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腸管出血性大腸菌O157による食中毒に注意してください

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年9月28日更新

 腸管出血性大腸菌O157による食中毒が発生しています。

 腸管出血性大腸菌O157の患者数が例年より多く、特に関東地方を中心に発生している同一遺伝子型の事案に関連し、患者の1人が死亡した旨の報道発表がありました。
 腸管出血性大腸菌による食中毒は、無症状病原体保菌者が調理中に食品を汚染する場合や、汚染された食品の殺菌不足等により発生しています。また、家庭内の二次感染の報告もあります。

 腸管出血性大腸菌の予防のポイントは、食品の衛生的取扱いです。通常の食中毒対策を確実に実行し、腸管出血性大腸菌の感染を予防しましょう。

腸管出血性大腸菌O157について

 腸管出血性大腸菌O157は、牛などの家畜や人の腸管内、河川等の自然界にも存在します。毒力の強いベロ毒素を出し、溶血性尿毒症症候群などの合併症を引き起こすことがあります。
 国内で流通している食品の汚染実態を調査したところ、腸管出血性大腸菌O157はさまざまな食品や食材から見つかっています。また、動物からの感染事例も報告されています。

腸管出血性大腸菌O157による食中毒等

 十分な洗浄や加熱などを行われなかった食物を食べるなどして菌が体内に入り、食中毒や感染症を引き起こします。
 多くの場合、4日から8日の潜伏期間をおいて、頻回の水様便で発病し、激しい腹痛、いちじるしい血便となる出血性大腸炎を発症します。また、発熱がある場合もあります。
 まったく症状の出ないものから軽い腹痛や下痢のみで終わるものもある一方、下痢などの初期症状の数日から2週間以内に溶血性尿毒症症候群や脳症などの重症合併症を発症する場合もあり、時には死亡することもあります。
 特に、子どもや高齢者、抵抗力が弱い人は重症化する割合が高いといわれています。

 溶血性尿毒症症候群

 様々な原因によって生じる血栓性微小血管炎による急性腎不全で、貧血、血小板減少、腎機能障害を特徴とします。初期には、顔色不良、乏尿、浮腫、意識障害などの症状がみられます。
 発症すると死亡あるいは腎機能や神経学的障害などの後遺症を残す可能性があります。

予防方法について

 腸管出血性大腸菌O157は他の食中毒菌と同じく、加熱や消毒剤により死滅します。通常の食中毒対策により予防が可能です。
 食中毒は毎日食べている家庭の食事でも発生する危険性がたくさん潜んでいます。
 生野菜はよく洗い、加熱が可能な食品は中心まで十分に加熱しましょう。また、調理前や食事前にはよく手を洗い、調理器具もよく洗い、消毒しましょう。

食中毒予防の3原則と6つのポイント

 次の食中毒予防に関するページを参照してください。

 夏場の食中毒に気を付けましょう

関連情報

 厚生労働省ホームページ(外部リンク)(「腸管出血性大腸菌O157等による食中毒」)