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ダニ媒介脳炎に気をつけましょう

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年8月14日更新

 ダニ媒介脳炎は、ウイルスを保有するマダニに刺咬されることによって感染する疾患で、国内では平成5年に1例、平成28年に1例、平成29年に2例、いずれも北海道において発生が確認されています。
 世界では、中央ヨーロッパ及び東ヨーロッパの多くの国々で流行しており、毎年6,000人~1万人前後の患者が発生しています。
 ダニ媒介脳炎に特異的な治療方法はありません。マダニに咬まれないように注意しましょう。

感染経路

  • ウイルスを保有するマダニに刺咬されることによって感染します。
  • 感染した山羊や羊等の未殺菌の乳を飲んで感染することもあるとされています。
  • 通常、人から人に直接感染することはありません。 

症状及び対応

  • ダニ媒介脳炎にはいくつかの種類があり、主なものとして中央ヨーロッパ型ダニ脳炎と、ロシア春夏脳炎があります。
  • 潜伏期間は、通常7日間~14日間です。
症状発症した場合の致死率
中央ヨーロッパ型ダニ脳炎
  • 発熱、筋肉痛などのインフルエンザ様症状が出現し、2日間~4日間続く。
  • そのうちの約3分の1は髄膜脳炎に進展し、痙攣、眩暈、知覚異常などがみられる。
  • 回復しても数割の人に神経学的後遺症がみられる。

1~2パーセント

ロシア春夏脳炎
  • 頭痛、発熱、悪心等の後、髄膜脳炎に進展する。
  • 回復しても数割の人に神経学的後遺症がみられる。
20パーセント
  • もし発症した場合には、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です。

予防方法

マダニに咬まれない

  • 一般的にマダニは、沢に沿った斜面、森林の笹原及び牧草地等に生息しています。
  • マダニの生息する場所に入る場合には、長袖・長ズボンを着用し、サンダルのような肌を露出するものは履かないようにしましょう。忌避剤の併用も効果が期待されます。
  • 野外活動後は入浴し、マダニに刺されていないか確認しましょう。
  • マダニの咬着が認められた場合は、皮膚科等でマダニの頭部が残らないように除去してもらいましょう。

ダニ媒介脳炎の流行国へ渡航する場合

  • 流行国に行って野外活動を予定されている場合は、全国の検疫所で行っている渡航前の健康相談を利用してください。
  • 帰国時に発熱などの症状がある場合は、検疫所の検疫官に相談してください。

 関連情報

厚生労働省

国立感染症研究所

新潟県