10月27日(金曜日)から29日(日曜日)まで「新潟県原子力防災訓練」が実施され、27日、28日は災害対策本部運営訓練等が、29日は原子力発電所から30km圏内の市町村を対象とした避難訓練等が行われました。
当市では、29日(日曜日)にUPZ(柏崎刈羽原子力発電所からおおむね5~30km圏内)にお住まいの皆さんを対象に屋内退避訓練を実施し、事前に配布した「屋内退避対応マニュアル」に基づき、ドアや窓の戸締りの確認などを一つ一つチェックしながら屋内退避をしていただきました。
また、柿崎区柿崎地区、吉川区旭地区、大島区旭地区、大潟区の2町内会の住民を対象に、「一時集合場所等開設・運営訓練」、「安定ヨウ素剤緊急配布訓練」、「バス・自家用車による一時移転訓練訓練」、「スクリーニング・簡易除染訓練」等を実施しました。
参加者からは、「避難の流れがあまりよく分からなかったので、体験できたのはよかった。」、「実際に事故があった時は地域の高齢者などをスムーズに避難させられるのか疑問に感じる部分もあった。」等の感想がありました。
今回の訓練の内容を検証し、今後の訓練や原子力防災の啓発活動にいかしていきます。
避難準備区域(UPZ) (柏崎刈羽原子力発電所からおおむね5~30km圏内)
(注)1、2の訓練終了後、柿崎区、吉川区、大潟区、大島区の一部町内会を対象に、3から5の訓練を実施しました。
訓練等は、「原子力災害から身を守る4つの行動」をポイントに行いました。訓練の対象地域以外にお住まいの方も、柏崎刈羽原子力発電所で事故が発生した場合に備え、万が一の際に取るべき行動を確認してください。
バスのスクリーニング検査
住民のスクリーニング検査
バスによる一時移転
避難所における受付
普及啓発動画の視聴
訓練後、当市の避難準備区域(UPZ)内にお住まいの方を対象に実施したアンケートの結果がまとまりましたのでお知らせします。
このアンケートの結果を、今後の原子力防災訓練をはじめ、原子力防災訓練に関する各種施策に生かしていきます。