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学校施設の耐震化計画(用語解説集)

印刷用ページを表示する 掲載日:2010年12月9日更新

(1) 新耐震基準

  昭和56年の建築基準法(施行令)の改正により、現行の新耐震基準が施行されました。新耐震基準の建物は震度6強程度の地震でも建物が倒壊しない耐震性能となっています。昭和56年6月1日以降に建築確認を受けた建物に対して新耐震基準が適用されています。

(2) 耐震診断

  耐震診断は、新耐震基準施行以前の建物について、地震に対する安全性を構造力学上診断するものです。診断の結果はIs値等の数値で示され、構造耐震指標(Is値)が0.6未満の場合は、「地震の震動及び衝撃に対して倒壊または崩壊する危険性がある」(平成18年国土交通省告示第184号)とされています。

(3) Is値

  Is値(構造耐震指標)とは耐震診断により、建物の耐震性能を示す指標で、Is値0.6以上で耐震性能を満たすとされていますが、文部科学省は学校では0.7以上に補強するよう求めています。Is値0.3未満は大規模な地震(一般的に震度6強程度)により倒壊の危険性が高い建物とされています。

(4) 耐震化優先度調査

 耐震化優先度調査は、「学校施設の耐震化推進に関する調査研究協力者会議」が、学校施設の特性を踏まえ、平成15年4月に取りまとめた報告において、新たに提言した調査方法です。この調査は、耐震診断または耐力度調査を実施しなければならない学校施設を多く所管している地方公共団体等の設置者が、どの学校施設から耐震診断または耐力度調査を実施すべきか、その優先度を検討することを主な目的としており、その結果は(1)~(5)の5段階の優先度ランクに判定されます。
  数字が低いほど危険とみなされ、ランク(1)、(2)がIs値0.3未満と想定されます。

(5) 耐力度調査

  耐力度調査は、老朽化した建物に対して、建物の構造耐力、経年による耐力低下、立地条件による影響の3点の項目を総合的に調査し、建物の老朽化を総合的に評価するものです。
  耐力度調査による耐力度点数は建物の危険な状態の度合いを示し4,500点未満は文部科学省の改築の要件となっています。

(6) 構造

  R:鉄筋コンクリート造 S:鉄骨造

(7) CT×Sd値

 CT×Sd値とは、建物にある程度の強度を確保する目的の建物の形状(Sd)や累積強度(CT)の指標に関する判定基準です。

(8) q値

 q値とは、保有水平耐力に係る指標で、1.0以上であれば倒壊や崩壊の危険性が低く、1.0未満では危険性があるとされています。
 保有水平耐力とは、建物が地震による水平方向の力に対して対応する強さをいい、各階の柱、耐力壁及び筋かいが負担する水平せん断力の和として求められる値をいいます。