安塚区の身近な出来事を写真とともにお届けします。
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標高400メートルの山間部に位置する安塚区伏野集落で、恒例の「伏野新そば祭り」が行われました。その年の新そばを味わう一大イベントとなっており、今年で18回目となりました。
昨年同様、例年通りのそばの振る舞いは行わず、自宅で新そばを味わっていただけるよう、11月22日(月曜日)は事業所向け、23日(火・祝)は一般向けに、生そばの予約販売のみ行われました。
100%伏野産の新そばを使い、つなぎは自然薯、もちろん手打ちです。
安塚区内外から、予定していた販売数を大きく上回る注文が入り、合計で過去最多の約1,200食が販売されました。そばを打った回数にすると約120回分となります。これを11人のスタッフが分担し、準備を含め約4日間をかけ打ち上げました。
そばの受け渡しは、伏野地域生涯学習センターと雪だるま物産館で行われ、多くの方々が自宅などで伏野の新そばを楽しみました。
安塚区細野の「自然王国ほその村・六夜山荘」で、新そば祭りが開催されました。
そば打ち名人・竹内征雄さんが打った手打ちの新そばと、地元細野で採れた旬の食材を天ぷらにしたセットと持ち帰り用を限定100食で予約販売したところ、予想を上回る約200食が販売されました。
地元産玄そばを石うすで挽く「挽きぐるみ」で、つなぎには小麦粉、やまいも、たまごを入れた「二八そば」です。
六夜山荘では、新そば祭りは初めての取り組みでしたが、関係者一同、手ごたえを感じている様子で、来年度以降の開催が期待されるところです。
夏に開催された「お盆の灯ろうまつり」に続き、「秋の灯ろうまつり」が、10月1日(金曜日)~3日(日曜日)と9日(土曜日)~10日(日曜日)、安塚区樽田の雪中貯蔵施設「ユキノハコ」で開催され、期間中約400人が訪れました。
やすづか「小さなまつり」実行委員会(会長:市川規江さん)が、夏に続き、上越市地域活動支援事業を活用し、コロナ禍にあっても安塚区に元気になってもらいたいと開催したものです。
灯ろうは、牛乳などの紙パックを再利用。好きなデザインを施して切り抜いた中に、LEDの小型ライトが入っています。
雪中貯蔵施設「ユキノハコ」に約600個の灯ろうが配置され、会場全体は幻想的な雰囲気に包まれていました。
合わせて、陶芸絵付け、野の花を活ける、つるリースづくり、種のブローチづくり、フラワーキャンドルづくりができる各種体験教室も開催され、34人の参加がありました。
(参加者の声、浦川原区・女性)
つるリースづくりに初めて参加しました。
あけびなどのつるに、バラなどのドライフラワーを貼り付けていきます。
いざ自分でやってみると、美的センスが要求され、上手に作りたいという雑念が邪魔をして、色合いなど組み合わせがたいへん難しかったです。
それでも、我ながらうまくできたと思います。
クリスマスに向け、家の玄関に飾ります。
隣の雪だるま物産館では、10月9日(土曜日)~10日(日曜日)、「雪だるま物産館 秋祭り」が開催され、秋を代表する食材を使用した「栗おこわ」や「きのこご飯」などの販売が行われ、安塚区内外からのお客さんで賑わいました。
安塚区の秋の風物詩、柳葉ひまわりが、今年もきれいに満開となりました。
その数、約200万本。
10月9、10日(土日)は、安塚区内外から多くの花見客で賑わいました。
10日(日曜日)、安塚区朴の木集落では、「天空のお花畑」が開催され、農産物の販売なども行われ、約200人が訪れました。
安塚区上船地区の棚田で、「無印良品 直江津」のみなさんによる米づくりが行われています。
今回は最終回。9月30日からはじまった稲刈りの様子をご紹介します。
貴重な晴れ間を有効に使うため、師匠である上船町内会長 山口信男さんは、最新型の超高速コンバインを使って、どんどん稲を刈り取っていきます。
一方、無印良品・美濃口さんは、稲刈りは初めてとあって、師匠・山口さんが用意したやや小型のコンバインを使って、稲刈りに初挑戦しました。
初挑戦とはいえ、重機の経験が豊富な美濃口さん。最初に簡単な説明を受けただけで、短時間でみごとにコンバインを乗りこなしていました。
上船町内会長 山口信男さんによると、今年の作柄は、一部でいもち病が発生したものの、まあまあの出来とのこと。
20分ほどで1枚の棚田を刈り終わり、美濃口さんに感想を伺いました。
プロの農家の皆さんと比べれば、まだまだの結果でしたが、目標だった50俵はクリアできそうです。今後「無印良品 直江津」のレストランで、新米を提供する予定です。また、新米を「ぬか釜」で炊いて提供するイベントができればと、目下検討中とのことです。
今後、地域とともにブランド化に向けた取組を検討できればよいと話していました。
9月25日(土曜日)夕方、安塚区須川のキューピットバレイスキー場駐車場で「山のうえドライブインシアター安塚」が開催されました。
ドライブインシアターとは、車に乗ったまま巨大スクリーンに映し出される映画を楽しむ鑑賞スタイルで、1990年代に流行しました。映画の音声は、車内のFMラジオから聴くことができます。
新型コロナウイルスによる影響で、イベント等が今まで通りに開催できない中、3密を避けながら家族みんなで映画等を楽しめることで、注目されているそうです。
当日は、スキー場駐車場に、幅8.2m×高さ4.6mの巨大スクリーンが設置されました。
映画上映に先立ち、約100発の花火が打ち上げられました。
キューピットバレイスキー場センターハウス内では、「山のうえ秋祭り」として、トマトなど地元の物産販売、地元のグルメ、テイクアウトフードなどが販売され、一部は完売するほどの盛況でした。
この日は、「山のうえ秋祭り」、「ドライブインシアター」、「花火鑑賞」で、合わせて約600人余りが、秋の夜長を楽しみました。
9月19日(日曜日)、安塚区細野集落の棚田で「自然王国ほその村 稲刈り体験&ランチ」が開催されました。
遥かに妙高山を望む快晴の空の下、保育園から小学生の子どもを含む9人の参加者が、鎌やバインダーを使って、コシヒカリの稲刈りに挑戦しました。
地元細野集落の農家の方々が、インストラクターとして、稲の刈り方を説明します。
刈り取った稲は稲架(はさ)にかけ、天日乾燥します。
体験後は、新米コシヒカリのおにぎりと豚汁のランチを堪能。
(参加者の感想)
コロナ禍で何もできない中、小学校1年生の孫に稲刈りをさせたくて参加しました。
稲架掛けもしましたし、栗のイガを取る体験も孫が喜んでいました。
新米おにぎりと豚汁もよかったです。楽しかったです。
参加された方には、新米コシヒカリがお土産となりました。
8月28日(土曜日)、安塚区和田の安塚B&G海洋センター駐車場及びグラウンドを会場に、「ちいさいまちの小さな花火大会」が開催されました。
この花火大会は、安塚商工会が主催し、上越市が共催、NPO雪のふるさと安塚が後援しています。安塚区の夜空に大輪の花を咲かせ、新型コロナウイルスの収束を願うとともに、夏休みの思い出づくりとして、「やすづか歩行天(ほこてん)まつり」の代替イベントとして開催されたものです。
この日、打ち上げ花火113発のほか、ナイアガラ花火、仕掛け花火、来場者(子ども)による手持ち花火などが行われ、来場者約350人が過ぎ行く夏の夜を満喫しました。
8月13~15日(金~日)、安塚区安塚の雪のまちみらい館を会場に、お盆の灯ろうまつりが開催されました。
やすづか「小さなまつり」実行委員会(会長:市川規江さん)が、上越市地域活動支援事業を活用し、コロナ禍にあっても安塚区に元気になってもらいたいと開催したものです。
灯ろうは、牛乳などの紙パックを再利用。好きなデザインを施して切り抜いた中に、LEDの小型ライトが入っています。
地元住民、小学校、各種団体などから参加協力があり、思い思いの灯ろうに明かりが灯されました。
雪のまちみらい館の回廊を中心に550個の灯ろうが配置され、会場全体は幽玄な雰囲気に包まれていました。
10月には、安塚区樽田の雪室「ユキノハコ」を会場に、秋の灯ろうまつりが行われる予定です。
安塚区上船地区の棚田で、「無印良品 直江津」のみなさんによる米づくりが行われています。
今回は、7月8日からはじまった「えたて」の様子をご紹介します。
作業の段取りについて打合せをする上船の山口町内会長さん(右)と無印良品直江津・美濃口さん(左)
「えたて」は「溝切り(みぞきり)」とも言いますが、田んぼに何本も深い溝を掘る作業です。小型バイクのような専用の農機を使って溝を掘り、「中干し(なかぼし)」を行います。
溝を掘る農具「田面ライダーE」
一見バイクに乗るようで楽そうに見えるのですが、10分ほどの作業で、美濃口さんの額には大粒の汗が・・。
作業を行う美濃口さん
「中干し」は、田んぼの土を乾かすことで、稲の根が土深くまで張り、稲が丈夫になります。また、上船町内会長 山口信男さんによると、棚田では田んぼを乾かし固くすることで、稲刈りの際、コンバインが入れるようにするとのことで、とても重要な作業であることがわかります。
美濃口さんは、最近ドライブをしていても、よその田んぼの様子が気になり、どこから水抜きをするのかなど考えながら、車を運転しているそうです。
作業完了後の田んぼ
本業の合間を縫っての作業となることから、「えたて」の作業は10日ほどかかりました。
稲の生育も順調とのこと。
安塚区公民館事業、名刹「専敬寺」と「群像」松野一治作品展が、令和3年7月2日(金曜日)から5日(月曜日)まで、安塚区小黒の親鸞聖人ゆかりの古刹、専敬寺で開催されました。
安塚区樽田の松野一治さん(69歳)は、コロナ禍で生活が一変した中、昨年5月から郷土の偉人や歴史上の人物、著名人の似顔絵と人物評をコツコツと書きため、約1年をかけ1,000人以上の作品をこの度「群像」としてまとめられました。
これらの作品群を、総ケヤキ造りの名刹「専敬寺」50畳の本堂に並べ、荘厳な歴史的建造物と併せて鑑賞してもらうことは、松野さんにとって長年の夢であり、この度、安塚区公民館事業として実現したものです。
松野さんは、5年前から似顔絵を始め、当初はなかなか思い通りにはいかずたいへん苦労をされたそうですが、試行錯誤の末、ようやく現在のスタイルに落ち着いたそうです。「人の顔かたちは、右側から見たのと左側から見たのとでは全く異なる」とのこと。
似顔絵は、まずインターネットで肖像画を検索し、それを見ながら描いていったそうです。その人物の生い立ちなどもインターネットで検索し、資料収集を進めたそうです。人物評伝は、写真の鉛筆と比べるとわかるように、米粒ほどの細かな文字でぎっしりと書かれています。
地域の偉人たちも多く紹介し、コロナ禍にあっても、生涯学習活動に1つの在り方を示された松野さん。最後に、ここまで続けてこられた理由をお尋ねしました。
「好きなことだから、続けられる」
「無印良品 直江津」といえば、令和2年7月にオープン。8月からは、直江津の店舗と地域をつなぐえんじ色の移動販売バスが定期的に運行されており、ご存じの方も多いことでしょう。
この春から、安塚区上船地内において、「無印良品 直江津」のみなさんによる棚田米づくりが行われています。
市と締結した「地域活性化に向けた包括連携に関する協定」により、地域の魅力再発掘に取り組んでいます。
メンバーは総勢9人。今回は4人の方々をご紹介します。
左から、リーダー・古谷信人さん、五十嵐めぐみさん、川瀬裕美さん、美濃口公尋さん
米づくりが行われている安塚区上船の棚田
ほぼ毎日、朝6時30分頃から作業を開始。今は草刈りと水管理、水路の補修等が中心です。茶前の作業が終わったら、「無印良品 直江津」での仕事に向かいます。秋には1町5反の棚田で、コシヒカリの収穫を目指しています。
草刈り作業を行う美濃口公尋さん
地元、上船では、花壇の花植え作業が、集落総出で行われていました。ヤナギバヒマワリとサルビアの苗、約800本が植えられました。
みなさん、たいへんお疲れさまでした。
緑と花の少年団活動の一環として、6月15日(火曜日)午前、安塚中学校生徒2,3年生12人が参加し、国道沿いの花植え活動が行われました。NPO「雪のふるさと安塚」の花の管理員さんの指導のもと、安塚中学校からほど近い安塚区上方地内の国道403号沿い約250mにわたり、約1,500本の「サルビア」が植えられました。
約1時間半をかけて植えられた「サルビア」は、8~9月頃見ごろとなるそうです。
安塚中学校生徒による「サルビア」の花植えの様子(安塚区上方地内)
雪景色を優しい光で彩る、上越市の冬の風物詩「灯の回廊」が上越市内の6区で開かれました。
安塚区が町だった時代から続くこのイベントは、地元の方の頑張りで各地にたくさんの光が灯され、訪れた多くの人たちを楽しませてくれます。
安塚区では、地元の方が飲食をふるまう雪茶屋が、今年は中止となりましたが、区内各地で見事な雪像や回廊が作製されました。
天候に恵まれ、夜空には星と月が輝く中、安塚区内はろうそくの温かい光でいっぱいになりました。
左側は安塚区総合事務所前の様子。
右側は安塚区小黒「専敬寺」付近、雪の花壇をカラフルな電飾で飾り幻想的な光景となりました。
左側は安塚区円平坊の「えんむすび神社」、オリジナルのおみくじも素敵な人気のスポットです。
右側は安塚区細野の「六夜山荘」前の様子。山の斜面に沿って灯された無数のろうそくは圧巻です。
準備の様子や、区内の様々な雪像等はこちらのページで紹介していますので、是非ご覧ください。
1月5日から1月19日までの間、上越市「地域の宝」認定制度で令和2年度に安塚区内から応募して認定された、3つの宝が安塚コミュニティプラザで展示・紹介されました。
各団体から提供を受けた写真とともに、お宝の解説や文化財の保護、活動の様子が紹介されました。
安塚区の他に、認定された「地域の宝」は上越市「地域の宝」を認定しました(文化行政課)のページで詳しく紹介されていますので、是非ご覧ください。