柿崎海岸自然環境保全地域

指定地域は、人工の造形物が無く、波打ち際から内陸に向かって様々な海岸植物が生育するほか、絶滅が危ぶまれている植物も見られるなど、全国でも有数の自然が残る海岸です。

これらの海岸植生の生育する自然環境を保全するため、平成22年3月31日、上越市自然環境保全条例に基づき自然環境保全地域に指定しました。

自然環境保全地域の名称　

柿崎海岸自然環境保全地域

自然環境保全地域に含まれる土地の区域　

1. 柿崎東海岸(約3.2ヘクタール)
   「柿崎海岸自然環境保全地域指定図(柿崎東海岸)」[PDFファイル／671KB]
2. 出羽・直海浜海岸(約5.1ヘクタール)
   「柿崎海岸自然環境保全地域指定図(出羽・直海浜海岸)」[PDFファイル／392KB]

保全計画の策定　

自然環境保全地域の指定にあわせて、当地の自然環境を保全するため、以下のような措置に関する保全計画を策定しました。

1. 海岸植生の定期的な監視と調査
   海岸植生の生育状況や環境の変化などについて定期的な監視と調査を行う。
2. 利用者等への周知
   車両の乗り入れや植物の採取、ごみの放置などによる影響について周知する。
3. 周辺地域の開発の生態系への配慮
   指定地域内で行われる各種開発行為の情報を収集し、必要な指導や助言を行う。 

指定された地域で制限される行為と許可申請　

制限される行為と許可申請など

保全していくために

• 車両の乗入れや植物の採取は、海岸植物を傷つけ、減少の原因になります。
• 海岸でのごみの放置や河川を経由してのごみの漂着は海岸植生の生育を妨げます。

自然との接し方を見直し、できることから始めましょう。