私道の下水道整備
印刷用ページを表示する 掲載日:2017年1月31日更新
公共下水道は、原則として公道(国道・県道・市道)に下水道管を埋設して整備を行います。私道などに排水設備を設置する場合は、個人の費用負担となります。
市では排水設備設置の促進と個人の費用負担の軽減を図るため、以下の制度を設けています。
私道内公共下水道設置制度
次の5つの条件をすべて満たしている場合、申請をすることで公共下水道と同様に市の負担で工事を行います。
申請条件
- 私道の幅員が原則として、1.8メートル以上あること。
- 私道の一端が必ず、公道あるいは私道に接続していること。
- 私道に出る排水が、必ず2戸以上あること。
- 私道に係る土地所有者全員の同意があること。
- 私道の抵当権者等の承諾が得られていること。
- おおむね1年以内に、宅内の排水設備を完了すること。
申請の手順
- 関係者の皆さんの中から代表者を選んでください。
- 必要箇所(私道の土地地番、所有者等)の調査をお願いします。
- 関係者の同意書及び承諾書の取りまとめ(署名・捺印)をお願いします。
- 申請書の準備が整い次第、代表者の方は市へ申請書を提出してください。
- 市で申請書を審査した後、私道の土地所有者と市が土地使用貸借の契約を締結します。
申請書様式 [PDFファイル/199KB] 申請書様式 [Wordファイル/32KB]
私道内公共下水道設置制度につきましては、下水道建設課が窓口になります。
共同排水設備工事費助成制度
上記の「私道内公共下水道設置制度」の5つの条件を満たさなくても、次の条件を満たす場合には、工事費の一部を市が負担する制度です。
申請条件
- 所有者の異なる家屋が2戸以上共同で排水設備工事を設置または補修すること。
- 排水設備にかかる土地所有者全員の同意があること。
- 共同排水設備の設置後すみやかに、宅地内の排水設備を完了すること。
助成金の額
助成額は、共同部分の工事費用(助成の対象となる工事費)の8割相当の額です。
(注意)助成を受けるには事前の申請が必要です