公共下水道は、原則として公道(国道・県道・市道)に下水道管を埋設して整備を行います。私道などに排水設備を設置する場合は、個人の費用負担となります。
市では排水設備設置の促進と個人の費用負担の軽減を図るため、次の制度を設けています。
私道内公共下水道設置制度
次の6つの条件をすべて満たしている場合、申請をすることで公共下水道と同様に市の負担で工事を行います。
申請条件
- 私道の幅員が原則として、1.8メートル以上あること。
- 私道の一端が必ず、公道あるいは私道に接続していること。
- 私道に出る排水が、必ず2戸以上あること。
- 私道に係る土地所有者全員の同意があること。
- 私道の抵当権者等の承諾が得られていること。
- おおむね1年以内に、宅内の排水設備を完了すること。
申請の手順
- 関係者の皆さんの中から代表者を選んでください。
- 必要箇所(私道の土地地番、所有者等)の調査をお願いします。
- 関係者の同意書及び承諾書の取りまとめをお願いします。
- 申請書の準備が整い次第、代表者の方は市へ申請書を提出してください。
- 市で申請書を確認した後、私道の土地所有者と市が土地使用貸借の契約を締結します。
私道内公共下水道設置申請書 [PDFファイル/132KB] 私道内公共下水道設置申請書 [Wordファイル/29KB]