妊娠するとお母さんのからだには色々な変化が起こり、おなかにいる赤ちゃんは日々発育します。妊婦一般健康診査とは、妊娠中のお母さんの健康状態や赤ちゃんの発育状態などを定期的に観察する大切な健診です。安心して安全に出産を迎えられるようにするために、必ず健診を受けましょう。
また、産婦健康診査は、産後のお母さんの健康状態を観察する大切な健診です。安心して産後を過ごすために、必ず健診を受けましょう。
妊娠届提出のときに、母子健康手帳と一緒に交付する受診票を使って、妊娠中に最大14回の妊婦一般健康診査を公費負担で受けることができます。
(注)公費負担の内容は決まっていますので、それ以外の検査を行う場合は自己負担となります。
回数 | 実施時期 | 内容 |
---|---|---|
1 | 初回 | 基本的な妊婦健康診査(血圧・尿検査等定期検査、問診・診察等健康確認、保健指導)、超音波検査、血液検査、子宮頸がん検査 |
2 | 妊娠12~16週 | 基本的な妊婦健康診査 |
3 | 妊娠16~20週 | 基本的な妊婦健康診査 |
4 | 妊娠20~24週 | 基本的な妊婦健康診査、超音波検査 |
5 | 妊娠24~26週 | 基本的な妊婦健康診査 |
6 | 妊娠26~28週 | 基本的な妊婦健康診査 |
7 | 妊娠28~30週 | 基本的な妊婦健康診査、超音波検査、血液検査、性器クラミジア検査 |
8 | 妊娠30~32週 | 基本的な妊婦健康診査 |
9 | 妊娠32~34週 | 基本的な妊婦健康診査 |
10 | 妊娠34~36週 | 基本的な妊婦健康診査、B群溶血性レンサ球菌検査 |
11 | 妊娠36~37週 | 基本的な妊婦健康診査、超音波検査、血液検査 |
12 | 妊娠37~38週 | 基本的な妊婦健康診査 |
13 | 妊娠38~39週 | 基本的な妊婦健康診査 |
14 | 妊娠39~40週 | 基本的な妊婦健康診査 |
妊娠届提出のときに交付する産婦健康診査受診票の質問事項を記入し、産後1か月の時期に受診してください。
(注)公費負担の内容は決まっていますので、それ以外の検査を行う場合は自己負担となります。
里帰り出産などで、主に県外の委託医療機関以外で妊婦一般健康診査または産婦健康診査を行ったときの費用について、申請により払い戻しを受けることができます。産後2か月以内を目安に、手続きをしてください。
(注1)受診内容の確認のため、明細書の提出をお願いすることがあります。
(注2)手続きの際、領収書原本に「確認済」スタンプを押して返却します。原本を提示できない場合は、写しを提出してください。
(注3)領収書をなくしたときは、申請書下段の「健診に係る自己負担額」の記入を医療機関に依頼してください。
健康づくり推進課、こども政策課、各総合事務所のほか、郵送による手続きも可能です。