今年度は夜間景観について考えるためのきっかけとして、照明の基礎知識についての講義を受け、まちの照明の状況について調査し、ライトアップの実践を行いました。
平成30年2月17日(土曜日)午後4時30分から午後7時まで
町家交流館高田小町および旧今井染物屋
市民11名
稲葉 裕 氏 (上越市景観アドバイザー、株式会社フォーライツ代表)
照明の歴史や、色温度、演色性、照度等の照明の基礎知識についてのお話があり、「ライトアップすることで何を見せて何を見せたくないのか、よく観察して考えること」とアドバイスをいただきました。
また、講義の後にはライトアップで用いる照明の説明を受けました。
高田小町、きものの小川、瞽女ミュージアム周辺を歩き、照明の状況を調査し、旧今井染物屋では参加者がライトアップの対象となる場所を確認しました。
用意した写真に黄色の色鉛筆でライトアップ案のスケッチを行いました。
スケッチ後に旧今井染物屋へ移動し、どのようなライトアップをしたいか各参加者が発表しました。
ライトアップ案から実現可能なものをピックアップし、講師の指示により職員が照明器具を設置しました。
講師の合図で一斉に点灯し、旧今井染物屋全体のライトアップを見ていただいた後に、それぞれの照明について講師から解説がありました。
夜間は照明が少なく寂しげな旧今井染物屋も、電球色の照明を効果的に配置することで、温かみのある空間を演出することができました。
ライトアップ前
ライトアップ後
株式会社 遠藤照明 様
株式会社 フォーライツ 様
有限会社 カザマデンキ 様