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感染性胃腸炎(ノロウイルス、ロタウイルスなど)に気をつけましょう

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年2月3日更新

 県内における定点医療機関当たりの感染性胃腸炎の報告数は全国に比べ高い値となっており、特に上越保健所管内の報告数は、国の警報基準を大きく上回っています。

 感染性胃腸炎はウイルスに汚染された食品の摂取や、感染者を介して人から人へ感染します。

 流行のピークは冬ですが、例年5月頃まで流行が続きます。手洗いの実施やふん便・おう吐物の適切な処理等、予防策を徹底し感染を防ぎましょう。

 発生状況についてはこちら をご覧ください。

ノロウイルス、ロタウイルスの特徴

 感染力のとても強いウイルスです。少量のウイルス(数個から100個)が体に入っただけで感染すると言われています。

感染経路

 このウイルスの感染経路はほとんどが経口感染で、次のような感染様式があると考えられています。

  1. 患者の、ウイルスが大量に含まれるふん便やおう吐物から人の手などを介して二次感染した場合
  2. 家庭や共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多いところでヒトからヒトへ飛沫感染等直接感染する場合
  3. 食品取扱者(食品の製造等に従事する者、飲食店における調理従事者、家庭で調理を行う者などが含まれます。)が感染しており、その者を介して汚染した食品を食べた場合
  4. 汚染されていた二枚貝を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合
  5. ウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分で摂取した場合

 特に、食中毒では「3.」のように食品取扱者を介してウイルスに汚染された食品を原因とする事例が、近年増加傾向にあります。

症状

 主な症状はおう吐、下痢、腹痛です。

 ノロウイルスの場合発熱は軽度ですが、ロタウイルスの場合発熱の頻度が高く、重症度が高いといわれています。脱水症状がある場合は、水分の補給を忘れずに行ってください。

 ノロウイルスの場合感染してから1~2日後、ロタウイルスの場合感染してから1~3日後にこれらの症状が出てきます。症状は短期間(1~2日)で回復しますが、ウイルスの排泄は2週間ほど続くことがあります。症状が改善した後も、他の人に感染させないよう注意が必要です。

予防方法

手洗いの励行

 有効な薬剤等はないので、ていねいな手洗いによりウイルスを洗い流すことが重要です。
 石鹸を用いて十分に洗い、すすぎも流水で十分に行いましょう。 特に調理前、食事前、外出後、トイレの後や下痢をしている人の世話をした後はていねいに行ってください。

手洗い時の注意事項

  • 石鹸はよく泡立てる
  • 30秒以上しっかりと洗う
  • 下向きにして流水で十分すすぐ
  • 専用のタオル・ハンカチを使用する

食材の加熱調理

 二枚貝はできるだけ加熱して食べましょう。加熱する場合は中心部までよく火を通します。食品の中心温度は85度以上で、1分以上加熱するのが目安です。

調理器具の洗浄・殺菌

 まな板や包丁などの調理器具は洗剤などを使用し、十分に洗浄してください。市販の塩素系漂白剤を0.02パーセントに薄めた消毒液に数分浸すかふきん等で浸すように拭き、10分後に水洗いまたは水拭きします。85度以上で1分以上の熱湯での消毒も有効です。

おう吐物や便を処理する際の注意

 ウイルスは乾燥すると容易に空中に漂い、これが口に入って感染することがあります。
 おう吐物や便の処理には以下の点を守り、十分に注意しましょう。

  • 部屋を換気する。
  • 使い捨ての手袋とマスクを着用する。
  • 汚物は使い捨ての雑巾やペーパータオル等で拭きとり、拭きとった汚物や使用したマスク等はビニール袋に入れて密封し、燃やせるゴミとして出す。
  • 便やおう吐物が付着した床、衣類、トイレの便器などは市販の塩素系漂白剤を0.1パーセントに薄めた消毒液を使用し消毒する。
  • 調理器具、直接手で触れる部分(手すり、ドアノブ、トイレのふた、手洗いの蛇口栓、電話機、スイッチ、リモコン、おもちゃなど)は、市販の塩素系漂白剤を0.02パーセントに薄めた消毒液を使用し消毒する。
  • 処理後は必ず手を洗う。

消毒液の作り方

一般的な塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム濃度5~6パーセント)を使用する

  • 0.1パーセント消毒液の場合、500ミリリットルのペットボトルに塩素系漂白剤をキャップ2杯入れ、水を加え500ミリリットルにする。(60倍希釈)
  • 0.02パーセント消毒液の場合、2リットルのペットボトルに塩素系漂白剤をキャップ2杯入れ、水を加えて2リットルにする。(300倍希釈)

塩素系漂白剤については、使用上の注意をよく読んでから使用してください。

健康管理などの注意

  • 休養・栄養・睡眠を十分にとり、日頃から身体の免疫力を高めておくことが大切です。
  • 気になる症状のある人は、早めに医療機関に受診しましょう。
  • タオルなどは、他の人のものと共用しないようにしましょう。
  • 下痢・おう吐などの症状のある人は、お風呂は最後に入るか、シャワーのみにしましょう。

発生状況について

上越市も利用している 症候群サーベイランス(外部リンク) の「学校欠席(学校欠席者情報収集システム)」から発生状況を確認できます。
 対象は、市立保育園・幼稚園・小学校・中学校、私立保育園、認定こども園です。

感染症情報収集システム(地図画面)

「出席停止・疾患の登録(感染性胃腸炎)」から確認できます。その他、インフルエンザの発生状況等も確認できます。

 関連情報

厚生労働省

新潟県