昨日の県新型コロナウイルス感染症対策本部会議において、全県に発令されていた特別警報が9月16日をもって解除され、飲食店等への営業時間短縮の要請も終了することが決定されました。
これと合わせ、市独自で実施しておりました公の施設の臨時休館、また部活動や学校体育施設の開放の休止措置についても終了いたします。
直近の全県の陽性者確認の状況は確実に減少しておりますけれども、この間、上越市内においては、幼稚園関連のクラスターが発生いたしました。幸い、クラスターは収束の方向に向かいつつあると保健所から伺っておりますが、今後も同様の事例が発生する可能性は否定できず、感染拡大に警戒を怠れない状況にあります。
一方、最大の予防対策である新型コロナワクチン接種については、先週末の9月11日に23~29歳の市民の第一回目の集団接種を実施し、これにより対象年齢全ての方の第一回目の集団接種が終了いたしました。市民の皆様からご協力いただきましたことに対し、改めて感謝を申し上げます。
ただし、ワクチン接種を終えた方であっても発症しないわけではありません。これまで繰り返しお願いしてまいりましたとおり、「新しい生活様式」を引き続き続けていただくことが、幼い子どもたちを守ることにもつながります。秋の行楽シーズンを迎えますが、今週末から始まるシルバーウィークの連休などにおいても、緊急事態宣言及びまん延防止措置対象地域との往来を極力控えるなど、市民の皆さんの健康と安心を確保するための 対策に十分にご留意いただきますようお願い申し上げます。
令和3年9月15日
上越市長 村山 秀幸