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よくある質問 上越市子どもの権利条例

印刷用ページを表示する 掲載日:2010年12月9日更新

この条例をつくるために、どのようなことをしたのですか

 学識経験者、関係団体代表、公募委員などで構成される検討委員会を平成17年に設置し、検討を進めたほか、平成18年には市民フォーラムや検討委員による学校訪問を行いました。
 また、平成19年に市内の小中学生と高校生で構成される子ども会議を設置し、子どもの権利について話し合っていただきました。子ども会議からは、「自らが成長するために、自らが考えて行動する」、「周りの人を思いやる気持ちをもつ」など、子ども自身の思いがたくさん込められた提案をいただきました。
検討委員会は、子ども会議からの提案を踏まえ、条例案を最終的に審議し、平成19年11月に市長に対し、条例案の最終報告を行いました。
 市では、この最終報告を基に平成19年12月から平成20年1月にかけて、条例案についてのパブリックコメントを行い、平成20年3月の市議会定例会で条例案が可決されました。 

なぜこの条例が必要なのですか

 上越市は、子どもの虐待やいじめ、子どもにかかわる事件など、子どもを取り巻く様々な課題に対し、より主体的に取り組む必要があると考えています。また、子どもは次代を担う地域社会の宝として、地域社会で守り育てられるべきものであると考えています。
 子どもの権利に関する施策をより積極的に推進していくためには、この地域全体が共通認識のもと、協力・連携していく必要があることから、子どもの権利の内容や、子どもの権利に関する基本的な考え方を「条例」という形で明らかにしました。

子どもの「権利」ばかりでなく、「責任」や「義務」を規定する必要はないのですか

 この条例で定める「子どもの権利」は、誰もが生まれながらにして持っているものであり、何かの義務を果たすことを条件に認められるものではないことから、この条例では子どもに対する「責任」や「義務」を規定していません。
 この条例により、子どもの権利を明らかにし、その権利を子どもたちに正しく知らせることで、子ども自身が自らの権利を理解するとともに、他の子どもの権利を尊重し、さらには人を思いやる心がはぐくまれるものと考えています。

この条例の特徴は何ですか

 主な特徴として、次のことが挙げられます。

  1. 「知らされる権利」として、子どもが自らの権利を理解することができるよう、その権利を知らされることが保障されていること。
     この条例の制定の過程で平成19年に開催した子ども会議では、「子ども自身が心がけるべきこと」についての提案をいただきましたが、この意見は子どもたちが権利について学び考え合う中で、権利とは何かを理解できたからこそ導き出されたものであると言えます。
     この前提となる「知らされる権利」を設けることは、大変重要であると考えます。
  2. 地域全体が共通認識のもと協力・連携できるよう、市をはじめ、それぞれの主体の責務を明確にしていること。
  3. 子ども会議からの提案内容(以下のとおり)を条例案に反映させていること。
     (1)自らが成長するために、自らが考えて行動すること。
     (2)周りの人を思いやる気持ちを持つこと。

今後、どのような取組を行っていくのですか

 また、子どもの権利の尊重と保障に関する施策を計画的に推進するために平成22年3月に策定した「上越市子どもの権利基本計画」に基づき施策を実施し、子供を含む市民に対して、子どもの権利に関する知識の普及や意識の啓発に取り組みます。