平成30年度 高齢者の肺炎球菌ワクチン予防接種費用を助成
平成26年10月1日から、高齢者の肺炎球菌ワクチンが予防接種法に基づく定期接種に追加されました。
市では、以下のとおり接種費用の公費助成を実施しています。ただし、過去に1回でも接種したことがある方は、助成対象外ですのでご注意ください。
なお、この予防接種は義務ではありません。接種を希望される方のみが接種することができます。
肺炎球菌ワクチンとは
肺炎球菌という細菌よって引き起こされる病気の感染予防、また重症化を予防するワクチンです。
肺炎球菌による主な病気としては肺炎があげられます。肺炎は日本人の死因の第3位であり、肺炎で亡くなる方の95パーセント以上が65歳以上の方と言われています。
肺炎球菌には93種類の型があり、この予防接種で使用するワクチンはそのうちの23種類の型に効果があります。予防接種を受けてから免疫ができるまでに3週間程度かかり、1回の接種で5年以上免疫が持続すると言われています。
対象者
上越市に住所があり、下記の1または2に該当する方で、かつ過去に1度も高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種を受けたことがない方。
平成31年3月31日現在、満年齢が65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の方 (下記の生年月日に該当する方)
- 65歳:昭和28年4月2日~昭和29年4月1日生まれ
- 70歳:昭和23年4月2日~昭和24年4月1日生まれ
- 75歳:昭和18年4月2日~昭和19年4月1日生まれ
- 80歳:昭和13年4月2日~昭和14年4月1日生まれ
- 85歳:昭和8年4月2日~昭和9年4月1日生まれ
- 90歳:昭和3年4月2日~昭和4年4月1日生まれ
- 95歳:大正12年4月2日~大正13年4月1日生まれ
- 100歳:大正7年4月2日~大正8年4月1日生まれ
平成31年3月31日現在、満60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓、呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能のいずれかに障害があり、かつ身体障害者手帳1級に相当する方
実施期間
平成30年4月1日から平成31年3月31日まで
助成回数
1人1回
- ただし、過去に1回でも接種したことがある方は、経過年齢に関わらず助成対象外です。
- 前回の接種から5年以上の間隔をあけると再接種は可能ですが、公費助成は無く、全額自己負担となります。
自己負担額
1人4,620円(対象者のうち、生活保護世帯の方は無料)
- 市助成額を差し引いた金額です。医療機関の窓口で自己負担額のみをお支払いください。
- 生活保護世帯の方は、医療機関の窓口で被保護者証明書を提示してください。
接種方法
- かかりつけの病院やお住まいの近くの医療機関に電話等で予約をしてください。
- 接種当日は、健康保険証、身体障害者手帳、被保護者証明書など、対象者であることを証明できるものを提示して接種を受けてください。
- 医療機関の窓口で自己負担額をお支払いください。
実施医療機関
上越市または妙高市に所在する、約90の医療機関で実施しています。平成30年度上越市高齢者予防接種委託医療機関一覧(平成31年2月4日現在) [PDFファイル/282KB]
注意事項
- 過去に1回でも接種したことがある方は、経過年齢に関わらず助成対象外です。
- この予防接種は義務ではありません。ご本人のご希望により接種する予防接種です。
- 病気やアレルギーにより、予防接種を受けることができない場合があります。接種を受ける前に正しい情報を医師に伝え、問題がないかどうか確認してください。
- 5年以内に再接種した場合、注射部位の疼痛、紅斑等の副反応の頻度が高く、程度が強く発現することがあります。
- 予防接種後30分間は、急な副反応が起こることがあります。医師とすぐに連絡が取れるようにしておきましょう。
上越市・妙高市以外の医療機関で接種を希望する方へ
事情により上越市・妙高市以外の医療機関で接種を希望する場合は、必ず市への事前申請が必要です。
申請方法
電話で健康づくり推進課へご連絡ください。
接種方法
後日、接種に必要となる関係書類を郵送します。その書類を医療機関の窓口に提出のうえ接種してください。
接種費用
全額自己負担です。ただし、申請により接種費用の一部をお返しすることができます。
還付額
医療機関に支払った接種費用と自己負担額4,620円の差額をお返しします。(ただし、上限額があります。)
還付申請受付期間
平成30年4月1日から平成31年4月30日まで(平成30年度接種分)