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中川市長記者会見内容(令和3年12月20日)

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印刷用ページを表示する 掲載日:2022年1月7日更新

市長定例記者会見を開催しました。

日時:令和3年12月20日(月曜日)午前11時~午前11時28分

会場:市役所木田第一庁舎401会議室

内容:

  • 市長就任1カ月を振り返る
  • 子育て世帯への臨時特別給付金について
  • 年末年始における新型コロナウイルス感染防止対策について

市長記者会見動画

会見冒頭の市長の説明をご覧いただけます。

令和3年12月20日開催の市長記者会見動画(外部リンク)<外部リンク>

質疑概要

説明

(市長)
 上越市長の中川幹太です。本日は、年末が迫り大変お忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。

 11月9日の市長就任から、早いもので1カ月が経過しました。大勢の職員から拍手の中で迎えられた市長としての初登庁は、昨日のことのようです。
 17日に閉会した12月定例会では、副市長を4人体制とする副市長定数条例の改正案が否決され、政策諮問委員を設置する補正予算については、修正案を提案いたしました。いずれも、私の強い思いがありますが、性急な提案であったとのご指摘を真摯に受け止め、今後、議会をはじめとする市民の皆さんの声をお聞きし、職員と議論を深めてまいりたいと考えております。
 また、多くの議員の皆さんからご質問をいただき、答弁の中で私の考えの一端を示すことができ、活発な議論をすることができました。この場をお借りして議案を審議していただいた議員の皆さんに感謝申し上げます。
 補正予算で認めていただいた事業については、いち早く着手するとともに、確実に実施してまいります。

 まず始めに、当市における子育て世帯への臨時特別給付金についてお知らせいたします。
 国が12月13日に方針転換したことを受け、10万円全額を現金で一括支給することが可能になったことから、年内に全額現金での一括支給を開始することがクーポン配付よりも家計への支援効果は高いものと判断いたしました。
 12月支給の対象の皆さんには、当初の予定どおり12月23日(木曜日)に支給いたします。先に申請が不要な世帯に送付した案内では、支給額が5万円となっておりますので、本日、支給額の変更通知を発送する予定です。また、申請が必要となる世帯には、12月24日に申請書等を発送する予定です。報道機関におかれましても、周知にご協力をお願いいたします。

 なお、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の給付につきましては、国の補正予算成立後となりますが、対象者に早急にお届けする必要がありますので、補正予算の成立を待って、速やかに対応させていただきたいと考えております。また、原油価格高騰を踏まえて実施する、生活困窮者に対する灯油購入費の助成についても、対象者が同じことから、あわせて対応したいと考えております。

 次に、新型コロナウイルス感染症についてです。
 市内における感染症患者は11月27日以降確認されておりませんが、世界ではオミクロン株が広がりを見せており、感染の再拡大が心配されます。
 年末年始を迎えるに当たり、市民の皆さんに、改めてお願いを申し上げます。
 ワクチン接種を終えた人でも感染する場合がありますので、マスクの着用や手指の消毒、手洗い、そして、先日の専門家会議でご助言をいただいた「こまめな換気」など基本的な感染防止対策を引き続きお願いいたします。
 長引くコロナ禍は、市内経済にも大きなダメージを与えていますので、基本的な感染防止対策を徹底していただきながら、市内経済の活性化を図るための取り組みにもご協力をお願いいたします。
 また、ワクチンは感染症のまん延防止や重症化予防に向けて効果が期待されているものですが、接種は、あくまで任意です。病気や体質など様々な事情により「接種を受けない人」が、そして「マスクの着用が困難な人」がいらっしゃいます。このような方々が、学校や職場などで不当な扱いやいじめ、差別を受けることがあってはなりません。市民の皆様には、互いの立場に配慮し、思いやりのある言動を心掛けていただきますよう、改めてお願いいたします。

 就任後、日々の市政運営に当たる中で上越市長の重責に身の引き締まる思いであるとともに、市長としての意欲はますます高まっています。新たな年も、上越市の発展のためには、皆で協力し合いながら前に向かっていくことが肝要ですので、初心を大切に、市政運営に取り組んでまいります。引き続き、ご支援くださるようお願いいたします。

 私からは以上です。

質疑

(記者)
 12月定例会で、市長の公約の柱であった副市長4人制と政策諮問委員が事実上否決されたことを受け、その原因について市長の考えを聞かせてください。

(市長)
 性急な提案であったという指摘がありましたので、これから議員の皆さん、市民の皆さん、職員の皆さんと話し合いながら、着実に改革を、また、改めて提案をするための準備を行いたいと考えています。

(記者)
 市長にとって少数与党ということで、議会運営がなかなか難しいのではないかと思われていましたが、話し合いを重ねていけば、議会の理解を得られると考えていますか。

(市長)
 これまで、例えば、建設業者の皆さんと豪雪対策について話し合いをしたり、交通業者の皆さんと通年観光や公共交通の見直しの話をしたりしてきました。やはり、話し合いの中で、私が何をするのかということを理解していただきながら、前に進んでいくことができると考えていますので、議会の皆さんとも、対話を続けていきたいと考えています。

(記者)
 新年度当初予算において、中川新市政の色を出すという意味でどのようなことを考えていますか。

(市長)
 事業の内容を見ますと、大きな予算が必要なものもたくさんありますので、これから公約実現に向けたロードマップを作成するとともに、財源など財政のことも考え、職員の皆さん、議員の皆さんと対話をしながら考えていきたいと思っています。

(記者)
 同じく公約の柱である地域分権や通年観光については、予算にどのように盛り込まれてきますか。

(市長)
 地域分権については、まず、各地域協議会の中で自主的審議を進めてもらい、私達としても、地域の中にどのような人がリーダーとしているのか、そして、地域協議会にどのような役割を果たしてもらうのかということをよく議論しながら、令和5年度に向けた提案ができるよう準備をしたいと考えています。
 通年観光についても、これから各地域と、まずは議員の皆さんも含めた地元の皆さんと話し合う中で、どの地域で実際に事業ができるのかということなど、研究のようなことをしていかなければならないと考えています。令和4年度は準備の段階になってくると考えています。

(記者)
 副市長4人制の条例改正案が否決されたことを受け、市長は、再来年の3月定例会への再提案を目指すと話していましたが、その間、現行の条例では2人制ですので、1人欠員となります。市政運営上1人ではなかなか大変だという面もあるのではないかと思いますが、その欠員を埋めるという考えはありますか。

(市長)
 来年の3月定例会で2人にしたいと思っています。4人体制の中の2人の副市長ということではなく、2人体制としての副市長を提案したいと考えています。

(記者)
 3月定例会で、野口副市長に加えてもう1人の副市長を提案するということになりますか。

(市長)
 はい。どちらにしても副市長2人で提案していきたいと考えています。

(記者)
 それは、野口副市長の他にもう1人の方を提案されるということでよいですか。

(市長)
 それは、これからの検討になります。どのような人事になってくるかということについては、まだ分かりません。

(記者)
 今の説明ですと、4人制ではないという前提の中での2人の副市長を埋めるということになると思いますので、4人制が成立した場合、その副市長2人の処遇はどのようになりますか。残ってもらうのか、それとも仕切り直して新たに考えるのかについて教えてください。

(市長)
 それについては、これから人事改革プロジェクトが立ち上がり、その点も含めて検討した上で決めるということになると思います。

(記者)
 来年の3月定例会で定員2人を埋める副市長は、4人制が前提ではないということですので、基本的には、現在の2人制の所掌業務をそれぞれで担うということになりますか。

(市長)
 基本的には、今までの人事をあまり変えない形で令和4年度を迎えたいと考えています。

(記者)
 それは、令和4年度は副市長2人で、所掌する組織もそこまで大きく変えずに、現在の所掌の中で、基本的にやっていくという考えでよいですか。

(市長)
 どちらにしても、人事改革プロジェクトを早めに立ち上げていきますので、副市長についても含めた中で検討を進めていきたいと考えています。

(記者)
 人事改革プロジェクトについて、具体的には、いつ頃どういう体制で立ち上げる予定ですか。

(市長)
 現在、立ち上げてほしいという指示を出したところですので、いつ立ち上がるかは分かりません。

(記者)
 人事改革プロジェクトの体制について、誰をトップに据えて、職員の中で話し合うとか、あるいは外部の人も入れるなどの考えはありますか。

(市長)
 基本的には、職員から選んでいきたいと考えています。その人員、どういう体制で誰を当てるかということも含めて検討中です。

(記者)
 年度内や年明け早々になどといった立ち上げの時期について、市長の考えを教えてください。

(市長)
 私としては、できるだけ早めに立ち上げたいと考えています。

(記者)
 それは、新年度の人事異動などに関係なくということでよいですか。人事改革プロジェクトを立ち上げ、新年度の人事や機構改革も含めて行うということは、今のところ考えていないということですか。

(市長)
 人事改革プロジェクトをできるだけ早めに立ち上げるという指示は出していますが、いつ立ち上がるかは分かりません。

(記者)
 公約の中に、地域独自の予算編成についてありました。現在、地域活動支援事業として予算があり、先般、今年度の事業の一覧ということで公表もされました。新年度の予算編成は年明けから大詰めを迎えますが、地域活動支援事業について、来年度は継続されるのか、それとも何か考え直す余地があるのか。来年度の予算編成に向けた市長の考えを教えてください。

(市長)
 それについても検討中です。できるだけの配慮はしていきたいと考えています。

(記者)
 来年度については、とりあえず現状のまま継続されるということになりますか。

(市長)
 それも含めて検討中です。

(記者)
 地域活動支援事業については、三次募集までしないとなかなか募集枠が埋まらないというところもありました。地域活動支援事業の使われ方について、市長はどのように考えていますか。

(市長)
 中身をよく見ますと、もちろん推奨すべき活動があると思います。ただ、問題点として、地域のリーダーが、きちんと地域の課題を把握し、その課題を解決していくために何が必要なのかということを考えることに方向性として向けていかなければならないと思っていますので、そういう意味で制度を変えていきたいと考えています。

(記者)
 スポーツの世界では、あえて負け試合を作って相手の出方や将来の戦術を考えるスタイルがあります。例えが悪いかもしれませんが、市長は、どのようなスタイルで12月定例会に臨みましたか。少数与党ということを踏まえて教えてください。

(市長)
 そのような戦略は特に持ち合わせていません。ただし、議会の皆さんとは議論は必要ですが、仲良くやっていかなければいけませんので、市政を発展させるため、これから良い関係を作っていきたいと思っています。

(記者)
 公約の柱の一つに、副市長4人制と政策諮問委員があったと思います。市長としては、そもそも本気で条例改正案を通してもらう、必要な経費に係る予算を認めてもらうという思いがあったのですか。

(市長)
 もちろんありました。

(記者)
 そのための事前準備はしたのですか。

(市長)
 事前の準備については、就任後すぐに12月定例会でしたので、議論に充てられる多くの時間はありませんでした。しかし、来年度に向けた準備として、議論が終わるかどうかということも分かりませんが、できるだけの議論をして、再提案をしていくということで進んでいます。

(記者)
 私には、市長自身がいささか準備不足な中で議会に臨んでしまったと思っているのではないかという感覚があります。そのような反省はありませんか。

(市長)
 私は、市議会議員として8年、その後5年選挙活動をしていました。その積み上げの中で考えた制度で、その経験の中から生まれたものと捉えておりますが、職員の皆さんや議会の皆さんとの対話という点で、足りなかったのではないかと思っていますので、そこは十分に時間をかけて積み上げていきたいと思っています。

(記者)
 市長就任後の体調について、例えば痩せたとか太ったとか、休みがどの程度あったなど教えてください。

(市長)
 基本的に休みはありません。私は今までの選挙活動でずっと地域を歩き続けてきました。就任後は動かない状態で、さらに、新型コロナウイルス感染症の経済対策として、会食に行ってくださいと呼び掛けていますので、私自身、率先実行しているものですので、ベルト周りが少し危ないかもしれないという気はしています。私が健康でなくなると困りますので、気を付けていかなければならないと思っています。体調は快調です。

(記者)
 就任前に想像していた市長としての生活と、実際の生活に違いはありましたか。

(市長)
 特に想像していませんでしたが、何をするにしても時間はかかると分かっていましたので、そういう意味では、想像のとおりと思います。

(記者)
 提案した議案が否決されましたが、心が折れるというより、逆にやる気になっているという心境ですか。

(市長)
 諦めずに前に向かっていくことが必要であると思っていますので、対話を続けながら前に進んでいく、どうやって解決していくかということを考えています。

(記者)
 議会や市民、職員との対話を続けるとのことですが、具体的にどのような方法で行っていく予定ですか。

(市長)
 様々な方法があるので、今は限定して言えませんが、時間を多く作っていきたいと思っています。

(記者)
 議会との関係性について、今後、与党をどのように増やしていくという考えはありますか。

(市長)
 意見交換する場所、時間を多く作っていきたいと思っています。

(記者)
 政策諮問委員について、12月定例会では、性急であるという指摘もありましたが、他に、ごく一部の議員の中には、市政全般の助言を求めるのはどうなのかと、影響力も含めて少し心配するような指摘もあったと思います。これを受け、市長は、政策諮問委員を最終的に3、4人任命し、委員会として提言を受けるという考えに変わりはありませんか。

(市長)
 政策諮問委員は、あくまでアドバイザーです。その助言により私の政策が全部変わるということではありません。あくまで助言をいただき、それを基に政策を変更していくと考えています。また、人数について、1人が少ないのか、4人が多いのかなど、何が多いとか少ないとかというより、内容があるかどうかということが大事であると考えています。そういう観点で委員を選定していきたいと考えています。

(記者)
 タイミングについては、副市長の4人制と合わせ、再来年の3月定例会への同時提案を目指すということでよいですか。

(市長)
 そのとおりです。

(記者)
 当初の説明では、来年度の当初予算に政策諮問委員のアドバイスを取り入れていくということでした。それが不可能になったのですが、その影響、また、どのように来年度の当初予算を編成していくのかという点について、市長の考えを教えてください。

(市長)
 予算が付くか付かないかということより、私は、アドバイスいただける人からいただいて、これからの予算審議についても判断していきたいと思っています。そのような対応になってくると思います。

(記者)
 議会との付き合い方として、とにかく意見交換をしていきたいという説明がありました。具体的に、どのような形で、どのように時間を作っていきたいというイメージがあれば教えてください。

(市長)
 今のところ具体的な案はありませんが、政策分野にテーマを絞って議論するような場があってもよいのではないかと思います。

(記者)
 先週末に高鳥衆議院議員と面会しましたか。

(市長)
 伺いました。

(記者)
 市長選挙では、高鳥衆議院議員とは協力関係ではありませんでしたが、今後、高鳥衆議院議員との向き合い方や距離感について、どのように考えていますか。

(市長)
 この6区では、高鳥修一さんと梅谷守さんが当選されています。特に、今までの積み上げから言いますと、高鳥さんの方が政府と繋がっていますので、役割を果たしていただく面も多いのではないかと思っています。梅谷さんとも同じようにお付き合いをしていきたいと思っています。国と繋がるパイプは多く作っていかなければなりませんので、2人に要望を届けることは多くなると思います。

以上

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