春日小学校での授業(1枚目)、林泉寺での坐禅(2枚目)
一義会との交流(3枚目)、刀剣鑑賞会(4枚目)
義は、人間の行動・思想・道徳で「よい」「ただしい」とされる概念で、謙信公は、義を重んじた武将とされています。謙信公の居城、春日山城麓の林泉寺には、謙信公自筆と伝えられる「第一義」の額が残されています。「第一義」は、禅の書跡『碧巌録』の達磨太子と梁(中国)の武帝との問答の逸話に出てくる語句で、釈迦のあらゆる事物の心理を表すとされており、この語句は謙信公の思想と人となりを如実に表したものとして広く知られています。
「義の心」の会では、謙信公家訓と伝えられる16箇条の「宝在心」をよりどころとしながら、「義の心」を市内外へ発信しています。特に、市内の子どもたちにわかりやすく「義の心」を伝え、地域への誇りと愛着の醸成を図るための取組に力を入れています。
「義の心」は、謙信公や春日山城とともに市民に親しまれており、上越市教育委員会が市民として大切にしたい規範や心情をまとめた「上越市教育の日」の合言葉のはじめに、「義の心をつなげよう」の言葉を掲げています。
謙信公「義の心」の会
「義の心」を深く検証し、周知することで、豊かな地域社会の発展に貢献することを目的に活動をしています。
戦国乱世に人としての正しい心、義の心を掲げた上杉謙信公。雪国上越だからこそ紡ぐことができた共助の精神であり、これからの持続可能な社会において不可欠な心でもあります。 謙信公は、本当の宝は心に在り「宝在心」と言いました。形ではない上越人の共有の心・義の心が地域の宝に認定されて光栄です。誰一人取り残さない謙信公の義の心の大切さを地元から伝えていき、上越から全国へ発信していきたいと思います。
「上越市「地域の宝」を認定しました。」をご覧ください。