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村山市長記者会見内容(令和3年7月8日)

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印刷用ページを表示する 掲載日:2021年8月10日更新

新型コロナウイルスワクチン接種に関する市長記者会見を開催しました。

日時:令和3年7月8日(木曜日)午後3時30分~午後4時20分

会場:市役所401会議室

主な内容

  • 64歳以下の市民へのワクチン接種に係るスケジュールについて
  • 県が設置する大規模接種センターにおける接種について
  • 65歳以上の市民へのワクチン接種の状況について

配布資料

新型コロナウイルスワクチンの接種について [PDFファイル/174KB]

質疑概要

配布資料の説明

(市長)
 急なご案内にもかかわらず、お集まりいただきまして、ありがとうございます。
 本日は、新型コロナウイルスワクチン接種について、今週末から、市の集団接種が開始しますので、ワクチン接種の進捗状況と今後の見通しについて説明させていただきます。
 県の大規接種センターである「ユートピアくびき希望館」では、既に申し込みいただいた企業の皆さんの接種が始まっておりますが、連日、全国的にワクチン供給についての報道が続いているほか、県内でも、予約を一時的に休止する自治体が出てきていることから、市民の皆さんにおかれても、ご不安があると思いますので、お話をさせていただければと思っていたところです。
 そのような中、今朝、一部報道にあり、何人かの市民から問い合わせがありました。
 報道各社におかれては、これから私自身が説明する内容を、ぜひ市民の皆さんに広くお伝えいただきたいと思っており、市民一人一人が正しい情報により正しい判断ができるよう、ぜひ協力を賜りたいとお願い申し上げます。
 それでは、配布した資料について説明させていただきます。
 資料の項目2をご覧ください。ワクチン供給の現状についてです。7月から8月にかけて供給されるファイザー社のワクチンは、当市には42箱49,140回分が配分されました。他自治体と同様に当市においても、ファイザー社のワクチンの供給が制限されている状況にあります。制限されていると申し上げましたのは、希望数よりも少ないものの一定の量は供給されているということです。決して「入ってこない」とか、「止められている」ということではありません。当市といたしましては、確実に入ってくる量を見定め、スケジュール調整をしながら接種を進めることとしておりますので、誤解のないよう、ご理解をいただきたいと思います。
 このように、供給されるワクチンの量に合わせ、当初の予定を少し変更する必要が出てきましたので、その内容を説明させていただきます。
 資料の項目3(1)をご覧ください。医療機関が行う個別接種についてです。8月10日(火曜日)までの間に、既に予約済みについての方については、予定どおりワクチン接種を行うことができます。しかし、8月10日までの接種について、新たに個別接種の予約は取らないようにということで、医療機関にお願いをしたところです。8月11日(水曜日)以降の個別接種については、予約に対応できる量を確保できることから、8月11日以降の個別接種予約は継続して行い、各医療機関にワクチンを供給していく予定としています。
 現時点においても、8月11日以降の予約はシステムで受け付けておりまして、予約は可能となっています。再度申し上げますが、8月10日までには、既に予約されている分のワクチンは各医療機関にお渡しできますし、8月11日以降の予約にも対応したワクチンを供給していくということです。供給量の見通しに合わせ、調整をしておりますので、ご理解を賜りますとともに、医療機関での予約を検討されている方におかれましては、8月11日以降でご都合くださるようお願い申し上げます。
 次に、市が行う集団接種についてです。介護施設等の施設集団接種、日時、会場の案内を送付してある65歳以上の接種、16歳から22歳までの高校生、大学生世代を対象に、7月10日(土曜日)、17日(土曜日)、18日(日曜日)の1回目の接種を予定どおり行うこととしています。市といたしましては、16歳から22歳までの高校生、大学生の集団接種は、2回目を含め、夏休み期間中に終了したいと考えています。
 一方で、資料の項目3(2)にあるように、当初7月24日(土曜日)から実施することとしていた23歳から64歳の集団接種については、ワクチン供給量が制限されているため調整する必要があります。このことから、8月21日(土曜日)から接種を開始したいと考えています。
 資料の項目4(2)をご覧ください。この代替案といたしまして、これまで「くびき希望館」の大規模接種センターでは、企業等にお勤めの人を対象とした接種を進めておりましたが、県や周辺市町村との調整が整いましたことから、対象者を拡充し、市民が個人として接種を申し込むことができるようになりました。予約は個別接種と同様にシステムで予約することができ、本日午後5時から予約を開始します。ワクチンはモデルナ製となります。早期にワクチン接種を希望される方は、ぜひこちらへお申し込みくださるようお願い申し上げます。
 最後になりますが、接種終了時期の見通しについてです。当初は接種完了を9月末としていましたが、ワクチン供給が制限されていることから、10月末となる見込みです。県と市が連携して対応しており、予約を休止する空白期間などはありませんし、希望する方全員が接種を受けられますので、市民の皆さんにおかれては、どうかご安心いただきたいと思います。1日も早く接種が終えられるよう、引き続き努めて参ります。
 私からは以上です。

質疑

(記者)
 当初の国からの供給見込みが変わり、接種の終了時期も当初の9月末から遅れる見込みとなりました。まず、これまでの一連の国の動きについて、市長は率直にどのように感じていますか。

(市長)
 当初、積極的に、また、希望される方についての一刻も早い接種をということで65歳以上の皆さんにお願いし、市も体制を整えて取り組んできたところです。それが、7月、8月になりまして、ワクチン供給が制限されるということですので、準備を整えてスケジュール感を持って対応していたものが、若干崩れてしまうと思いますが、ワクチンが入ってこないということになれば、これは致し方ない部分もありますので、その対応として、今お話したような形で、臨機に対応しながら調整し、市民の皆さんにもご理解いただく中で、一刻も早いワクチン接種に取り組んでいきたいと思っているところです。

(記者)
 医療機関で行う個別接種について、8月10日までの既に予約されているものは接種できるということです。要するに、医療機関から市に、新規のワクチンの請求はできないということだと思うのですが、現在、全市でどのくらいの接種ができる余裕があるということは分かりますか。

(市長)
 今保管しているものと、7月、8月に入ってくるものの全体量からすると、4万人分くらいがありますので、そのことを見ながら、個別接種の分と集団接種の分を割り振りながら、対応しているということですので、全体的には、4万人を超える接種が7月、8月で可能であるという状況。その中には、2回打つ方もおられますので、そのことを踏まえながら調整してやっていけるという状況を作っているということです。

(記者)
 資料では、国から供給されるファイザーのワクチン量について、7月、8月中の供給予定が42箱となっています。当初の市の要求に対してこのくらいの実績だということだと思うのですが、その差は大体どのくらいになっているものですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 資料に記載のワクチン量については、要求をして決定した分と、これから要求する分と分かれています。
 21箱分については、既に要求をして決定した量ということになりますし、残りの21箱分については、これからの要求分で、国から人口規模で各市町村に割り当てということで示された量になります。
 なお、第10クールについては、当市は10箱ということで連絡をいただきましたが、要求量は50箱です。

(記者)
 1箱分の単位を回数分に換算すると、何回分、何人分という言い方ができますか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 1箱195バイアル入っており、1バイアルで6人分が取れます。よって、1,170回分となります。それが10箱供給されますので、11,700回分となります。

(記者)
 第10クールというのは7月後半に供給される分ということでよいですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 そうです。7月の後半2週間分のワクチン量になります。

(記者)
 要求は50箱とのことですが、実際には、いつの段階で要求されたものになりますか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 6月中に要望をしており、決定の連絡は7月2日(金曜日)にありました。

(記者)
 本来50箱要求していたワクチンは、いつどの市民への使用見込みとして要求していたものになりますか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 当市においては、6月末までに65歳以上の接種を9割くらい、7月末には全員が完了する予定としていましたので、今回要求したワクチンは、64歳以下の市民への接種ということで、第11クールとして、お盆前くらいに集団接種も含めて接種見込み量を要求しました。

(記者)
 資料に記載されている42箱というのは、第11クール分を指すのか、それとも第10クールも含めているということですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 第9、10、11、12クールです。

(記者)
 第9、10、11、12クールを合わせ、42箱の供給が確実という意味ですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 第9、10クールが確実という連絡をもらっています。第11、12クールについては、市町村の人口規模によって基準量というものを国で決めて参りますので、その基準量として当市に割り当てを受けた箱数ということになります。

(記者)
 第9~12クールをまとめて説明されましたが、各クールで何箱ですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 第9クールで11箱、第10クールで10箱、第11クールで11箱、第12クールで10箱です。

(記者)
 本来であれば要求をしたい数はもっと多いと思うのですが、今後の分も要求段階からこの数にされるということになるのでしょうか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 今後につきましても、市長が申し上げたとおり、ワクチン接種の体制はできておりますので、体制ができているということは、資料に記載の量よりも多い量を、市としては接種できるということですので、多い量を要求していきたいと考えています。

(記者)
 第9、10、11、12クールごとの数量の説明を受けましたが、これは市が要求する数ではなくて、確実に入ると見込まれる量と思えばよろしいのですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 そうです。

(記者)
 本来であれば、どのくらい要求したかったということはあるものですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 それぞれのクールで、要求に対し確定される量が決まった時に、次のクールを要求するというサイクルになりますので、毎回何箱というよりも、要求結果を見た上で、次の要求量をどうするか決めているところです。
 ですので、直近ですと50箱要求した結果が10箱ということです。

(記者)
 接種終了スケジュールの見込みが、9月末から10月末にずれ込むという説明がありましたが、これは、ワクチン供給量がこのペースで続いたという前提に立っているものなのか、それともどこかで回復するという見込みを立てているものなのか教えてください。

(市長)
 第12クールの8月末までの予定の中で、ワクチンが毎クール10箱、11箱が入ってくることを前提として接種を見通した時に、10月末には概ね終わるだろうという目算の中で整理しました。
 ワクチン供給量が増えれば、個別接種については、予約の中で整理しますが、集団接種は、市の体制ができていますので、日時の調整が十分可能ですし、短い間にそれができるということが生まれてくると思っています。

(記者)
 今日は、一般の方の、自身がどの接種区分で受けるかという希望を示す締切日だと思います。集団接種を希望する人は連絡不要でそのまま待つという上越市のスタイルですが、集団接種を希望し、日時の指定を待っている人がいると思います。予定がずれ込みそうだという話になり、不安に思う人がいらっしゃると思うのですが、その方々に日時の指定の案内が届くのは、指定される日時のどのくらい前に届くと思っていればよいですか。

(市長)
 その前に、早く接種したいという皆さんがおられるとすれば、大規模接種センター「ユートピアくびき希望館」で接種ができることになりましたので、そちらに予約をしていただくのが一番早いと思います。そして、最終的には、市が調整しながら行う集団接種で接種するということになりますので、県が設置した大規模接種センターに多くの市民が動いていただければ、入ってくるワクチン供給量が結果的に少なくても、市の集団接種で早く処理ができるということになります。その辺の兼ね合わせは、大規模接種に移行できるシステムが今日の午後5時から動きますので、そこで調整してもらい、最終的に9月末か、10月上旬か、10月中頃かということになってくると思いますが、様子を見ながら指示を考えていければと思っています。いずれにしても、10月末までには完了したいと思っているところです。

(記者)
 隣の糸魚川市もワクチンが入って来ず、接種が滞ったような状況で、糸魚川市は大規模接種センターをかなり頼りにしているところがあるようですが、その辺の調整はどのようにしているのですか。

(市長)
 どういう形で大規模接種センターを使っていただくかということの協議をしています。職域については、それぞれから入ってきていますが、今の段階では、上越市民を中心にという話になっています。もう一つは、市内の医療機関においても、近隣の市の住民の皆さんも接種を受けていることがありますので、上越市が提供した個別接種を行う医療機関におけるワクチンは、この地域全体でお使いいただいている部分もあると思っていますので、ワクチン供給量は、しっかりと県なり国なりから見ていただきながら、供給されてもいいのではないかという感じはしています。いずれしても、接種が進むことはよいことだと思っています。

(記者)
 18歳以上の市民を対象として個人で大規模センターでの接種を申し込むことになりますと、職域と違って1人や2人、あるいは家族5人などと端数が出てきてしまい、ワクチンの量の調整が難しくなるのではないかと思います。その辺の手だてはありますか。

(市長)
 突然の訪問で接種をするわけではありません。予約システムによる予約の状況でワクチンを確保しますので、無駄が出るようなことは無いと思っています。

(記者)
 ファイザー社とモデルナ社のワクチンの違いとして、接種間隔が4週間になることと、ファイザー社のワクチンは生理食塩水で薄めるのに対し、モデルナ社のワクチンはストレートで打つということは認識としてあります。それ以外の違いで、市民の選択に参考になるような特徴があれば教えてください。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 ご指摘のとおりモデル社のワクチンは、4週間あけて2回目を接種します。ワクチンは希釈することなく、一瓶10人分とれるようになっていますので、そちらをストレートで10人分を抜き取ります。
 大きな違いとすると、年齢が違います。ファイザー社のワクチンは満12歳以上に接種できますが、モデルナ社のワクチンについては、満18歳以上ということで、誕生日を迎えて18歳になった人以上でないと接種ができないという条件がついておりますので、ご注意いただければと思います。

(記者)
 今回、9月末終了の予定が一か月後になってしまうということで、準備はしたもののワクチンが入って来ず、致し方ないというようなことですが、市長は、国からあれだけ7月末までに高齢者を打ち終わるようにと急かされ、現場は一生懸命頑張ってきたのに、この期に及んでワクチンが足りないとはどういうことだと思いませんか。

(市長)
 職員の体制整備だとか、日夜の接種における頑張りなどを考えますと、体制は整ったものの、打つワクチンがないという状況は非常に残念です。残念ですし、ファイザー社と総理大臣が約束をしたとか、そこにモデルナ社のワクチンの認証をして接種するということになった中での状況ですので、市としては、市民にいち早く、希望する人にいち早くという思いが少し間延びになってしまったと思いますから、残念なことは残念です。ただ、日本で作っているものでなく、外から入ってくるものなので、ここで何か言っても、その量が増えるわけではないと思いますが、全国的に見て、進んでいるとか、進んでいないとかの状況の中で、滞留があるとかないとか指摘されています。もう少しきめ細かくワクチンが分配されればと思っています。
 当初ファイザー社のワクチンでスタートし、その後にモデルナ社のワクチンが出てきて、モデルナ社のワクチンの量がある程度確保されているという状況下において、両方をうまく使い分けることができるかというと、温度調整ができないとか、移動してはならないという、また、冷凍する機械が整備されていないということなども出てきて、現在のところ、ファイザーはファイザー、モデルナはモデルナと、接種場所が決まってしまいます。融通性がないので、市の集団接種会場では接種できないということです。量がないということと、融通性がないということ、そして、地域としてしっかりと接種したいという思いがうまく重なり合うことがない部分が今出てきていると思っていますが、ワクチン供給が潤沢に市に届くことをぜひお願いしたいと思っているところです。

(記者)
 個別接種で使用しているファイザー社のワクチンが足りない一方で、上越市の場合は、職域接種の方のモデルナ社のワクチンはまだ余裕があるという状況とのことです。職域で使っているモデルナ社のワクチンを個別接種の医療機関へ回すということは技術的にできないのですか。

(市長)
 今の国の基準からするとできません。ストックする冷凍庫そのものも個々にはありませんし、そこで保管することもできませんので、それは今のところできないという状況です。
 それから、個別接種の12歳から15歳まではファイザー社のワクチンしか使えませんので、個別接種においては、ファイザー社のものを供給するということになります。融通性がないというのはそういう面のことです。個別接種については、ファイザー社のワクチンを中心として、接種を医療機関にお願いするという状況です。

(記者)
 そもそも大規模接種センターは県が設置したセンターだと思うのですが、これまでの経緯だと上越市の方が運営というか差配をしていて、そして、今日はこのように発表していて、県の存在が見えない部分があるのですが、どういうふうに考えればよいですか。

(市長)
 県が、職域を中心としながら大きなロットで早くワクチン接種進めたいという思いの中で、新潟市、長岡市、そして上越市に設置したということです。上越市にも企業群が随分多くありますので、大規模の企業を含めて接種を進めようとする思いであったと思います。
 もちろん、設置主体は新潟県です。市は、保健師や看護師の派遣や地元として対応できることについての協力を行っています。接種の対象者については、県や近隣の市と協議していく中で、企業の接種の予定者が35,000人くらいであったのが、15,000人や16,000人に収まっているという状況で、ワクチンの量に隙があるとなりますと、いち早く接種されたい人がおられるとすれば、そこに誘導するのも一つの在り様ということで、県と近隣の市と協議した結果、今日午後5時から受け付けをするということで、連携を図ったということです。
 位置付けとしては、上越地域における企業群が随分あったので企業の皆さんがまとまってというような状況だったのですが、なかなか職域としての申し込みが予定数までまとまらなかったということで、そのことが、今後の市の接種に、ユートピアくびき希望館も使いながら、市民の接種にも向けていくというようにして、協議が整ったということです。

(記者)
 8月10日の新規については予約を停止するということですが、今日から停止ということですか。

(市長)
 昨日、各医療機関に対し、10日までの申し込みがあったものは確定とし、10日より前の空いている時間に予約を入れるというのはせず、10日以降に予約を入れてくださいという連絡をさせてもらいました。

(記者)
 個別接種を行う医療機関について、システム上で予約する場合と医療機関へ電話して予約する場合があると思いますが、昨日からシステムでも予約できないようになったという理解でよいですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 はい。

(記者)
 第10クールの供給量については、5分の1になったと説明がありました。第9クールも11箱ということですが、この第9クールの時点で既に要求量より少なくなってしまっていたということですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 はい。第9クールについても50箱の要求に対し、結果が10箱ということでした。

(記者)
 7月前半に入ってくる予定だった分も5分の1になってしまったということでよいですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 はい。

(記者)
 8月11日からの新規の個別接種の予約は予定どおり実施するとのことですが、10月末までの完了見込みについては、ワクチン供給量の減った数を想定して実施するとのことでした。8月11日以降の個別接種の予約については定員数を少なくするなどはありませんか。

(市長)
 ないと思います。むしろ12歳から15歳の子どもさんたちの接種については、個別接種を実施する医療機関でお願いすることとなっていますので、そのことを踏まえ、状況としては足りると考えています。

(記者)
 今回、ワクチンの供給量が不足することによって、余計に職員の皆さんの対応などが増えていると思います。職員対応についてはどのようにお考えですか。

(市長)
 予定どおりワクチンが入ってくる状況を想定し、市として対応できるだろうということで市民の皆さんなどへお願いをしたのですが、ここにきて制限されているということが分かりましたので、それに見合うような対応、そして第9クールから11クールまでの間に2回接種する必要のある人もいますので、その皆さんの状況を見ながら整理をしました。
 その結果、市の集団接種については、7月24日からスタートする予定だったところ、1か月延ばし、8月21日からになりました。ファイザー社のワクチンを使用する集団接種については、すべてのところで皆さんが接種を受けられるという状況になった後、その残った中で集団接種を実施していくと整理し、開始を1か月延ばすことになったということです。
 ワクチン接種の進捗状況をしっかり確認しながら、市の責任において実施する集団接種を、それぞれの皆さんに日時を指定しながら、今までのように接種を進めていきたいと思っています。
 個別接種で10日までに接種の予約を入れたいという市民の皆さんについては10日以降にして欲しいというのが一つありますし、もう一つ、集団接種を希望している市民の皆さんにとっては1か月くらい接種の時期が延びるというのがあります。これらは、今回のファイザー社のワクチン供給量が少なくなったことによる影響と思っています。市民の皆さんにおかれては、確実に接種できる時が来ますので、ご理解をいただければと思っているところです。

(記者)
 ワクチン供給量が減ることによって、接種できる枠は減ってはしまうと思うけど、順次、できる範囲で上越市としてはやっていく。できるだけ早く接種したい人については大規模接種センターでというところですね。

(市長)
 そうです。大規模接種センターへ移っていただければ、早く接種できるという状況がありますので、ぜひ、市民の皆さんには、そのこともご検討いただければと思っています。

(記者)
 第9クールと第10クールはもう確定しているということでよろしいですか。第11クール以降は、まだ希望を出してないし確定もしてないということでよいですか。
 第9、10クールはいつ供給されるのですか。簡単でよいですので、教えてください。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 第9クールの当市へのワクチンの供給については、今日明日で入ってくる予定になっております。次のクールについては、まだ日時の連絡が来ていないという状況です。

(記者)
 7月中には入ってくるであろうということですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 クールの中で供給されるのは確実ですが、2週間の中で、前半なのか後半なのかなど詳細な日程については近くにならないと分からないような状況です。

(記者)
 第11クールは8月に供給されるということでよいですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 はい。

(記者)
 第9、10クールが7月の分ということでよろしいですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 はい。

(記者)
 第8クールについては、要求どおり供給されていたという理解でよいですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 第8クールに当たる6月の高齢者分については、当市の要求どおり供給されていました。

(記者)
 8月21日の開始を目途としている集団接種については、確定次第、通知を発送していくということで、現在のところは、発送予定日は決まっていないということでよいですか。

(市長)
 8月21日からの集団接種を予定していますので、第13、14クールの9月に供給されるワクチンの状況を見ながら計画を立てる必要があります。その間に2回の接種を行わなければならないことも見込まなければなりませんので、供給量との関係でもう一度精査しなければならないと考えています。9月の供給量が分かる時期には解消したいと考えています。

(健康子育て部長)
 通知の発送時期は8月を予定しています。

(記者)
 集団接種で23歳から64歳の皆さんが、予定より約1か月遅れるということで、考え方としては、ファイザー社のワクチンが制限されて少なくなる中で、夏休みに入っている学生たちを、接種が進みやすい夏休み期間中に終わらせてしまう、あと、医療機関さんで個別接種を既に予約されている人の中には持病がある人が多く含まれていると思われるので、そのような皆さんをまず優先するという考え方ということになりますか。

(市長)
 12歳から15歳までの皆さんは個別接種ですし、23歳から64歳までの皆さんの中で個別接種を希望される人については選んでいただきます。そして、早く接種したいという人の中には、大規模接種センターへ移行される人もおられるというようなことの中で、市が日時を指定して通知する集団接種については、最終的な接種区分として、その状況を見ながら整理をしていくという作業になります。
 夏休み中に進めるべきものは、7月と8月に接種日を設定しています。最終的に残った皆さんについては、お住まいに近い会場での集団接種に割り振らせていただくという作業をこれから進めていくことになると思っています。

(記者)
 終了予定から逆算すると、集団接種を待たれる人の中で一番遅いケースでは、9月に入って1回目を受ける人も出てきますか。

(市長)
 10月末が終了予定ですので、理論的にはそうなります。

(記者)
 資料に接種見込者数とシステム入力状況の人数が記載されており、市の見込みと大きな差が生じているような状況が見られます。数字的には集団接種の希望がかなり多いということで、これは入力されていない人も含まれるので自動的にこのような数字になると思いますが、見込みと差が生じたことで、スケジュールに影響が出たりするということはありませんか。また、見込みと大きな差が生じたことについてはどのように受け止めていますか。

(市長)
 どんな状況にあっても対応できるように作業しておりましたし、今日このように皆さんにお話できるような対応は臨機にできるようになっていますので、影響は無かったと言えば別ですが、様々な状況に対する備えといいますか、7月に入ってから国や他県の自治体においてもワクチンが少ないなどの情報がありましたので、そういう状況になった場合の検討は以前からやっていました。ただし、今日説明した内容は予定していたものではありません。今回の状況の対応については臨機にできたと思っています。

(記者)
 見込みと差が出たことによって、スケジュールに影響が生じたということはありませんか。

(市長)
 市民の皆さんには、接種を希望する人への接種は9月末には終了すると説明していましたが、市の体制が整っていたものの、ワクチンの供給量が少なくなることによって終了時期が1か月延びました。期待された市民の皆さんが多くおられたと思いますので、そのことについては、お詫びをしなければと思います。しかし、こういう状況ですので、ご理解をいただき、また、ご協力いただければと思っているところです。

(記者)
 大規模接種センターのワクチン量が35,200人分ということですから、これを使い切るまでセンターが開設され、個別の市民を受け入れ続ける状況が続くと思ってよいですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 大規模接種センターは9月末までの開設ですので、その期間で供給されるワクチンの範囲で受け付ける予定です。

(記者)
 9月末までの期間でワクチンがある限りは、個別の市民を受け入れられるということでよいですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 はい。

(記者)
 上越市民が基本で、周辺市町村の人は対象なのか非対象なのかということについてはどのように考えればよいですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 同じタイミングで県も発表しておりますので、県の資料もご覧いただければと思います。
 妙高市、糸魚川市の市民については、各市に所在する企業等の従業員及び18歳以上の同居する家族も対象となり、各市が募集をかけて大規模接種センターでの接種を案内することになりました。

(記者)
 妙高市、糸魚川市も対象になるのですね。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 はい。

(記者)
 働き世代である23歳から64歳における集団接種の見込み人数は分かりますか。

(市長)
 個別接種を行う医療機関への予約が確定していないので、現時点では集団接種の人数は確定していません。

(記者)
 大規模接種センターでの接種に個別で申請する市民の区分は「個人で」という形になりましたが、集団接種としての形は考えなかったのですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 今回の大規模接種センターへの予約については、個別の医療機関等への予約方法と全く同じで、個人で都合のつく日時に予約ができます。皆さんに送付した案内文書にある予約システムのQRコードから各々入っていただき、入力してもらうことになります。
 集団での申し込みについては、一応今日締め切りますが、現在も企業からの申し出がある状況ですので、企業からの集団での申込受付は継続しつつ、個別で希望される人にも門戸を広げる形で、予約ができるというのがこのシステムのよいところと思っています。

(市長)
 「集団接種」とは、大規模接種センターでの集団接種とは違っています。当市における「集団接種」とは、市が会場を設置し、日時を指定して実施することを指しています。
 大規模接種センターにおける市民個人の接種は、結果的に個別接種を行う医療機関に申し込むようなものです。概念的に言えば、個別接種のような形で大規模接種センターに申し込むということです。

(記者)
 予約システムにおける予約締切日は特段設けないということでよいですか。

(市長)
 県と調整しますが、今日午後5時から予約受付を開始し、どのくらいの人数の予約があるかによると思います。

(記者)
 大規模接種センターにおける接種の企業の申込締切日は7月8日であったと思います。それが、先ほど延長するような説明があったので、その点について確認させてください。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 今日も問い合わせが数件ある状況ですので、企業の枠を確保しつつ、市民にも枠を広げて予約を可能とするということです。大規模接種センターでの接種をなるべく進めたいので、接種の状況を制限するのではなく、広げるという形で対応していきたいと考えています。

(記者)
 引き続き延長するという理解でよいですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 はい。枠が埋まるまで柔軟に対応していきたいと思っています。

(記者)
 個別接種を希望する場合、今日が申込締切日である中、今回大規模接種センターにおける接種の選択肢が加わったということになります。大規模接種センターへの申し込みは今日から可能になり、個別接種は今日が締め切りという理解でよいですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 一旦の締切日が今日であって、明日から個別接種を行う医療機関への予約ができないわけではありません。集団接種の割り振りを行うために、一定程度の人数を把握したいという趣旨で締切日を設定したということになります。

(記者)
 明日以降も、予約システムで8月11日以降の予約が可能ということですか。

(新型コロナウイルスワクチン接種事務室長)
 はい。職域接種から個別接種への変更も可能です。

以上

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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