平成28年11月30日(火曜日)に発生した高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例について、遺伝子検査等の結果、「H5亜型」であることが確認されました。
関係機関と連携し、感染の拡大を防止し、被害を最小限に止めるための対応をしていきます。
市民のみなさんも、次のことに注意してください。
国内では、これまでに鳥インフルエンザウイルスが人に発症した事例は確認されていません。
また、通常、鳥インフルエンザウイルスが人に感染する可能性は低いとされていますが、極めてまれに感染することがありますので、衰弱している野鳥、死んでいる野鳥等を発見しても、直接触れたりしないよう注意してください。
新潟県ホームページ:高病原性鳥インフルエンザに関する情報(外部リンク)
厚生労働省ホームページ:鳥インフルエンザに関するQ&A(外部リンク)
これまで鶏肉、鶏卵を食べたことで、鳥インフルエンザウイルスがヒトに感染した例は、世界的に報告がありません。
また、国産の鶏肉、鶏卵は、日々の殺菌・消毒等の安全のための対策を行っていますので安全といえます。
鳥インフルエンザウイルスは、通常の加熱調理(75度で1分間以上)で死滅します。鶏肉、鶏卵の調理の際は、十分に加熱することで、安全性が更に高まると考えられますし、食中毒の防止にもつながります。
国産の鶏肉は、食鳥処理場で、通常、約60度のもとで脱羽され、最終的に次亜塩素酸ナトリウムを含む冷水で洗浄されています。
国産の鶏卵は、卵選別包装施設(GPセンター)で、通常、厚生労働省の定める「衛生管理要領」に基づき、次亜塩素酸ナトリウムなどの殺菌剤で洗卵されています。
一般的に、インフルエンザウイルスは塩素消毒により感染性を失うと言われ、鳥インフルエンザウイルスにも有効です。
市ガス水道局では、ご家庭の蛇口等で適正な塩素濃度が保たれるように、浄水場での塩素消毒を徹底して行っているので、安心して水道水をお使いください。
鳥インフルエンザに対する水道水の安全性について(外部リンク)