頸城七谷と呼ばれる急峻な地形の一つで、谷あいの中に集落が点在しており、当地区はそのうちの4集落で形成されています。
農地は典型的な棚田で区画も小さいですが、良質な水に恵まれ、美味しいコメが栽培されています。
地域の住民は人情に厚く、助け合いながら明るく生活をしています。
当地域の棚田で、寒暖差と清らかな水で育った高品質なお米を「上越市名立産中部米」として、道の駅「うみてらす名立」や名立区内の飲食店で販売しています。
名立ドライブインでの販売の様子
非農家からも協力を得て、水路・農道・荒廃地等の草刈を実施し、地域の景観保全に努めています。
年々作付面積を増やしながら、そばの特産化を目指しています。また、地域の皆さんにも親しんでもらうため、8月14日(日曜日)の名立まつりの前夜祭でそばの試食イベントを実施しました。
名立まつり前夜祭でのそばの試食イベントの様子
月に1回程度、スーパーでの買い物のほか、史跡巡りや名所めぐりを合わせて行い、参加者から喜ばれています。
棚田地域の景観を守るため、不耕作地の草刈り作業を非農家を含め集落一体で実施しました。
休耕地の有効活用を図るため、昨年度からそばの栽培を始めており、面積約2ヘクタールで栽培しています。近日中に白い可憐な花が、一面に咲き誇るのを楽しみにしています。
販売用や贈答用として、独自の米袋を作成し、棚田米の消費拡大とPRに努めています。
米袋は1キログラム用、2キログラム用、5キログラム用、10キログラム用の4種類とし、需要に合わせて活用しています。