直江津捕虜収容所の悲しい歴史を伝えるとともに、鎮魂と平和を祈り、友好と非戦平和への思いを新たにするため、「第28回 平和の集い2022」を開催しました。
今年は3年ぶりに多くの来賓を招いての開催となり、歌や踊りの披露、最後には参加者全員で灯ろう行進を行いました。
とき:8月11日(木曜日・祝日) 午後5時~6時30分
ところ:平和記念公園
主催:上越日豪協会
直江津捕虜収容所及び平和記念公園についてはこちらをご覧ください。
杉みき子さん作「鎮魂」を上越日豪協会会員 藤田さんが読み上げました。
戦争によって犠牲となった方々の鎮魂と末永い平和を願い、参加者全員で黙とうを捧げました。
上越日豪協会 関 代表が献花を行いました。
花束は上越日豪協会のほか、信越化学工業株式会社直江津工場、日本製鐵株式会社東日本製鉄直江津地区、大平洋特殊鋳造株式会社直江津製造所、立正佼成会上越教会、株式会社新潟日報事業者から寄せられました。
関 代表が開会の挨拶を行いました。
上越日豪協会 名誉会長の中川市長、在日オーストラリア大使館 アラナ・ドブソン副武官から「平和の集い」開催にあてたメッセージをいただきました。中川市長のメッセージは小田副市長が代読しました。
上越日豪協会会員の中村さんから、「死者に敵も味方もありゃせん」と収容所で亡くなったオーストラリア兵捕虜の遺骨を引き取った覚真寺の藤戸 円理 住職についてのお話がありました。
法務死された収容所職員の一人は、絞首台に上る数時間前に佐渡おけさを踊ったそうです。亡くなった捕虜、収容所職員の霊を慰めるため、歌と踊りを捧げました。
ジョイ・ゴスペルの皆さん
オカリナ愛好会の皆さん
直江津声踊会・五智民謡会の皆さん
最後に参加者全員で平和を願い、灯ろう行進を行いました。