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T型集落点検を行いました(牧区樫谷集落)

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年9月14日更新

徳野先生の抗議の様子(写真)7月12日(土曜日)、牧区樫谷集落の樫谷公会堂で、熊本大学文学部総合人間学科の徳野教授を招き、暮らしの基本である家族、さらには集落の将来を考えるため、T型集落点検を実施しました。

市では、昨年8月と12月に柿崎区水野集落でT型集落点検を実施しており、今回は2集落目の点検となります。
 

T型集落点検とは

 T型集落点検とは徳野教授が考案した手法で、家族や集落がどんな状況にあるか、またこれからどんな状況を迎えることになるかを予測し、把握するために有効な点検方法です。
T型というのは、父親-母親を水平に書き、その下に子ども、その子どもが結婚していれば同じ方法で記入していくと、その形がアルファベットのTを連続させていく形に似ているので、「T型」(T型の家系図)と呼んでいます。

T型集落点検の図(画像)

点検の様子

点検当日は、全20世帯49人のうち、19世帯27人の皆さんが参加し、徳野教授の講話後、日頃、巡回等を行っている集落づくり推進員も加わり、T型集落点検を実施しました。
点検の結果、19世帯中9世帯が高齢者のみの世帯でしたが、そのうち8世帯は上越市内に子どもが居住していて、頻繁に樫谷集落を訪れている状況が見えてきました。
点検中、参加者からは家族の状況について活発な発言があり、自家用車で30分程度の市内に居住している子どもが毎週樫谷集落に来ていることや、市内に居住している孫の面倒をよく見に行っているというご夫婦の声を聞くことができました。
点検前の講話で教授から、世帯と家族は違うというお話がありましたが、樫谷集落に住んでいるのは高齢者のみの「世帯」であっても近郊には、「家族」が住んでおり、日頃からお互いに生活面で支え合っている実態を点検を通じて確認することができました。
このことが、集落の皆さんのこれまでの認識を変え、一人一人に安心感をもたらしたようです。
また、この点検を通じて、家族の支え合いの状況をお互いに確認し合い、集落の将来を考えるためのきっかけづくりとすることができました。
点検全体風景(画像)松本推進員、点検風景(画像)徳野先生点検風景(画像)

地域づくり講演会

翌日13日の日曜日には、徳野教授を講師に迎え、NPO法人牧振興会主催による地域づくり講演会が開催されました。
「変容する農山村と人々の暮らし」と題し、農山村の暮らしが今と昔では随分変化してきている事例を取り上げ、参加者にも質問を投げかけたり、一緒に考えたりしながらテンポよく講話が進みました。

牧振興会講演会の様子(画像)