上越市では米だけでなく、野菜や果樹等の園芸品目も積極的に栽培されています。
米に加えて、収益性の高い園芸品目を導入し、稲作農家の経営の幅を広げることで、所得の向上を目指しています。
新潟県はえだまめの作付面積が1,570ヘクタールで全国1位です。(出典:農林水産省令和元年産指定野菜(秋冬野菜等)及び指定野菜に準ずる野菜の作付面積、収穫量及び出荷量)
また、「上越野菜」の特産野菜(5品目)のうちの一つでもあり、最も積極的に生産されている園芸品目です。生産者はえだまめ生産においてJAからの必要な機械のレンタル使用や調整選別作業の委託ができます。
上越野菜とは、上越地域の気候や風土に根ざして古くから栽培されてきた伝統野菜(11品目)と一定の出荷量と品質を満たしている特産野菜(5品目)を指します。伝統野菜は生産に手間がかかることから次第に生産が縮小してきていますが、地産地消運動の高まりに伴い、地場野菜のブランド化と消費拡大に取り組んでいます。
伝統野菜(11品目)
特産野菜(4品目)
上越市大字北方にある「岩の原葡萄園」は、日本で3番目に古いワイナリーで、日本のワインぶどうの父である川上善兵衛が明治23年に創業しました。ここで日本産赤ワインの代表品種である「マスカット・ベーリーA」が誕生し、高品質なワインは多くの愛好家によって飲まれています。
(岩の原葡萄園)
また、三和区の北代ぶどう園、浦川原区の山本ぶどう園では、観光農園として生食用ぶどうを生産しています。農家さんが大事に育てた美味しいぶどうは、多くの市民や観光客に親しまれています。
(北代ぶどう園)
(山本ぶどう園)
購入にあたっては、農産物直売所やスーパー、各ぶどう園に直接お越しください。
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