「ブレスト(乳房)・アウェアネス(気づき・自覚する)」とは、乳房を意識する生活習慣のことです。乳がんの早期発見にもつながります。日ごろの生活の中で次の4つのポイントを確認し、取り組みましょう。
日ごろから「自分の乳房の状態を知る」ことが、まずブレスト・アウェアネスの第一歩です。入浴やシャワーのとき、着替えのときなど自分の乳房を見て、触って、感じてみましょう。
普段の自分の乳房を知ることで、初めて変化に気が付けます。「いつもと変わりがないかな」という気持ちで取り組みましょう。
自己触診の方法は、「2年に1回のマンモグラフィ検診と毎月1回の自己触診を忘れずに」 [PDFファイル/405KB] をご覧ください。
変化として注意するポイント
しこりや引きつれなどの変化に気が付いたら、次の検診を待つことなく医療機関を受診しましょう。
現在、厚生労働省が推奨している乳がん検診(マンモグラフィ)は「死亡率を減少させることが科学的に証明された」有効な検診です。40歳以上の女性は、2年に1回定期的に検診を受けましょう。また、「異常あり」という結果を受け取った場合には、必ず精密検査を受けましょう。
授乳中等の方は市の検診を受けられない場合があります。
詳しくは、令和6年度上越市健康診査カレンダー [PDFファイル/2.1MB] をご覧ください。
妊娠・授乳期であっても、乳がんを早期発見し適切な治療を受ければ、母子ともにすこやかに過ごすことができる可能性が高くなります。変化に気が付いたら、医療機関を受診しましょう。
乳がん発見のきっかけとなる症状