まちづくり

印刷用ページを表示する 掲載日:2010年12月9日更新

 住民参加の町づくりを実現するため、旧大潟町では平成6年に「町づくり委員会」を設置。町づくりのコンセプトを策定し、さまざまな活動を行ってきました。そのひとつが昔のような美しい松林を蘇らせようと開始した「松葉さらげ」です。「松葉さらげ」は地面の落ち葉をかき集める(さらげる)ことを指します。さらげた松葉を有効に活用するため、埼玉県の農家からノウハウを学び松葉の堆肥化にも取り組みました。
 この活動を引き継いだのが「hobby-おおがた」です。メンバーの努力が実り、大きなストックヤードに見事な堆肥(土壌改良材)が完成。年が経つほどに良質の堆肥へと生まれ変わってきました。この堆肥を使い、小学校ではサツマイモやメロンを栽培しています。松葉さらげの継続により、かつて松林に群生していたキノコ「松露」が復活しました。年2回の松葉さらげも回を重ねるごとに参加者が増加し、環境への感心が年々高まっています。また、大潟区内に新たに2つの団体が誕生しました。美しい松林を後世に残すためにも、さらに活動の輪を広げようとhobby-おおがたの取り組みはますます盛り上がりを見せています。
「創遊倶楽部」も町づくり委員会の活動から生まれたサークルです。地域の自然を知るきっかけとしてクラフトを作ろうというもので、海岸の石や貝殻、松かさ、ドングリ、草木のつるや落ち葉など、町の自然を素材に、暮らしを彩る作品を作っています。夏休みには親子を対象に体験教室を計画。身近な宝物を再発見し、クラフトに生かすことで、自然の豊かさを学んでいます。
 大潟の自然は、こうした住民独自の活動とふるさとを愛する熱い想いに支えられ、少しずつ美しい昔の姿を取りもどそうとしています。
 また、平成11年には、全国的なまちづくりフォーラム「第3回 わくわくワークショップ全国交流会」が旧大潟町で開催され、全国から600人を超える人があつまりました。
 まちづくりにかける思いは、様々な団体や個人がひきつぎ、個々の活動を展開しています。そんな中、市町村合併を控えた平成15年11月に、地域コミュニティ活動組織「まちづくり大潟」が始動しました。
 「まちづくり大潟」は大潟の地域が心地よいまちであるために、考え、話し合い、行動する。そんな組織をめざしています。まさにまちづくり活動の先導となる組織です。

まちづくり大潟のホームページ(外部リンク)