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現在地トップページ > 広報上越 > 広報上越(2020年5月号 No.1100)Web版

広報上越(2020年5月号 No.1100)Web版

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年4月25日更新

新型コロナウイルス感染症の拡大防止について市民の皆さんへのお願い

 4月7日、当市において、初めての新型コロナウイルス感染者が確認されました。
 市では、県と連携しながら、市民の健康を守るための適時適切な対応を実施するとともに、情報収集と迅速な情報発信を行っています。
 市民の皆さんからは、一層の感染予防対策に努めていただき、過剰に心配することなく、冷静な行動をお願いします。

問合せ:健康づくり推進課(電話:025-526-5111)

不要不急の外出は控えましょう。特に、感染が拡大している地域との往来は控えましょう

 (注)日用品の買い物、通院、仕事、個人的な運動を制限するものではありません。

 ご家族の帰省についても、配慮をお願いします

 帰省された方においては、外出を控え、2週間程度の健康観察と行動歴の記録をお願いします。

3つの密を避けましょう

  1. 換気の悪い 密閉空間
  2. 多数が集まる 密集場所
  3. 間近で会話や発声をする 密接場面

手洗いや咳エチケットなどの感染予防と健康維持に努めましょう

発熱などの風邪症状がある場合は自宅で療養し、医療機関を受診する場合には、必ず医療機関に電話で相談した上で受診しましょう

感染が疑われる場合は、「新型コロナウイルス感染症 帰国者・接触者相談センター」に相談を

症状の目安

 下記のいずれかに該当する場合はご相談ください。

  1. 風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続いている。(解熱剤を飲み続けなければならない場合も同様)
  2. 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。

(注)高齢者や妊婦、基礎疾患のある人は、1、2の状態が2日程度続く場合

相談窓口

新型コロナウイルス感染症 帰国者・接触者相談センター
受付時間連絡先電話番号
平日 (午前8時30分~午後5時15分)上越保健所025-524-6134
土曜日・日曜日、祝日 (午前9時~午後5時)
上記時間以外上越地域振興局(警備室)025-526-9317 (注)

(注)警備室につながりますので、電話番号を伝えてください。担当者から折り返し連絡があります。

症状や感染予防に関する相談などは、市の相談窓口へ

市健康相談コールセンター

平日、土曜日・日曜日、祝日 電話:025-526-5111(午前8時30分~午後5時15分)

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市政トピックス

新型コロナウイルス感染症に伴う市独自の企業支援を実施

 市では、4月9日、第1回新型コロナウイルス感染症による経済状況情報共有会議を開催しました。

 市内関係団体の実務担当者が会し、業種ごとの売り上げ減少などの状況や、各団体で受け付けた相談の件数、内容について情報共有を行ったほか、迅速かつ的確な対策の実施に向け、意見交換を行いました。

 その後、情報共有会議の内容を踏まえ、4月16日に市独自の企業支援として、雇用調整助成金に係る申請書類の作成費への補助、県セーフティーネット資金を利用する際の信用保証料の100%補給、売上が減少している市内中小企業が負担している固定費(家賃、リース料)への助成を開始しました。各事業の詳細は、市ホームページをご覧ください。

問合せ:産業政策課(電話:025-526-5111、内線1727、1755)

名南保育園閉園・名立たちばな保育園開園

 名立区の名南保育園と私立たちばな保育園の統合に伴い、3月31日、名南保育園が閉園しました。
 令和2年1月に完成した新園舎は、4月1日に私立名立たちばな保育園として開園しました。

くびきひよこ園閉園

 頸城区のくびきひよこ園と南川保育園の統合に伴い、3月27日にくびきひよこ園の閉園式が行われました。
 くびきひよこ園の機能を移転した南川保育園では、4月1日から未満児保育を開始しました。

野澤副市長、早川教育長就任

 3月31日付けで任期満了となった土橋均副市長の後任に、4月1日付けで野澤朗副市長が就任しました。
 野澤副市長は、健康福祉部長、教育部長、教育次長を歴任した後、平成29年7月に教育長に就任し、令和2年3月31日まで務めました。任期は令和2年4月1日から4年間です。 また、同じく4月1日付けで早川義裕教育長が就任しました。早川教育長は、これまで県義務教育課長、城西中学校長、教育次長を歴任しました。
 任期は前任の教育長の残任期間である7月26日までです。 

安塚区、吉川区「地域おこし協力隊」に辞令を交付

 4月1日、安塚区で活動する林克彦さんと、吉川区で活動する森岡正和さんに地域おこし協力隊として辞令を交付しました。
 村山市長は「地域に入り、溶け込むのは時間がかかるかもしれないが、根気よく活動を続けて活躍してほしい」と激励しました。
 今後は、それぞれ同区に住みながら、林さんは、地域の食材をいかした料理の企画・提供、森岡さんは、棚田の維持・管理および技術の継承などを行います。

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家族で健康について考えてみませんか 子どもの血液検査の結果から分かること

 市では、小学5年生と中学2年生を対象に血液検査を実施しています。その結果、約3割の小学生に脂質異常があり、生活習慣病が始まっていることが伺えます。血液の状態には、普段の生活習慣が密接に関わっており、子どもの生活習慣は一緒に暮らしている家族からの影響が大きいことも分かっています。
 家族みんなで生活習慣を振り返り、見直していくことが一人一人の健康増進につながります。

問合せ:健康づくり推進課(電話:025-526-5111、内線1169)

子どもの血液検査の結果

 小学5年生の約3人に1人、中学2年生の約5人に1人に脂質異常があります

中性脂肪やコレステロールなどの値が高い「脂質異常」の場合、将来、生活習慣病になる可能性が高くなります

脂質検査では、小学5年生1,357人のうち317人が生活指導、95人が精密検査が必要と判定され、中学2年生1,081人のうち144人が生活指導、58人が精密検査が必要と判定されています。(令和元年度検査)

なぜ子どもの血液検査を行うのでしょうか

上越医師会理事 林 三樹夫さん(小児科はやしクリニック 院長)

小児期からの気づき

 血液検査は、動脈硬化を引き起こす中性脂肪やコレステロールの異常を早期に発見し、その背景にある生活習慣を見直すことを目的に実施しています。約3割が要生活指導、要精密検査という結果については、意外と高いなと感じています。数値の異常の要因としては、生活習慣が関わる後天性のものと、遺伝的要素が関わる先天性のものがあると推定さ
れますが、子どもの頃から自分の体質や体の状態を知っておくことは、将来の健康のために大切です。

生活習慣が大きく影響します

 血液に異常が認められる子どもには、朝食を食べない、夜遅くに食事やおやつを食べるなど、食生活が乱れているケースが多く見られます。
 子どもの生活習慣の形成には、家庭の果たす役割が大きいと思います。家族の食習慣、運動習慣などの生活習慣を振り返り、家族みんなで健康について考えてほしいですね。

サポートをぜひ活用して

 上越市では、乳幼児健診に始まり、保育園・幼稚園児の肥満対策事業や学童期の血液検査事業など、乳幼児期から学童期まで継続して子どもの健康について考える機会を整えています。医師や保健師、栄養士などが
指導や相談を行うので、ぜひ活用してください。また、遺伝によるものと思われるコレステロール異常については医師にご相談ください。

学校ではどのような取り組みを行っていますか

上越市立有田小学校  養護教諭 米山優子さん

 検査結果を読み解く

 血液検査を行った後、親子学習会を開催し、結果について保健師が指導することで、親子で自分の体を見つめる機会を設けています。
 さらに希望者には、個別に詳しく検査結果を説明するとともに、生活習慣改善のための助言も行っています。
予想外の結果となることも 一人一人の検査結果を見ると、例えば、運動量が多く、肥満傾向でないような体型の子どもでも、血液検査の数値が高く、生活指導や精密検査が必要であるといった予想しない結果となる場合があります。
 血液検査を行うことで、運動習慣や見た目だけでは分からない、生活習慣や遺伝的な体質が数値として現れてくるので、自分の生活を見直す機会になります。

将来の健康のための学び

 血液検査は、数値が正常か異常かを判断することだけが目的ではありません。検査から分かったことや学習会から学んだことを基に、普段食べている物の量や種類、生活習慣を見直していってほしいと思います。
 この血液検査事業を通じて、将来の健康のためには、食べている物や子どもの頃からの正しい生活習慣が大切になっていくということを、子どもたちだけではなく、普段伝える機会の少ない保護者の皆さんにも伝えていきたいと思います。

生活習慣を見直しましょう

  1. 血液検査を実施
  2. 血液検査の結果
  3. 親子学習会や個別相談(健康指導を受けます)
  4. 数値改善のためにできることから家族でやってみましょう
    ・緑黄色野菜をお味噌汁にも入れてみよう
    ・アイスを食べる回数を家族で減らそうかな
    ・ゲームばかりではなく外で友達と遊ぼうかな

大人の皆さんも健康診査で自分の体の状態を知り、子どもと一緒に生活習慣を見直すことが将来の家族の幸せにつながります

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人口減少を知ろう 考えよう 行動しよう

 市では、人口減少の緩和と人口減少社会であっても持続可能なまちの形成に向けて、「第2期上越市まち・ひと・しごと創生総合戦略」(計画期間:令和2年度~6年度)を策定し、さまざまな主体の皆さんとともに地域を挙げた取り組みを推進しています。

20年後の上越市の人口は、約15万人にまで減少すると予測されています

 人口減少が進むことにより、労働力や地域活動の担い手の不足、消費の減退のほか、行政サービスや社会保障制度の維持、インフラの維持・更新の在り方など、市民生活と市政運営に大きな影響を及ぼすことが想定されます。

長期的な人口の推移と将来推計人口(グラフ)

なぜ上越市の人口は減り続けているのか

出生数が死亡数を下回る「自然減」

 自然増減を左右する要因の一つである出生数は減少傾向にあります(グラフ1)。また、1人の女性が生涯に産むことが見込まれる子どもの数を示す合計特殊出生率も低下しているほか(グラフ2)、出生数に関連する婚姻率も低下しています(グラフ3)。こうした自然減が一つ目の要因です。

出生数、合計特殊出生率、婚姻率の比較(グラフ)

  • (グラフ1)修正率の比較 平成12年度1,981人、平成30年度1,246人 735人の減
  • (グラフ2)合計特殊出生の比較 平成12年度1.64人、平成30年度1.51人
  • (グラフ3)婚姻率の比較 人口1,000人に対する婚姻件数の割合 平成17年度4.9人 平成30年度4.0人

 転入数が転出数を下回る「社会減」

 平成22年と平成27年の「国勢調査」を比較し、年代別の5年間の転入・転出状況を推定すると、20代前半から20代後半にかけて転入の傾向が表れるものの、進学などにより10代後半の転出が顕著となっており、全体として転入数が転出数を下回る傾向となっています。こうした社会減が二つ目の要因です。

年代別に見た転入・転出の5年間の変化(純移動数)グラフ(5年間で10代後半付近の人口が減少・女性の転入が少ない)、若者の「地域への愛着」と「住み続けたい」気持ち(市民アンケート調査より)グラフ

人口減少対策のヒント

 若者世代においても「地域への愛着」が高い人ほど、当市に「住み続けたい」気持ちが強くなっています。このため、将来的なUターンの増加に向けて、高校生などに地域への理解と愛着を深める取り組みを進めています。
 また、人口減少の緩和や持続可能なまちの形成に向けて、「しごとづくり」「結婚・出産・子育て」「まちの活性化」などの地方創生の取り組みを推進していきます

 若者・子育て世代にとって「選ばれるまち」「住み続けたいまち」の実現を目指して

 市では、地域を挙げた地方創生(人口減少対策)の取り組みをより一層推進していくため、皆さんとともに行動していきたいと考えています。

地方創生を一緒に取り組む団体を募集しています

 「上越市まち・ひと・しごと創生推進協議会」では、市内の官民の多様な団体、企業が力を合わせ、魅力的なしごとづくりや、結婚・出産・子育ての希望の実現、まちの活性化などに取り組んでいます。
 協議会に参加し、各団体との情報共有や連携、支援制度(補助金など)の活用を通じ、一緒に取り組んでいただける団体を募集しています。

対象:市内での継続した活動実績のある民間団体、NPO法人、企業など

申し込み・問合せ:任意様式に1.団体名、2.所在地、3.代表者名、4.担当者名、5.連絡先、6.主な活動(定款などを添付)、7.実施予定の地方創生に資する取り組みを記入し、郵送またはメールで上越市まち・ひと・しごと創生推進協議会事務局(企画政策課内、〒943-8601 木田1-1-3、電話:025-526-5111、内線1851、Eメール:kikaku@city.joetsu.lg.jp)へ(迷惑メール防止のため、「@」を全角にしています。メール送信時は「@」を半角にしてください。)

地方創生の推進に向けて一緒に取り組みましょう

 第2期上越市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づいて目指す姿

  若者が家庭を築き、心豊かな家族生活を営むことができるまちとして、まちの魅力を高める取り組みを重点的に進めています。

分野1 しごとづくり

安定的で魅力ある雇用を創出します

  • 地域経済の発展に向けた地域産業の活性化
  • 時間や場所を選ばない多様な働き方の実現に向けた、若者世代などが創業しやすい環境整備などの推進 など

分野2 結婚・出産・子育て

 若い世代の結婚・出産・子育ての希望を実現しやすい環境を整えます

  • 若者世代が参加しやすい交流イベントなどを通じた、自然な出逢いの場の創出
  • 学校・家庭・地域が連携した地域ぐるみの子育ての推進 など

分野3 まちの活性化

 時代に合った地域を形成し、地域間連携を活発化させます

  • 豊かな食や自然、歴史・文化資産など当市らしい観光コンテンツの充実を図る取り組み
  • 持続可能なまちづくり活動に向けた自主財源を確保できる自立したまちづくり活動の促進など

分野4 UIJターンとまちの拠点性・担い手づくり

  多様な人の流れやまちを担う人を創出します

中高生やその親世代に対する、当市への理解や愛着を高める取り組みの推進

魅力的な子育て環境の情報発信などを通じた、子育て世代のUターンなどの移住の促進 など 

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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