新潟県は、9月1日に「クマ出没警戒警報」を発表しましたが、今秋はクマの出没が多発し、クマによる人身被害が拡大していることから、10月26日に「クマ出没特別警報」を発表し、最も高い警戒レベルに引き上げました。なお、クマ出没警戒強化期間は令和6年1月末日までです。
人身事故を防ぐために、以下の点についてご留意ください。
クマを目撃したり、足跡などを発見したりしたときは、すぐに市役所(電話:025-526-5111)、各総合事務所、または最寄りの警察署へ連絡してください。
ブナの実が「凶作」と予測されていることから、冬眠前のクマがエサを求めて人里へ出没する可能性が高いです。
ブナの実が並作~豊作であった年の翌年に、クマの出没件数が増加する傾向があり、今年はこの条件に該当しています。
過去のブナの豊凶とクマの出没件数との関係 [PDFファイル/364KB]
(出所:新潟県)
令和5年のクマの目撃件数は令和5年11月29日時点で73件です。
令和4年1年間の目撃件数は52件であり、11月29日時点で令和4年の目撃頭数を上回っています。
クマは一般的に昼行性ですが、食べ物を探しに人里に近づく際は、朝方と夕方の時間帯を選択する傾向にありますので、朝方と夕方は特に注意が必要です。
市では、災害や犯罪、交通事故など市民の皆さんの安全・安心にかかわる情報をメールで配信しています。クマの目撃情報もいち早く知ることができます。登録方法など詳しくは、「安全メールの登録者募集(市民安全課)」をご覧ください。