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東京2020パラリンピックに上越市出身選手が出場し、入賞しました

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印刷用ページを表示する 掲載日:2021年9月10日更新

8月24日(火曜日)から9月5日(日曜日)まで、東京2020パラリンピックが開催されました。

東京2020パラリンピックには、上越市出身の石浦智美選手が出場し、出場した3種目すべてで入賞しました。競技の様子はテレビ放送され、テレビでの観戦をした市民の皆さんも多かったのではないでしょうか。

石浦智美選手について、大会での結果とあわせて紹介します。

東京2020パラリンピックに出場した上越市出身アスリート

石浦 智美選手(所属:伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社)

石浦選手(写真)

  • 専門種目:水泳女子50メートル自由形(視覚障害S11)
  • 3歳から水泳を始め、10歳から本格的に競技を開始
  • 上越市立北諏訪小学校(平成12年3月31日卒業)

日本記録保有者(令和3年8月25日現在)

50メートル自由形(視覚障害S11)…30.74秒

50メートルバタフライ(視覚障害S11)…35.27秒

石浦選手は2つの日本記録を保有しています。東京大会で出場する女子50メートル自由形(視覚障害S11)においては、令和3年6月6日に横浜にて開催されたJSFP日本選手権で自身の持つ日本記録を更新し、日本新記録を樹立しました。

石浦選手からのコメント

専門種目である50メートル自由形で金メダル獲得と世界新記録を目指しています。ぜひこの機会にオリンピック・パラリンピックを上越でも身近に感じていただき、皆さんに明るいニュースを届けられたらと思います。

東京2020パラリンピック出場種目の結果

石浦智美選手は出場した3種目すべてで入賞しました。結果については以下のとおりです。

女子50メートル自由形(視覚障害S11)

  • 予選:8月27日(金曜日)…全体5位で決勝進出。タイムは31秒08でした。
  • 決勝:8月27日(金曜日)…7位入賞。タイムは30秒85でした。

混合4×100メートル49ポイントフリーリレー

  • 決勝:8月31日(火曜日)…5位入賞。タイムは4分08秒66で日本新記録を樹立しました。

女子100メートル自由形(視覚障害S11)

  • 予選:9月3日(金曜日)…全体8位で決勝進出。タイムは1分13秒76でした。
  • 決勝:9月3日(金曜日)…8位入賞。タイムは1分13秒80でした。

母校の北諏訪小学校の児童の応援

8月27日(金曜日)に石浦選手の母校である北諏訪小学校の全校児童が、スクリーンで女子50メートル自由形7(視覚障害S11)予選のレースを観戦し、石浦選手を応援しました。

石浦選手を応援する児童の様子

スクリーンに映し出された石浦選手のレースを観戦する児童横断幕で石浦選手を応援する児童日本国旗手旗やオリジナル手旗で石浦選手を応援する児童全校児童で石浦選手を応援しました。

北諏訪小学校の児童たちは、新型コロナウイルス感染症対策として、声を出さずに横断幕や手旗、太鼓で石浦選手を応援しました。

児童たちの感想

石浦選手のレースを見終えた児童たちからは、「石浦選手はとてもかっこよかった。自分も水泳を習っているので、速く泳げるようにがんばりたい。」「泳いでいる姿がとてもきれいだった。」「家に帰ったら家族とテレビの前で決勝を応援したい。」といった感想が聞かれました。

パラリンピック水泳とは

 パラリンピック水泳では、機能障害、視覚障害、知的障害などの選手が活躍しています。選手によって様々な障害を持っているため、独自の工夫や練習によって生み出したフォームで力強く泳ぎ、タイムを競います。

クラス分けについて

 選手の障害は種類や程度がそれぞれ異なりますが、競技の公平性を保つため、泳法ごとに細かくクラス分けがされています。

パラ水泳クラス分け「泳法」
アルファベット 泳法
S 自由形・背泳ぎ・バタフライ
SB 平泳ぎ
SM 個人メドレー

パラ水泳クラス分け「障害の程度」(表の画像)数字1~10は運動機能障害がある選手のクラスで数字が小さいほど障害の程度が重い。11~13は視覚障害がある選手のクラス。14は知的障害がある選手のクラス。

クラス分けは、上記の表のように泳法や障害の種類、程度をアルファベットや数字で表記されており、石浦選手が出場するS11は自由形の視覚障害のある選手で、最も重度のクラス(全盲クラス)であることを意味しています。

パラリンピック水泳の見どころ

 パラリンピック水泳の中でも石浦選手の出場する視覚障害者のクラスでは、泳いでくる選手にプールの壁が近づいていることを知らせる「タッピング」という技術があり、「タッパー」と呼ばれるタッピングを行う人がいます。タッピングは視覚障害者のクラスでは安全確保のため義務付けられています。タッパーは「タッピングバー」という棒を用いて、選手が壁に到達する手前で選手の体にタッチして合図します。選手はその合図をもとにターンやゴールを行うので選手とタッパーの息があっていないとタイムが落ちることもあるようです。

 タッパーと選手のコンビネーションがパラリンピック水泳の見どころのひとつです。

タッピングをしている様子

当市の東京2020パラリンピックに向けた取組

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〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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