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広報上越(2024年4月号 No.1147)Web版

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印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月11日更新

特集 小林古径記念美術館 企画展「柴田長俊展」 柴田長俊の足跡をたどる

 上越妙高駅の東口に設置されているステンドグラスが、当市出身の日本画家である故・柴田長俊さんによるものであることをご存じですか。
 柴田さんはどんな人だったのか、故郷へどのような想いを持っていたのか、小林古径記念美術館での「柴田長俊展」の開催に合わせて紹介します。

柴田長俊さん 軽井沢の自宅兼アトリエにて(2013年5月2日齋藤亮一撮影、写真

主な略歴

1949年(0歳)5月7日、現在の上越市西城町に生まれる。
1976年(27歳)多摩美術大学大学院美術研究科日本画専攻を修了。第3回創画展で「ガンジス河」が創画会賞を受賞(1983年、1986年も受賞)し、創画会会友に推挙される。
1980年(31歳)文化庁主催 第19回全国県展選抜展招待で文部大臣賞を受賞。
1988年(39歳)第15回創画展で創画会賞を受賞し、創画会会員に推挙される。
1989年(40歳)上越市で初の個展を開催(大和 上越店)。
1991年(42歳)旧上越観光物産センターのステンドグラスをデザイン。
1992年(43歳)上越市展の審査員に従事(1996年まで)。
1994年(45歳)雅子妃の森のモニュメントをデザイン。
1999年(50歳)雁木通りプラザのステンドグラスをデザイン。
2001年(52歳)上越市発足30周年記念事業として大和上越店で個展を開催。
2002年(53歳)高田駅のステンドグラスをデザイン。
2006年(57歳)総合博物館で「柴田長俊展」を開催。
2008年(59歳)城北中学校のステンドグラスをデザイン。
2011年(62歳)上越市シティ・イメージ・アドバイザーを務め、観桜会をはじめ、市の観光ポスターをデザイン(2014年まで)。
2013年(64歳)ミュゼ雪小町オープン記念として個展を開催。
2015年(66歳)上越妙高駅のステンドグラスをデザイン。
2022年(72歳)1月28日死去。

私たちの生活に溶け込む作品たち

小林古径記念美術館 伊藤 舞実学芸員(写真)​ 小林古径記念美術館 伊藤 舞実学芸員

 故郷である上越市では、柴田さんが手がけた作品を数多く目にすることができます。例えば、ステンドグラス。上越妙高駅や高田駅など5つの公共施設に、今もすてきな作品が据えられています。
 この「広報上越」も、2012年(平成24年)1月15日号から2022年(令和4年)12月号までの間、柴田さんが手がけた題字を用いていました。当市の冬の風物詩となった雪灯りのイベント「灯ともしびの回廊」の名付け親でもあり、デザインした題字は今でもポスターやパンフレットに使われています。

「祈り」に対する想い

 幼少期、自然豊かな上越で暮らした経験は柴田さんの原風景となり、高校時代には民俗学者・柳田國男の著書に触れ、民俗学に興味を持ちます。その後15回にもわたって世界中を旅し、訪れた先々でさまざまな信仰や生と死の在り様に触れる中で、自然に対する畏敬の念や人々の「祈り」に対する想いを強めていきました。
 自身が体感したそれらを表現し、人に伝える手法として選んだのが、自然由来の岩絵具を用いて描く「日本画」であり、教会など祈りの場で目にした「ステンドグラス」だったのではないかと思います。

重厚さと装飾性が「力」を増す

 柴田さんの絵画作品は、油彩画にも見えるほどの厚い塗りと、印象強い装飾性が特徴的です。想いを込めるように、金や銀、岩絵具を惜しみなく用い、幾重にも色を重ねて描かれた作品から感じられる重厚さは、その前を素通りできないほどの強い印象を見る人に与えます。
 そして、柴田さんがこだわったのが、画材と素材です。例えば、ラピスラズリやアズライトなどの鉱物を砕いて使われた「群青」色の岩絵具は、間近で見るとキラキラと輝き、絵がまとう神秘的な雰囲気をさらに引き立たせています。また、絵の下地となる板に紙や布を貼らずに直接色を塗り、あえて素材の木目や凹凸を生かすことで立体感や質感を表現しています。
 色の重厚さと岩絵具のきらめきにより柴田さんの作品から受ける「力」をぜひ感じてほしいですね。

作品「久比岐 野十二景」より「寒月」(画像)​故郷の原風景を描いた「久比岐野十二景」より「寒月」。群青の空と銀の満月が美しい

作品「久 比岐野十二景」より「親鸞の海」(画像)​同じく「久比岐野十二景」より「親鸞の海」。素材の凹凸(おうとつ)を雲や波に生かしている。表面の細かい凹凸(おうとつ)が繊細な白波をうかがわせる

高田駅入口のステンドグラスと「灯の回廊」ポスター(画像)​高田駅入口のステンドグラス「高田の四季」より「桜」、柴田さんが手がけた「灯の回廊」の題字と左下の「冬の上越市」

Interview 「柴田長俊という「人」

夫は、暗くて重たい雪ではなく、澄んだ空と雪景色を描いていました (談:柴田長俊さんの妻 柴田 法子さん)

お話を伺った軽井沢のアトリエにて、柴田法子さん(写真)

その人となり

 生前の夫を思い起こすと、楽しそうに絵を描いていた印象がありますね。好奇心が旺盛で、誰にでも話しかけるところがあったので、旅先で知り合った外国人を突然自宅に招くなど、驚かされたこともありました。
 一方で、自身の内にこもった強い想いを言葉でうまく表現することは苦手でしたので、作品を通してその想いを人に伝えたかったのだと思います。

故郷の心象風景と「祈り」

 夫は「祈り」を追い求めていました。人の想い=祈りに、自分の気持ちを重ねていく。そうやって描いていました。晩年は山を多く描いていましたが、人々が信仰の対象とする山に対して、強い想いがあったのだと思います。特に自身の原風景でもある妙高山への畏怖の念は強く、スケッチもたくさん残っています。
 故郷の風景は「自分にとって忘れられない景色」であり、「その景色を観たまさにそのとき、自分は何か大きなものに祈っていたんだと思う」と言っていました。妙高山や故郷の風景を描いた作品には、上越への郷愁や望郷の想いとともに、当時抱いていた「祈り」の気持ちが凝縮されているのだと思います。

妙高山のスケッチとアトリエの様子(写真)
(左)妙高山のスケッチ。リアルなものからラフなものまで多くのスケッチが残っている。
(右)柴田さんの実家は元呉服店であり、気に入った端切れをコラージュに使っていたそう。「私のストールが見当たらないと思ったら、いつの間にかここに仲間入りしてて」と笑いながら話す法子さん

上越への想いと「明るい雪」

 上越を語る上で切り離せないのは、雪だと思います。子どもの頃から、まちや田畑が一面雪で覆われる景色を見ていたので、「自分の基本にあるのは雪景色だ」と話していました。その雪も、「自分は重く暗いイメージの雪ではなく、「明るい雪」を描きたい。暗い雪雲の上には青く澄んだ空が広がっている。それを表現したいんだ」と言って、澄んだ空と雪景色を描いていました。
 また、アトリエにはさまざまな題字のデザインが残っていますが、そのほとんどが上越に関係あるものです。きっと、故郷の上越市に貢献したいという気持ちが強かったのでしょうね。

こだわり抜いた色と素材

 自然への畏敬の念が根底にあった夫は、「岩絵具」にこだわっていました。大きな作品には大量の絵の具を使いますし、また色そのものへのこだわりも強く持っていましたので、あるときから珊瑚やラピスラズリなどの鉱物を自ら仕入れ、砕くところから創作を始めていました。岩絵具は、細かく砕くほど色が薄くなります。砕いた鉱物などを網の目の細かさが異なるふるいにかけて、粉の細かさごとに分けるのは、私たち家族の仕事だったんですよ。
 夫は絵のほか、ステンドグラスの制作にも精力的でした。透き通るような色への憧れがあったのでしょうね。ステンドグラスに日の光が差して偶然現れる色や光の見え方など、自身の力の及ばないもの(=自然)が想像以上のものを魅せてくれることに大きな魅力を感じていたようです。
 絵を描くために使用する板や絵を入れる額の装飾、晩年に多く制作したコラージュ作品に用いた素材は、あえて人が作ったものや使ったものを用いていました。人が関わり、人の思い出があるものを使うことで、「人の想い」を作品に込めたかったようです。

柴田さんがデザイン した題字などの図案、鮮やかな赤色に使わ れる珊瑚(写真)
(上)柴田さんがデザインした題字などの図案。ほとんどが上越市に関わるものであることが分かる
(下)鮮やかな赤色に使われる珊瑚。旅先で良いと思ったものを仕入れていたそう

市民の皆さんへ

 ぜひ、今回の企画展で、夫が作品に込めた「祈り」や故郷に対する想いを感じ取ってもらえたらうれしいです。

柴田長俊展「祈りの心象」

生涯を通じて「祈りの風景」を描いてきた柴田さんの日本画およびステンドグラス作品を展示し、柴田さんに内在する「祈りの心象」を紹介します。

柴田長俊展「祈りの心象」(ポスター画像)

  • とき:6月23日(日曜日)まで
  • ところ:小林古径記念美術館(高田城址公園内)
  • 開館:午前9時〜午後5時(4月1日(月曜日)〜14日(日曜日)は午後7時まで延長)
  • 休館:月曜日(祝日の場合は翌日)(注)観桜会期間、ゴールデンウイーク中は無休
  • 入館料:一般510円、小・中高生260円(幼児、市内小・中学生は無料)
  • 問合せ:小林古径記念美術館(電話:025–523–8680)

学芸員によるギャラリートーク

学芸員による解説を聴きながら、じっくり鑑賞しませんか。

  • とき:4月27日(土曜日)、5月25日(土曜日)、6月8日(土曜日)の午後1時30分〜

今後の展覧会

  • なつかしき表紙絵:7月6日(土曜日)~9月1日(日曜日)
  • 玉井力三展大塚いちお展コレクション展:9月14日(土曜日)~11月24日(日曜日)
  • 花にまつわる物語: 12月7日(土曜日)~令和7年3月9日(日曜日)

令和6年度 当初予算

問合せ:総合政策課、財政課(電話:025-526-5111)

 令和6年度予算は、令和5年度補正予算と一体的に、15か月予算として編成しました。
 急速に進む少子高齢化や人口減少に加えて、年始の令和6年能登半島地震のような自然災害の頻発化・激甚化とともに、気候変動に適合した脱炭素社会への転換など、社会経済環境の急激な変化に対応していくことができるよう、市民の生活の質を高め、若者が帰ってきたくなるような、「暮らしやすく、希望あふれるまち上越」の実現に向けた取り組みを確実に実行していきます。

令和6年能登半島地震の被災者に向けた各種支援策

R5:令和5年度既決予算、補正予算で実施
​R6:令和6年度当初予算で実施

  • 被災者住宅修理支援(1億円)R5
     災害救助法などに基づく住宅応急修理制度の対象とならない被災住宅の修理を支援します。
  • 被災家屋などの公費解体(2億2,800万円)R5
     半壊以上の被害を受けた家屋などを対象として市が解体を実施します。
  • 被災者生活再建支援金(2,200万円)R5
     居住する住宅が半壊以上(床上浸水含む)の被害を受けた人を対象に、支援金を支給します。
  • 避難行動要支援者の避難支援(100万円)R6
     災害時に支援が必要な高齢者などの確実な避難体制を確保するため、町内会による個別避難計画の作成などを支援します。
  • 防災資機材整備の補助(2,060万円)R6
     町内会や自主防災組織を対象に、災害時の避難や訓練に必要な防災資機材の購入を支援します。
  • 木造住宅耐震化支援(3,197万円)R6
     地震による住宅倒壊から市民の生命と財産を守るため、木造住宅の耐震診断および耐震化への支援をします。
  • 被災した事業者の復旧・復興支援(1億1,805万円)R5
     被災した中小企業者などの工場や店舗、生産機械などの復旧費支援のほか、販路開拓やにぎわい創出を図るイベントなどの復興費を支援します。
  • 新潟県制度融資利用事業者への支援(2,790万円)R5R6
     県セーフティーネット資金および短期事業資金を利用した事業者を対象に、信用保証料と借入利子を補助します。
  • 農林水産施設などの復旧支援(1億3,215万円)R5R6
     農業用機械などの修繕、農地・農業用施設の復旧、共同利用施設の修繕、林産施設などの復旧、漁業施設などの復旧を支援します。

5つの基本目標に基づく主な取り組み

基本目標1 支え合い、生き生きと暮らせるまち

  • 特別支援学校の児童生徒に対する通学支援(195万円)
     県立特別支援学校に通学する人に対する、福祉有償運送やファミリーサポートセンター事業の利用料金の助成を拡充します。
  • 成年後見制度を適切に利用するための中核機関の設置(1,406万円)
     成年後見制度を必要とする人が制度を適切に利用できる環境を整えるため、広報・啓発、相談をはじめ、後見人の支援、関係機関のネットワークづくりなどを行う中核機関を設置します。
  • 「チームオレンジ」の整備(334万円)
     認知症の人や家族の困り事を支援につなぐ仕組みである「チームオレンジ」の取り組みを強化します。
  • 地域包括支援センターの機能強化(3億1,399万円)
     新たに機能強化担当職員を配置し、介護予防や自立支援の取り組みを強化するほか、「春日・有田区」エリアを分割し、「春日区」エリアにセンターを新設します。

基本目標2 安心安全、快適で開かれたまち

  • 防災行政情報伝達システムの整備(1億614万円)
     市民への迅速かつ確実な情報伝達手段を維持・強化するため、新たなシステムを取り入れた、防災行政情報伝達システムの整備に着手します。
  • 特定空き家などの減少に向けた取り組み(65万円)
     空き家対策を行うNPO法人と連携し、所有者などとの面談をはじめ、空き家に関するさまざまな課題を解決するための取り組みを実施します。
  • 北陸新幹線開業10周年記念イベント(200万円)
     令和7年3月の開業10周年に際して記念イベントを実施し、駅周辺のにぎわい創出を図るとともに、市民などによる新幹線利用を促進します。
  • 予約型コミュニティバス実証運行(2,115万円)
     新たに浦川原区および大島区において、オンデマンド交通システムを活用した予約型コミュニティバスの実証運行を実施します。
  • 道路舗装点検におけるAI診断の試行導入(194万円)
     市道の適切な維持管理と点検業務の効率化のため、舗装点検にAI診断を試行導入します。
  • カーボンニュートラルガスの導入(517万円)
     65の公共施設に温室効果ガスの排出削減に役立てるカーボンニュートラルガスを導入します。
  • 新築住宅への太陽光発電設備の導入支援(450万円)
     ZゼッチEH(家庭で使用するエネルギー収支を実質ゼロ以下にする)住宅への太陽光発電設置に係る支援制度を拡充します。

基本目標3 誰もが活躍できるまち

  • 地域外国人支援協力員の配置(271万円)
     頸城区などの外国人集住地域において、家族などと滞在する人のコミュニケーションを支援する協力員を配置します。
  • 若者奨学金返還支援助成金の交付開始(7,333万円)
     学生の大学などへの進学を後押しするとともに、卒業後の市内在住を促進するため、若者の奨学金の返還に対する助成を開始します。
  • まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定(109万円)
     若者・子育て世代が希望をかなえることのできる環境を整えるため、若者などの意向を把握するための調査を行い、次期総合戦略を策定します。
  • 地域独自の予算事業の実施(1億2,627万円)
     地域の活動団体や地域協議会と、総合事務所やまちづくりセンターが一緒になって話し合い、創意工夫を重ねながら地域の実情に合った取り組みを推進します。

基本目標4 魅力と活力があふれるまち

  • 求人・求職トータルサポート事業(3,526万円)3月補正
     新卒学生、その他求職者と企業と募集ニーズをマッチングするポータルサイトなどを構築・運用します。
  • IT人材の育成・確保(770万円)
     即戦力となるIT人材の育成と市内就労に向けて、求職者などを対象としたリスキリングIT系講座を開設します。
  • 大潟工業団地の整備(8億3,268万円)
     企業の事業拡大や持続的な成長・発展に向けて大潟工業団地を整備します。
  • 通年観光の推進(8,661万円)
     春日山、直江津、高田において、地域の歴史や文化を観光資源として磨き上げ、観光の活性化を図るとともに、持続可能な地域資源として後世に伝承するため、各種施策を実施します。
  • 首都圏における上越市の魅力発信(470万円)
     首都圏における当市の魅力発信や企業・団体とのネットワークの強化に向け、都内のコワーキングスペースを活用してイベントの開催や交流の活性化を推進します。
  • ふるさと納税の取り組み推進(2億4,822万円)返礼品の調達費など
     当市の産品や資源の魅力を高め、地域の活性化につなげるため、ふるさと納税を推進します。(寄附金受領目標額:5億円)
  • 上越市産木材の地域内利用の促進(297万円)
     森林資源の循環利用の促進に向けて市内の製材量や木材需要の増加を図るため、市産木材を公共施設に利用します。

基本目標5 次代を担うひとを育むまち

  • 宿泊型産後ケアの実施(92万円)
     現行の訪問型や来所型に加え、新たに医療機関などにおける宿泊型産後ケアを実施します。
  • 産前・産後ヘルパー利用上限時間拡充(194万円)
     育児負担が大きい多胎児の家庭に対して、妊産婦の心身の健康を維持するため、利用時間を拡充します。
  • AI搭載型チャットシステムの導入(574万円)3月補正
     出産や子育てに関する問い合わせに常時対応できるよう、AI搭載型チャットシステムを導入します。
  • 伴走型相談支援の新規相談窓口の開設(6万円)
     妊娠8か月時の相談支援窓口について、これまでの体制に加え、新たにオーレンプラザこどもセンターに開設します。
  • 子どもの学習・生活支援(725万円)
     所得の少ない世帯の子どもに対し、学習支援や基本的な生活習慣の習得を支援します。
  • フリースクールなどの利用支援(145万円)
     フリースクールなどの利用に係る経費の補助について、対象世帯の所得要件を緩和します。
  • 多様な個性を受け止める学びの場のあり方検討(23万円)
     誰一人取り残されない学びの保障に向けて、学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置などを検討します。
  • 外国人などの児童生徒への教育支援(885万円)
     日本語支援が必要な児童生徒が特に多い学校に日本語支援員を配置し、日本語指導や学校生活を支援します。
  • 諏訪・戸野目小学校の統合、里公・上杉・美守小学校の統合(3億9,107万円)3月補正含む
     令和6年度末までに統合に必要な改修工事、整備を完了するとともに、統合前から学校間の交流を促進し、統合後の小学校への円滑な移行を推進します。

令和6年度当初予算の概況

一般会計予算
 1,023億1,903万円(前年度比 7.9%増)
 市民一人当たりでは56万965円(住民基本台帳人口18万2,398人、令和6年3月1日現在)

実質的な一般会計予算額(注)制度融資預託金などを除いた額
 990億6,337万円(前年度比 6.4%増)

令和6年度当初予算の歳入・歳出内訳(グラフ図解)

財政調整基金残高(市の貯金)の状況

財政調整基金残高(市の貯金)の状況(表)
令和4年度末 令和5年度末(見込み) 令和6年度当初(編成時点)
75億9,859万円 56億4,106万円 53億4,948万円

市債残高(市の借金)の状況

市債残高(市の借金)の状況(表)
区分 令和4年度末 令和5年度末(見込み) 令和6年度当初(見込み)
市債残高の状況 1,126億7,000万円 1,064億6,273万円 1,020億7,965万円
 うち通常分 697億2,439万円 660億1,580万円 647億7,010万円
 うち第三セクター等改革推進債を除く 667億1,405万円 650億6,518万円 641億3,635万円

特別会計および事業会計予算(903億3,850万円(前年度比 0.7%増))

市が特定の事業を行う場合、その事業で得られる収入を財源とするため、一般会計とは別に経理を行う会計です。

特別会計予算
特別会計名 予算額 前年度比
国民健康保険 162億685万円 -0.3%
診療所 4億868万円 -5.5%
介護保険 241億1,304万円 -0.5%
後期高齢者医療 27億6,944万円 15.4%
工業用水道事業生産 令和5年度をもって廃止
事業会計予算
事業会計名 予算額 前年度比
病院事業 33億6,071万円 2.7%
下水道事業 205億4,659万円 -2.7%
ガス事業 105億3,713万円 -7.3%
水道事業 123億9,605万円 18.8%

このページに関するお問い合わせ先

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〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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