旧頸城村の大肝煎りの家系に生まれ、応用微生物学の世界的権威で「酒の博士」として知られる坂口謹一郎博士の遺品や業績を展示品やビデオ映像により紹介し、博学で洒脱な人物像に触れます。
また、旧頸城村は歴史的にも多くの蔵人を全国に輩出してきました。かつての蔵人が酒造りに使用した貴重な道具を展示しています。
博士が応用微生物の分野で受章した勲章のほか文化面で交流のあった宇野宗甕や齋藤三郎などの陶芸家の作品なども展示しています。
博士の陶磁器に関する知識・鑑賞眼は素人の域を超えており、研究者であり、文化人でもあった坂口謹一郎博士の人物像に触れてください。
酒杜り館では、仕込みに使った六尺桶、半切り、麹蓋、酒槽など酒造り道具を約100点展示しています。
新潟県内の蔵で醸された清酒(代表銘柄)やかつて頸城出身の蔵人が全国各地で造っていた酒を展示しています。
なお、上越地域の地酒は楽縫庵にて試飲できます。ぜひお楽しみください。(1銘柄100円~)