9月1日は防災の日 「マイ・タイムラインを作成しよう」
「マイ・タイムライン」とは台風や大雨による水害など、これから起きるかもしれない災害に対し、自分の家族構成や生活環境に合わせ、「いつ、何をするのか」を時系列で整理しておく「自分自身の防災行動計画」のことです。
なぜマイ・タイムラインが必要なのでしょうか
いざというときの行動を時系列にまとめておくと、実際に災害が起きたときも慌てずに正しい判断や行動ができます。大雨や台風は突然起こる地震と違い、今後の備えをする時間があります。マイ・タイムラインを作成し、予測をしながら災害に備えることで「心の準備」と非常持出袋や備蓄品などの「物の準備」をすることができます。
作成のポイントを教えてください
まずは自分の住む地域の特性を知り、過去の経験や教訓を生かしましょう。市のハザードマップでは、過去に洪水や土砂崩れが起きた場所や、これから起こるかもしれない災害の危険箇所を確認できます。
過去の災害で、近くの河川の水位はどうだったか、雨量はどうだったかなど、過去の教訓や自身の経験を地域で話し合い、共有することが大切です。マイ・タイムラインにもそういった細かい事柄を書いておくことで、より具体的な防災行動計画にすることができます。
過去に災害が起きていない地域や、近くに河川がない地域に住んでいる人も油断は禁物です。「この地域は安全だ」という思い込みが最も危険です。災害が起きてしまってからでは、避難しようにも道路が冠水していたり、浸水で車が使えなかったりする場合もあります。
日頃から災害の危険性を考え、避難先や避難行動を確認しておきましょう。
新潟県上越地域振興局の職員を講師に迎え、中郷中学校の2年生がマイ・タイムラインの作成を通じて、災害時に率先して安全を確保するための行動や命を守る行動について学びました。
中郷区の特徴や過去の災害、ハザードマップの見方を学んだ後、班で警戒レベルや避難情報についてゲーム形式で考え、マイ・タイムラインを作成しました。
(左から:陸川一見さん、坂田友明香さん、宮下幸志さん)
「日頃から防災について考えることが大切と教わったので、ハザードマップを見ながら家族で話し合い、家でもマイ・タイムラインを作りたいと思います。いざという時に自分の命を守り、周りの人を助けられるようになりたいです。」
2022年9月号4~5ページ 作ってみよう「マイ・タイムライン」 [PDFファイル/1005KB]
「ハザードマップ」を確認しよう
自分の住む地域の危険箇所を確認し、地域の特性や過去に起きた災害について知ろう。
非常持出品や備蓄品のリストは、各世帯に配布した洪水ハザードマップに掲載しています。
集合場所や連絡方法を決めておこう
災害が起きたときに家族が同じ場所にいるとは限りません。家族で災害時の避難場所や連絡手段は決めてありますか。
避難行動を検討しよう
避難所に行くことだけが避難ではありません。自宅の2階や親戚・知人宅など、安心・安全な避難場所はどこですか。
市が発令する避難情報
市では、災害の危険性が高まったときに警戒レベルに応じて避難情報を発令します。警戒レベル4の「避難指示」を発令したときは、速やかに避難してください。
テレビではリモコンの「dボタン」を押すと、気象情報や災害に関する情報をいち早く確認することができます。また、コミュニティFM放送(FMじょうえつ 76.1MHz)のほか、市公式SNSなどさまざまな方法で情報を収集しましょう。
3日前 「情報の収集」
台風予報
2日前 「必要なものを準備」
大雨・洪水・強風注意報
1日前 「避難準備完了」
大雨・洪水・暴風警報
安全メールなどによる注意喚起
当日 「身の安全を確保」 避難警報の発令
高齢者等避難・避難指示
緊急安全確保
避難行動を開始
9月は世界アルツハイマー月間です
「認知症は自分には関係ない」と思っていませんか。認知症は、令和7年に65歳以上の5人に1人が発症すると推計されているほか、高齢者だけでなく若いうちに発症することもあり、多くの人にとって身近なものとなっています。
認知症の人の気持ちや関わり方を理解することで、認知症の人は安心して自分らしい生活を送ることができます。
認知症になってもすべてのことができなくなるわけではありません。
本人のできることを生かしながら、さりげなく手助けをしましょう。
申し込み・問合せ:すこやかなくらし包括支援センター(電話:025-526-5623)
「もの忘れが増えた」「何度も同じ話をする」など、認知症の症状が気になる人を対象とした専門医による個別相談会です。
とき・ところ
いずれも午後2時~4時
定員:10人(申込順)
申し込み:9月5日(月曜日)から、各開催日の2週間前
認知症に関する正しい知識や対応の仕方を学びます。
とき・ところ
定員:20人(申込順)
申し込み:9月5日(月曜日)~開催日前日までの間
とき・ところ
昼の部
いずれも午後2時~3時30分(オーレンプラザ)
夜の部
いずれも午後6時~7時30分(市民プラザ)
定員:各回10人(申込順)
申し込み・問合せ:開催日前日までに、すこやかなくらし包括支援センター(電話:025-526-5623)
家族が認知症と診断されたときの対応を精神保健福祉士などの講師から学ぶとともに、講師と一緒に認知症に関する疑問や悩みについて話し合います。
(注)いずれも午後2時~3時30分
8人の著者からのメッセージと本を展示します。
絵本「とんでいったふうせんは」を読みます。
欲しい情報だけが受け取れる、市に情報を送れる
欲しい情報のカテゴリを登録すると、希望する情報のみ受け取ることができます。
配信カテゴリ
「防災情報」や「火災情報」などを配信している「上越市安全メール」の内容を市公式LINEでも受け取れます
欲しい情報のカテゴリ登録はいつでも変更可能です
市公式LINEのトークルーム上で、市に集積所の違反ごみ・不法投棄・道路損傷の情報を送ることができます。
開催日時 | 会場 | 対象中学校区 | 申し込み先 |
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10月3日(月曜日)午後6時30分~8時 | 板倉コミュニティプラザ | 板倉中学校区 | 板倉区総合事務所 ( 電話:0255–78–2141) |
10月5日(水曜日)午後6時30分~8時 | 津有地区公民館 | 雄志中学校区 | 広報対話課 ( 電話:025–520-5615) |
10月12日(水曜日)午後6時30分~8時 | 名立地区公民館 | 名立中学校区 | 名立区総合事務所 ( 電話:025–537–2121) |
10月19日(水曜日)午後6時30分~8時 | 八千浦交流館はまぐみ | 八千浦中学校区 | 広報対話課 ( 電話:025–520-5615) |
10月26日(水曜日)午後6時30分~8時 | レインボーセンター | 直江津中学校区 | 広報対話課 ( 電話:025–520-5615) |
有機農業に関する現地調査のため、金子前農林水産大臣が当市を訪れました。
有限会社内山農産と農業法人大潟ナショナルカントリーのほ場を視察した後、農業者などと車座による意見交換を行い、市長は「有機農業の機械化が進んでおらず、手間がかかる。できるだけ機械化し、有機農業に取り組む農業者が増えるよう支援していただきたい」と要望しました。
金子前大臣は「現場で見聞きし、有機農業では除草が大きな課題だとよく分かった。人力だけでは難しいため、格安で使える機械を作り出す必要がある」と語りました。
市内中学校の代表8人が8月6日に開催された広島平和記念式典に参列するため、上越妙高駅で出発式を開催しました。この事業は、平和の尊さを学び、後世に伝えていくことを目的に平成8年から実施していますが、コロナ禍の影響により3年ぶりの実施となりました。
教育長は、参加する生徒に「広島では、現地に受け継がれている平和への強い思いをしっかりと感じ取り、戦争の悲惨さと平和の尊さを多くの人に伝えてください」と市長からの激励メッセージを送り、市内中学校から届けられた千羽鶴を託しました。
今後の紙面づくりの参考とするため、4月に市公式LINEアカウントと市ホームページで「広報上越」に関するアンケートを実施しました。
いただいたご意見は、今後、市民の皆さんにより求められる「広報上越」の作成に生かします。多くの皆さんからご回答いただき、ありがとうございました。
調査概要
中山間地域の暮らしを守り、活力の維持・向上を図るため、さまざまな支援を行う「集落づくり推進員」。今回は大島区の飯塚推進員を紹介します。
どんな活動をされていますか
活動の中で感じていることは
大島区の農業の未来を皆さんと一緒に考えています
今後の目標を教えてください