4月7日、当市において、初めての新型コロナウイルス感染者が確認されました。
市では、県と連携しながら、市民の健康を守るための適時適切な対応を実施するとともに、情報収集と迅速な情報発信を行っています。
市民の皆さんからは、一層の感染予防対策に努めていただき、過剰に心配することなく、冷静な行動をお願いします。
問合せ:健康づくり推進課(電話:025-526-5111)
(注)日用品の買い物、通院、仕事、個人的な運動を制限するものではありません。
帰省された方においては、外出を控え、2週間程度の健康観察と行動歴の記録をお願いします。
発熱などの風邪症状がある場合は自宅で療養し、医療機関を受診する場合には、必ず医療機関に電話で相談した上で受診しましょう
下記のいずれかに該当する場合はご相談ください。
(注)高齢者や妊婦、基礎疾患のある人は、1、2の状態が2日程度続く場合
受付時間 | 連絡先 | 電話番号 |
---|---|---|
平日 (午前8時30分~午後5時15分) | 上越保健所 | 025-524-6134 |
土曜日・日曜日、祝日 (午前9時~午後5時) | ||
上記時間以外 | 上越地域振興局(警備室) | 025-526-9317 (注) |
(注)警備室につながりますので、電話番号を伝えてください。担当者から折り返し連絡があります。
市健康相談コールセンター
平日、土曜日・日曜日、祝日 電話:025-526-5111(午前8時30分~午後5時15分)
市では、4月9日、第1回新型コロナウイルス感染症による経済状況情報共有会議を開催しました。
市内関係団体の実務担当者が会し、業種ごとの売り上げ減少などの状況や、各団体で受け付けた相談の件数、内容について情報共有を行ったほか、迅速かつ的確な対策の実施に向け、意見交換を行いました。
その後、情報共有会議の内容を踏まえ、4月16日に市独自の企業支援として、雇用調整助成金に係る申請書類の作成費への補助、県セーフティーネット資金を利用する際の信用保証料の100%補給、売上が減少している市内中小企業が負担している固定費(家賃、リース料)への助成を開始しました。各事業の詳細は、市ホームページをご覧ください。
問合せ:産業政策課(電話:025-526-5111、内線1727、1755)
名立区の名南保育園と私立たちばな保育園の統合に伴い、3月31日、名南保育園が閉園しました。
令和2年1月に完成した新園舎は、4月1日に私立名立たちばな保育園として開園しました。
頸城区のくびきひよこ園と南川保育園の統合に伴い、3月27日にくびきひよこ園の閉園式が行われました。
くびきひよこ園の機能を移転した南川保育園では、4月1日から未満児保育を開始しました。
3月31日付けで任期満了となった土橋均副市長の後任に、4月1日付けで野澤朗副市長が就任しました。
野澤副市長は、健康福祉部長、教育部長、教育次長を歴任した後、平成29年7月に教育長に就任し、令和2年3月31日まで務めました。任期は令和2年4月1日から4年間です。 また、同じく4月1日付けで早川義裕教育長が就任しました。早川教育長は、これまで県義務教育課長、城西中学校長、教育次長を歴任しました。
任期は前任の教育長の残任期間である7月26日までです。
4月1日、安塚区で活動する林克彦さんと、吉川区で活動する森岡正和さんに地域おこし協力隊として辞令を交付しました。
村山市長は「地域に入り、溶け込むのは時間がかかるかもしれないが、根気よく活動を続けて活躍してほしい」と激励しました。
今後は、それぞれ同区に住みながら、林さんは、地域の食材をいかした料理の企画・提供、森岡さんは、棚田の維持・管理および技術の継承などを行います。
市では、小学5年生と中学2年生を対象に血液検査を実施しています。その結果、約3割の小学生に脂質異常があり、生活習慣病が始まっていることが伺えます。血液の状態には、普段の生活習慣が密接に関わっており、子どもの生活習慣は一緒に暮らしている家族からの影響が大きいことも分かっています。
家族みんなで生活習慣を振り返り、見直していくことが一人一人の健康増進につながります。
問合せ:健康づくり推進課(電話:025-526-5111、内線1169)
小学5年生の約3人に1人、中学2年生の約5人に1人に脂質異常があります
中性脂肪やコレステロールなどの値が高い「脂質異常」の場合、将来、生活習慣病になる可能性が高くなります
脂質検査では、小学5年生1,357人のうち317人が生活指導、95人が精密検査が必要と判定され、中学2年生1,081人のうち144人が生活指導、58人が精密検査が必要と判定されています。(令和元年度検査)
上越医師会理事 林 三樹夫さん(小児科はやしクリニック 院長)
血液検査は、動脈硬化を引き起こす中性脂肪やコレステロールの異常を早期に発見し、その背景にある生活習慣を見直すことを目的に実施しています。約3割が要生活指導、要精密検査という結果については、意外と高いなと感じています。数値の異常の要因としては、生活習慣が関わる後天性のものと、遺伝的要素が関わる先天性のものがあると推定さ
れますが、子どもの頃から自分の体質や体の状態を知っておくことは、将来の健康のために大切です。
血液に異常が認められる子どもには、朝食を食べない、夜遅くに食事やおやつを食べるなど、食生活が乱れているケースが多く見られます。
子どもの生活習慣の形成には、家庭の果たす役割が大きいと思います。家族の食習慣、運動習慣などの生活習慣を振り返り、家族みんなで健康について考えてほしいですね。
上越市では、乳幼児健診に始まり、保育園・幼稚園児の肥満対策事業や学童期の血液検査事業など、乳幼児期から学童期まで継続して子どもの健康について考える機会を整えています。医師や保健師、栄養士などが
指導や相談を行うので、ぜひ活用してください。また、遺伝によるものと思われるコレステロール異常については医師にご相談ください。
上越市立有田小学校 養護教諭 米山優子さん
血液検査を行った後、親子学習会を開催し、結果について保健師が指導することで、親子で自分の体を見つめる機会を設けています。
さらに希望者には、個別に詳しく検査結果を説明するとともに、生活習慣改善のための助言も行っています。
予想外の結果となることも 一人一人の検査結果を見ると、例えば、運動量が多く、肥満傾向でないような体型の子どもでも、血液検査の数値が高く、生活指導や精密検査が必要であるといった予想しない結果となる場合があります。
血液検査を行うことで、運動習慣や見た目だけでは分からない、生活習慣や遺伝的な体質が数値として現れてくるので、自分の生活を見直す機会になります。
血液検査は、数値が正常か異常かを判断することだけが目的ではありません。検査から分かったことや学習会から学んだことを基に、普段食べている物の量や種類、生活習慣を見直していってほしいと思います。
この血液検査事業を通じて、将来の健康のためには、食べている物や子どもの頃からの正しい生活習慣が大切になっていくということを、子どもたちだけではなく、普段伝える機会の少ない保護者の皆さんにも伝えていきたいと思います。
大人の皆さんも健康診査で自分の体の状態を知り、子どもと一緒に生活習慣を見直すことが将来の家族の幸せにつながります。
市では、人口減少の緩和と人口減少社会であっても持続可能なまちの形成に向けて、「第2期上越市まち・ひと・しごと創生総合戦略」(計画期間:令和2年度~6年度)を策定し、さまざまな主体の皆さんとともに地域を挙げた取り組みを推進しています。
人口減少が進むことにより、労働力や地域活動の担い手の不足、消費の減退のほか、行政サービスや社会保障制度の維持、インフラの維持・更新の在り方など、市民生活と市政運営に大きな影響を及ぼすことが想定されます。
自然増減を左右する要因の一つである出生数は減少傾向にあります(グラフ1)。また、1人の女性が生涯に産むことが見込まれる子どもの数を示す合計特殊出生率も低下しているほか(グラフ2)、出生数に関連する婚姻率も低下しています(グラフ3)。こうした自然減が一つ目の要因です。
平成22年と平成27年の「国勢調査」を比較し、年代別の5年間の転入・転出状況を推定すると、20代前半から20代後半にかけて転入の傾向が表れるものの、進学などにより10代後半の転出が顕著となっており、全体として転入数が転出数を下回る傾向となっています。こうした社会減が二つ目の要因です。
市では、地域を挙げた地方創生(人口減少対策)の取り組みをより一層推進していくため、皆さんとともに行動していきたいと考えています。
「上越市まち・ひと・しごと創生推進協議会」では、市内の官民の多様な団体、企業が力を合わせ、魅力的なしごとづくりや、結婚・出産・子育ての希望の実現、まちの活性化などに取り組んでいます。
協議会に参加し、各団体との情報共有や連携、支援制度(補助金など)の活用を通じ、一緒に取り組んでいただける団体を募集しています。
対象:市内での継続した活動実績のある民間団体、NPO法人、企業など
申し込み・問合せ:任意様式に1.団体名、2.所在地、3.代表者名、4.担当者名、5.連絡先、6.主な活動(定款などを添付)、7.実施予定の地方創生に資する取り組みを記入し、郵送またはメールで上越市まち・ひと・しごと創生推進協議会事務局(企画政策課内、〒943-8601 木田1-1-3、電話:025-526-5111、内線1851、Eメール:kikaku@city.joetsu.lg.jp)へ(迷惑メール防止のため、「@」を全角にしています。メール送信時は「@」を半角にしてください。)
若者が家庭を築き、心豊かな家族生活を営むことができるまちとして、まちの魅力を高める取り組みを重点的に進めています。
安定的で魅力ある雇用を創出します
若い世代の結婚・出産・子育ての希望を実現しやすい環境を整えます
時代に合った地域を形成し、地域間連携を活発化させます
多様な人の流れやまちを担う人を創出します
中高生やその親世代に対する、当市への理解や愛着を高める取り組みの推進
魅力的な子育て環境の情報発信などを通じた、子育て世代のUターンなどの移住の促進 など