平成10年2月に認証取得したISO14001を基とした環境マネジメントシステムの略称です。
市役所では、環境方針に掲げたテーマを推進するため、すべての部、局、課等及び総合事務所が参加の下、市が行うすべての事務事業及び施設を対象としたPDCA(Plan(計画),Do(実行),Check(評価),Act(改善))サイクルによる継続的な環境改善活動を実施しています。
Joetsu-city Environmental Management Systemの3つの頭文字から「JMS(ジェーエムエス)」と名付けました。
市役所では、平成10年2月に全国の市として初めてISO14001の認証を取得し、これまで13年間にわたり、PDCAサイクルを軸とした環境マネジメントシステムを構築・運用し、全庁挙げて環境活動に取り組んできました。 その結果、PDCAサイクルは事務事業や施策を管理する有効な手段として、環境だけの切り口ではない市のあらゆる分野に波及し、職員にもその精神やノウハウが浸透しています。
一方で、毎年の審査での指摘事項に対応していくにつれて、システムが複雑化・肥大化し、効率性や実効性の部分で十分に機能を発揮できないという、長年取り組んできたが故の課題も見えてきました。このような中、平成22年度に実施した「事務事業の総ざらい」で、「市内部で行える検証システム等を構築し、次回(25年度)の更新審査は受けない」との見直しの方針が示されました。
この方針を受け、ISO規格に基づく環境マネジメントシステムの運用の経験により、その有効性は認めつつも、第三者認証の必要性やそれに要する事務量・コストが、認証を維持する意義や意味に比べ過大になっていると判断し、ISO規格を基とした第三者認証によらない市独自の環境マネジメントシステムに平成23年8月から移行しました。
環境保全活動を継続的に推進するため、環境保全の取組に関する基本理念及び基本方針 [PDFファイル/214KB]を定めています。
環境方針に掲げられている事項をPDCAサイクルにより具体化するため、JMSマニュアル [PDFファイル/397KB]とJMSハンドブック [PDFファイル/960KB]を定めています。
取組結果をとりまとめ、ホームページを通じて公表しますので、意見等をお寄せください。