平成30年度に開催した第27回小川未明文学賞の優秀賞受賞作「昔、瞽女(ごぜ)さんが雁木の町を歩いていたんだよ」が書籍化されました。この度、著者の河村一美さんが上越市 村山市長と上越市教育委員会 野澤教育長を訪問され、刊行本を寄贈していただきました。
河村さんからは、「瞽女さんの物語を通じて、障害のある人たちが強く、たくましく生き抜いたこと、がんばれば何でもできることを感じてもらいたい。小・中学生からも是非読んでもらいたい。」とコメントがありました。
寄贈された本は、市内の小・中学校、高校、図書館、公民館図書室、小川未明文学館でご覧いただくことができます。
また、高田小町、瞽女ミュージアム高田、高田文化協会などでも販売しています。
(写真)右から村山市長、河村一美さん、野澤教育長
古い柱時計のかかる町家に住んでいる篠田俊太郎は、小学6年生になったある日、おじいちゃんから柱時計にまつわる家の秘密を明かされる。
それは、死んだ桃子おばあちゃんが残したひいおばあちゃんの生活と、今は高田から姿を消してしまった瞽女さんのお話だった。