よしだの谷内は、高田平野の東縁に位置し、過去の海進で山本山台地の一部が潟化した状態で残されたと考えられる、現在では数少ない手つかずの自然が残る水域です。
よしだの谷内の植生は、北方系寒冷地生植物であるミツガシワの群落やイヌタヌキモやジュンサイなどの水生植物がみられるほか、昆虫類ではアオヤンマやカラカネトンボなどのトンボ類が30種以上確認されるなど、市域では希少となった野生動植物が多数、生息生育しています。
これらの動植物の生息・生育する自然環境を保全するため、平成30年3月29日、上越市自然環境保全条例に基づき自然環境保全地域に指定しました。
よしだの谷内自然環境保全地域
よしだの谷内一帯 約5.7ヘクタール
よしだの谷内自然環境保全地域区域図 [PDFファイル/1.02MB]
自然環境保全地域の指定にあわせて、当地の自然環境を保全するため、以下のような措置に関する保全計画を策定しました。
自然との接し方を見直し、できることから始めましょう。