このエリアにおいて地域づくりに関心を寄せ、あるいは実践する方々からお集まりいただき、学び合いと交流を深める会を開催しました。

 この会をきっかけとして、このエリア一帯に存在する地域資源や取組の素晴らしさを再発見したり、今後の活動への意欲向上につながったり、あるいは意外と知らなかった隣の地域の人たちと情報交換や切磋琢磨できる関係が生まれ、やがて地域づくりのパートナーへと発展していくことを願っています。

開催概要 

信越県境地域づくり交流会パンフレット表紙(画像)

  • 日時:平成28年2月16日(火曜日)午後1時30分~午後5時30分、17日(水曜日)午前9時~午前11時20分
  • 会場:ユートピアくびき希望館(上越市頸城区)、うみてらす名立(上越市名立区)
  • 主催:上越市創造行政研究所
  • 後援:国立大学法人信州大学地域戦略センター、新潟県、地域づくりネットワーク長野県協議会、一般社団法人雪国観光圏、J-ホールディングス株式会社
  • 参加者数:トークセッション約150人、ディスカッション約40人 

案内チラシ [PDFファイル/3.35MB]
当日配布資料1 [PDFファイル/4.6MB]
当日配布資料2 [PDFファイル/355KB]

プログラム

開催趣旨説明(2月16日)地域づくり交流会会場風景1(写真)

 150人を超える参加申込をいただき、急遽会場を変更して行いました。上越市民のほか、新潟県内から約30人、長野県内からも30人近い参加者がありました。

トークセッション「地域づくりの活動事例に学ぶ」  (2月16日)地域づくり交流会会場風景2(写真)

 2つの会場において、「地域資源の発掘と魅力発信」、「グリーンツーリズム」、「田舎ならではの魅力的なライフスタイル」、「観光分野における新たな組織経営」の4テーマを設定し、トークセッションを行いました。この地域で活躍されている登壇者からの活動紹介とディスカッションにより、多くの学習や交流の機会となり、今後の連携に向けたきっかけづくりの場ともなりました。また、トークセッション終了後に交流会を開催しました。

地域資源の発掘と魅力発信 (13時50分~15時20分)

 この地域には、この地ならではの豊かな自然環境や歴史・文化が存在します。これらの地域資源にフォーカスし、現代の暮らしと融合させ、その魅力を発信していく取組みから、地域づくりのポイントを学びました。

(スピーカー)

  • 上野 迪音さん(高田世界館、上越市)
  • 樋口 道子さん(大地の芸術祭こへび隊、十日町市)
  • 牧野 公一さん(映像ディレクター、飯山市)
  • フジノ ケンさん(株式会社4CYCLE、津南町)

(モデレータ)

  • 新 雄太さん(信州大学地域戦略センター、長野市)
グリーンツーリズムのこれまでとこれから (13時50分~15時20分、くびき希望館第2会議室)

  この地域では、グリーンツーリズム(農山村での体験型旅行)を都会の人々に提供する取組みが様々な方法で行われてきました。これらの実績から地域づくりのポイントを学ぶとともに、全国的にも取組みが進む中での将来像を考える機会としました。

(スピーカー)

  • 小林 美佐子さん(雪だるま財団/越後田舎体験推進協議会、上越市)
  • 若井 明夫さん(貸民家みらい、十日町市)
  • 浅原 武志さん(信濃町役場/長野県森林セラピー連絡協議会、信濃町)

(モデレータ) 

  • 木村 宏さん(NPO信越トレイルクラブ、飯山市)
田舎ならではの魅力的なライフスタイルの実践(15時40分~17時10分)

 この地域には、積極的に田舎暮らしを選択し、魅力的なライフスタイルを実践し、発信する人々が増えています。このような人々の思いや取組に学びつつ、この動きを持続可能な地域づくりにつなげていく方法を考える機会としました。

(スピーカー)

  • 田村 香さん(ナナシのマルシェ、南魚沼市)
  • 多田 朋孔さん(NPO十日町市地域おこし実行委員会、十日町市)
  • 村越 洋一さん(村シェフ・妙高市議会議員、妙高市)
  • 小林 輝紀さん(ブリヂストンアンカー サイクリングチーム、飯山市)
  • 池田 史子さん(山ノ家、十日町市)

(モデレータ)

  • 内海 巌(上越市創造行政研究所、上越市)
観光分野における新たな組織経営の挑戦 (15時40分~17時10分) 

 この地域では、観光振興や交流促進のために民間的要素と行政的要素を兼ね備えた組織づくりが行われてきました。民間と行政の特性を理解し、経営と地域づくりを両立させ、人材の確保や育成につなげていくためのポイントを学びました。

(スピーカー)

  • 柴田 さほりさん(信州いいやま観光局、飯山市)
  • 桑原 信之さん(北越急行株式会社、十日町市)
  • 原 蜜さん(NPO越後妻有里山協働機構、十日町市)
  • 伊藤 利彦さん(J-ホールディングス株式会社、上越市)

(モデレータ)

  • 井口 智裕さん(雪国観光圏、湯沢町)

ディスカッション「信越県境の地域特性と交流・連携の可能性」 (2月17日)

地域づくり交流会会場風景3(写真)

 翌日も40人近い方々からご参加をいただき、グループに分かれ、和やかな雰囲気の中で熱い意見交換が行われました。アドバイザーとしてお越しいただいた愛知大学戸田先生をはじめ、参加者の方々から多くの前向きなコメントをいただきました。

(アドバイザー)

  • 戸田 敏行氏(愛知大学三遠南信地域連携研究センター長 )

開催記録

ニュースレターNo.34 活動報告 (概要のみ)

「地域づくりと広域連携を考えるシンポジウム 信越県境地域の連携事例に学ぶ」 開催報告

 様々な地域づくりを進めようとするとき、市町村や県の境界を超えた連携によって新たな展開が生まれる可能性もあります。北陸新幹線の開業を間近に控えた今、新潟・長野県境地域における広域連携の取組から地域づくりのポイントを学ぶとともに、日常生活圏を越えた広域連携の意義や可能性について考えるシンポジウムを開催しました。

開催概要

地域づくりと広域連携を考えるシンポジウムチラシ(画像)

  • 日時:平成27年2月22日(日曜日)午後1時30分~午後5時30分
  • 会場:上越市教育プラザ研修棟3階大会議室
  • 主催:上越市創造行政研究所
  • 共催:愛知大学三遠南信地域連携研究センター
  • 参加者数:70人

案内チラシ [PDFファイル/648KB]

プログラム

第1部 基調講演

「県境を越えた地域連携の意義 三遠南信地域等の事例から」

(講師)地域づくりシンポジウム会場風景1(写真)

  • 戸田 敏行 氏 (愛知大学三遠南信地域連携研究センター長・地域政策学部教授)

第2部 先進事例報告「信越県境地域の連携事例に学ぶ」   

「新幹線飯山駅開業に向けて グリーンツーリズムをベースとした広域観光の展開」地域づくりシンポジウム会場風景2(写真)

(講師)

  • 木村 宏 氏 (一般社団法人信州いいやま観光局事務局次長・飯山駅観光交流センター所長)
「100年後も雪国であるために 越後湯澤HATAGO井仙と「雪国観光圏」のあゆみ」地域づくりシンポジウム会場風景3(写真)

(講師)

  • 井口 智裕 氏(一般社団法人雪国観光圏代表理事、株式会社いせん代表取締役)

 

第3部 パネルディスカッション「地域づくりと広域連携の関係性、信越連携の可能性」

地域づくりシンポジウム会場風景4(写真)

 (パネリスト)

  • 戸田 敏行氏 (愛知大学三遠南信地域連携研究センター長・地域政策学部教授)
  • 木村 宏 氏 (一般社団法人信州いいやま観光局事務局次長・飯山駅観光交流センター所長)
  • 井口 智裕 氏(一般社団法人雪国観光圏代表理事、株式会社いせん代表取締役)

(コーディネーター)

  •  内海 巌(上越市創造行政研究所主任研究員)

開催記録