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謙信公の太刀を故郷上越へ

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年4月8日更新

上杉謙信公の愛刀が約420年ぶりに上越へ

太刀収集市民会議チラシ(表紙画像)

上越市には、上杉謙信公の居城であった春日山城跡があります。上越市民は、謙信公が残した「義の心」を大切に受け継ぐとともに、春日山城跡の整備や謙信公祭等を行ってきました。

一方、謙信公没後、景勝公の時代に上杉家は会津、米沢へと移されたことから、謙信公ゆかりの品は、上越市内にはあまり残されていません。このたび縁あって、謙信公が愛蔵していた名刀(国宝)を取得する機会を得たことから、官民一体となって取得に向けた取り組みを進めることとしました。

太刀を取得することが出来れば、約420年ぶりに上越市に戻ることになります。そして、歴史博物館として平成30年7月にリニューアルオープン予定の総合博物館に展示し、広く紹介する予定です。

国宝 謙信公太刀「山鳥毛」とは

国宝 謙信公太刀収集のための寄付にご協力を

上越市、および国宝謙信公太刀(山鳥毛)収集市民会議では、太刀取得に向けて市民や市内法人・団体等広く全国に収集資金を募ります。ぜひ、募金、寄附金や「ふるさと上越応援寄付金」(ふるさと納税)での御協力をお願いいたします。

募金、寄付金の受付期間は、市民会議が当面の活動期間としている平成31年度を目安とし、その後については関係機関と協議して決定します。

一般の寄附

以下の「現金持参」「後日振り込み」「現金書留」の方法からお選びください。1万円以上の寄附をされた方に謙信公太刀観覧ご招待券2枚を進呈いたします。太刀は、平成30年7月の総合博物館リニューアルに合わせて展示する予定であり、招待券が整い次第発送します。

 寄附申出書 [PDFファイル/66KB] / 寄附申出書 [Wordファイル/28KB]

現金持参

「寄附申出書」に金額等必要事項を記入の上、寄附金を以下の場所にお持ちください。領収書をお渡しします。

  • 上越市各総合事務所、地区公民館、南北出張所
  • 上越市 用地管財課(〒943-8601 上越市木田1丁目1-3 上越市役所)
  • 上越市 文化行政課(〒942-8563 上越市下門前1770 上越教育プラザ)
  • 上越市立総合博物館(〒943-0834 上越市西城町1丁目12-4 シルバープラザ上越)

後日振り込み

「寄附申出書」に金額等必要事項を記入して、郵送、ファックス等で市民会議事務局に送っていただくと、後日、市から寄附の納入通知書をお送りします。取扱い銀行に寄附金を納入してください。

現金書留

現金書留で市民会議事務局に送付してください。領収書をお送りします。

市民会議事務局(〒943-0834 上越市西城町1丁目12-4 シルバープラザ上越 上越市立総合博物館内)

ふるさと納税(ふるさと上越応援寄附金)による寄附 

寄附金のうち2,000円を超える部分については、今お住まいになっている自治体の住民税などから控除されます。

申し込み方法や入金方法についてはふるさと納税ってどんな制度なのをご覧ください。

募金箱への寄附

市内各所に設置した募金箱で受け付けます。一番手軽な方法です。ただし、領収証の発行はなく、税控除もできません。

問合せ先

寄附全般のお問い合わせ

上越市立総合博物館(市民会議事務局)

〒943-0834 上越市西城町1丁目12-4 シルバープラザ上越
電話:025-524-3120/ファックス:025-522-7205

ふるさと納税に関するお問い合わせ

上越市役所財務部 用地管財課 財産運用室

〒943-8601 上越市木田一丁目1番3号
電話:025-526-5111/ファックス:025-526-6183

国宝 謙信公太刀「山鳥毛」とは

一文字派、屈指の名刀

国宝「太刀 無銘一文字 号山鳥毛」は、鎌倉時代に備前国(岡山県)の福岡一文字派が作ったものとされます。福岡一文字派には、国の指定を受けた刀剣が多くありますが、なかでも「山鳥毛」は最高峰の名刀として知られ、国宝に指定されています。

国宝 無銘一文字 号山鳥毛の写真

国宝「太刀 無銘一文字 号山鳥毛」の刃文(写真提供 岡山県立博物館)

「山鳥毛」の名前の由来

一文字派は、大きく乱れた刃文を特徴のひとつとしています。なかでも「山鳥毛」の刃文はとりわけ大きく乱れ、華やかで美しく、野鳥であるヤマドリの尾羽にたとえ「山鳥毛(さんちょうもう)」と名付けられたといいます。その美しい姿が多くの武将を魅了してきました。

「山鳥毛」の伝来

弘治2年(1556年)10月、長尾景虎(上杉謙信)が上野国(群馬県)に出陣したさい、白井城主の長尾憲景が景虎に「山鳥毛」を献上したという説と、関東管領山内上杉家から家督をつぐ時に贈られた説があります。上杉謙信公の家督を相続した上杉景勝公は、上杉家伝来の刀剣28本を選定し、「腰物目録」として書き残しています。米沢市上杉博物館が所蔵するこの目録には、「上秘蔵」の刀として「山鳥毛」が記載されています。以後代々、上杉家の重宝として大切に伝来されてきたのです。戦国時代以降、刀を使った戦い方が変化したことから、長い刀を短く詰めることが行われましたが、上杉謙信公や景勝公はこれを好まず、その刀の本来のすがたを愛しました。そのため、この「山鳥毛」も本来ののびのびとした姿を留め、優雅な曲線が美しい太刀として現在に伝来しているのです。

特徴ある拵(こしらえ)

上杉謙信公が所有した刀剣のなかには、黒漆塗でつばを付けない刀の「拵(こしらえ)」が見られます。こうしたつばを付けない拵を「合口拵」といい、上杉謙信公が好んだ拵として知られています。「山鳥毛」もこうした拵を持つ刀で、謙信公が愛用したことのあかしであると言えます。ほかにも、謙信公が所有した重要文化財「姫鶴一文字」(米沢市上杉博物館所蔵)も同様に合口拵を附属しています。

国宝 無銘一文字 号山鳥毛の拵えの写真

国宝「太刀 無銘一文字 号山鳥毛」の拵(写真提供 岡山県立博物館) 

出前講座(講師派遣)について

市民の皆さんから国宝謙信公太刀取得への理解を深めていただくため、お住まいの地域に職員が出向き、講座を行います。

  • 対象 : 上越市内の町内会や歴史サークル団体など(概ね10名以上の団体)
  • 講座の内容 : 国宝謙信公太刀(山鳥毛)について、太刀の魅力や謙信公の遺徳、上越市と上杉家との関わりなどについてご紹介します。その他、希望する内容や詳細についてはお気軽にご相談ください。
  • 費用 : 講師の派遣費用は無料です。
  • 申込方法 : 開催希望日の3週間前までに文化行政課へお申込みください。
  • 問合せ先 : 文化行政課 〒942-8563 上越市下門前1770番地 教育プラザ 電話:025-545-9269 ファックス:025-545-9273