北陸新幹線上越妙高駅と旧脇野田駅の間には約120mの距離が生じていたため、広域駅としての駅前空間が十分に確保できず、また新幹線と在来線に挟まれた狭隘かつ矩形な土地では有効な土地利用が出来ないなど多くの課題がありました。
そこで市では信越本線を北陸新幹線上越妙高駅の西側に移設し、一体駅として整備しました。(平成26年10月19日移設開業)
これにより、鉄道ネットワークの充実強化と高齢化社会に配慮した乗り継ぎ円滑化、並びに鉄道の利用促進を図ることが可能となります。併せて、信越本線の移設に伴い、幹線道路と鉄道の離隔が十分に確保されるため、駅前広場をはじめとする公共施設の適正な配置と有効な土地利用が可能となりました。
なお、信越本線の直江津・妙高高原間は、北陸新幹線の開業により平成27年3月14日から「えちごトキめき鉄道・妙高はねうまライン」となりました。